京都“まるごと美術館”2019!「妙顕寺」庭園&アートが必見

京都“まるごと美術館”2019!「妙顕寺」庭園&アートが必見

更新日:2020/03/30 18:09

土庄 雄平のプロフィール写真 土庄 雄平 日本深掘りサイクリスト、樹氷を愛する登山家、B級グルメ探訪家
11月16日から本格的に始まった京都「まるごと美術館」は、普段公開されていない上京区の寺社へ現代アートを展示して行う特別拝観。2019年秋で4回目の開催となりますが、今回は規模が段違い!何と10箇所の会場が設けられ、各々本当にユニークな拝観が楽しめます。中でも、開催当初から参加する「妙顕寺」には、見応えある奇想天外な作品が数多く並び、三つの庭園はどれも絶景!ライトアップも息を呑む美しさで必見です。

新型コロナウイルスの発生と感染拡大に伴う緊急事態宣言が解除されましたが、2020年6月18日(予定)までは一部都道県との間の移動の自粛が求められています。各種報道機関の発表、施設や各自治体のホームページなどで最新の情報をご確認ください。(LINEトラベルjp)
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今ここでしか見られない!上京区「妙顕寺」の庭園と伝統工芸アート

今ここでしか見られない!上京区「妙顕寺」の庭園と伝統工芸アート

写真:土庄 雄平

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鎌倉時代後期、元亨元年(1321)に創建された京都における日蓮宗最初の寺院「妙顕寺」。応仁の乱や宗派間の紛争(天文法難)により長い間、移転を繰り返しましたが、戦国時代には東西は西洞院から油小路、南北は御池から二条にわたる大規模な敷地を有し、豊臣秀吉が京都の宿所として利用していたことで有名です。

今ここでしか見られない!上京区「妙顕寺」の庭園と伝統工芸アート

写真:土庄 雄平

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通常、宿坊について一般公開されていますが、上京区の寺社とアートがコラボした特別拝観・まるごと美術館にて、本堂も含めて広大な伽藍ほぼ全てを拝観することが可能です。

そして、その内容が圧巻!特筆すべきは、職人の街・上京区の伝統工芸をモダナイズした作品群と、堂内の随所に作られている見事な庭園たち。今ここでしか見られない至極のコラボレーションの世界は必見です。

今ここでしか見られない!上京区「妙顕寺」の庭園と伝統工芸アート

写真:土庄 雄平

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そんな妙顕寺の特別拝観は11月16日(土)〜12月18日(日)まで昼の部と夜の部に分かれて行われます。ゆったりとアート作品を観賞したいなら日中・京都ならではの情緒を感じながら楽しむなら夜間がオススメです。

特に夜間には"ライトアップ"も味わうことが可能!見応えのある庭園を数々有す「妙顕寺」だからこそ、夜闇に囲まれながら、情緒深い幻想的な時間を過ごすことができますよ。

伝統と現在が交差する!「妙顕寺」に展示された凄すぎる工芸アート

伝統と現在が交差する!「妙顕寺」に展示された凄すぎる工芸アート

写真:土庄 雄平

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それでは妙顕寺の見所へ移っていきましょう。社務所で拝観料を払って、導線へ従って進んでいくと、まずアートギャラリーへ辿り着きます。まずここが第一のポイントです。お堂の中に展示されている品々は、どれも京都工芸大学校の在学生による工芸作品です。しかしながら、どの作品も伝統的な工芸品から一捻りした個性的なものばかり!

例えば、松井ひかり氏作「日向ぼっこ」は一見可愛らしい猫の人形なのですが、実は和紙を使った作品!和紙ならではの柔らかい質感を生かして、猫のふわふわした毛並みを見事に表現しています。まるで本物の猫がお昼寝をしている姿に、きっと癒されることでしょう。

伝統と現在が交差する!「妙顕寺」に展示された凄すぎる工芸アート

写真:土庄 雄平

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また村上佳誉氏の「蒔絵宝石箱Eye」は蒔絵の作品なのですが、The日本という雰囲気というより、蒔絵の中に宝石を散りばめたような、どこか華やかなでエキゾチックな独特の美しさを秘めています。あらゆる蒔絵技法を駆使したいるのだとか!

伝統と現在が交差する!「妙顕寺」に展示された凄すぎる工芸アート

写真:土庄 雄平

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このように今まで伝統に則って作られてきた工芸品。しかし、そこから自由に発想して、伝統をモダナイズした京都工芸の世界を見せてくれます。こうした試みは、これまで積み重ねられてきた伝統に再度価値を見出すきっかけとなるかもしれませんね!

インパクト大の作品ばかり!「妙顕寺」のインスタレーションが必見

インパクト大の作品ばかり!「妙顕寺」のインスタレーションが必見

写真:土庄 雄平

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寺社とアートがコラボする京都市上京区の特別拝観・まるごと美術館の10箇所ある会場の中で、群を抜く展示数・そしてインパクトを誇るのがこの「妙顕寺」会場!上京区に根付く伝統工芸からインスピレーションした豊かな造形の展示が並びます。

まず注目したい作品が京亀作「霜葉紅」です。なんとお寺の一室の中に庭園が設けられており、しかもそのキャプションの説明には"旅"の一語。何とも斬新すぎる作品ですね!そこに表現されているのは、山から海へと繋がっていく自然の営み。ともすれば、人生の流れのように見えるかもしれません。見る視点や想像によって様々な解釈を促す作品です。

インパクト大の作品ばかり!「妙顕寺」のインスタレーションが必見

写真:土庄 雄平

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また違う部屋へ入ると、部屋一面にカラフルな龍がお出迎え!これは月涛賀ゆう氏の「神々の宴シリーズ=臥龍=」という作品です。通常、寺院に描かれている龍と言えば、迫力のある厳かな龍が多いですが、こちらはポップな色調で塗られているのが特徴!

死生観が色濃く、苦悩から人々を救済する役割を担う"お寺"というシンボリックな場所へ、生きる活力になる美しさ・喜び・希望を表現した龍を見事にコラボレーションさせています。

インパクト大の作品ばかり!「妙顕寺」のインスタレーションが必見

写真:土庄 雄平

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藤井桃子(花背WARA)氏による藁アート「座・Lotus-frills」も必見!実は、古来より生活の至る所に使用されてきたものの、現在ではあまり見られなくなった稲藁を素材に、様々なオブジェを制作しています。

現代では中々触れる機会がない藁やマコモの素材に座って、藁の香りや感触を体感することで、心を癒し、藁細工の造形美はもちろんのこと、使うオブジェとして新感覚に楽しむことのできる作品です。特に藁のソファーは居心地抜群なので、ぜひ寝転がってみてくださいね!

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伽藍内に四つも!?絶景庭園ライトアップを心ゆくまで堪能

伽藍内に四つも!?絶景庭園ライトアップを心ゆくまで堪能

写真:土庄 雄平

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前述してきたように、まるごと美術館の会場の中でも随一のアートの数とインパクトを誇る「妙顕寺」ですが、もう一つ特筆すべき点は、伽藍各所に展開する庭園です。なんと、尾形光琳の屏風絵を元に作庭された「光琳曲水の庭」をはじめとして、坪庭まで合わせると四つもの庭園を有しています。特にライトアップのタイミングには、これらのお庭が見応え抜群!

例えば、メインの枯山水庭園である「四海唱導の庭」は、勅使門を中心に奥行きをもたせ、白砂と緑のコントラスト美しく、上品な佇まいを見せてくれます。ライトアップにより紅葉が夜闇から浮き上がる姿はとても幻想的!

伽藍内に四つも!?絶景庭園ライトアップを心ゆくまで堪能

写真:土庄 雄平

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そしてもう一つのメインのお庭「光琳曲水の庭」は、松の大樹を中心に据えたダイナミックな庭園になっています。もちろん正面からも良いのですが、横から円窓を通してみるスポットがあり、とてもフォトジェニック!静寂な空間で、光に照らされて凛と佇む松を眺めながら、風情ある京都の夜を感じてみてはいかがでしょうか?

伽藍内に四つも!?絶景庭園ライトアップを心ゆくまで堪能

写真:土庄 雄平

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また妙顕寺の伽藍の中央部・廊下に面した「孟宗竹の坪庭」の庭はネスカフェのCMにも使われたことのある知る人ぞ知る名庭。正方形の区画に、苔が繁茂し、そこから美しい青竹が伸びています。建物との調和も京都らしさ抜群で、思わずカメラを構えたくなるスポットです。

どこから見るか、どう見るかによって表情が少しずつ異なるため、趣を感じる角度を探しながら眺めるのがオススメ!

例年進化する!"まるごと美術館"古参の「妙顕寺」

例年進化する!"まるごと美術館"古参の「妙顕寺」

写真:土庄 雄平

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半年に一度行われる、京都の寺社と現代アートがコラボする"まるごと美術館"。2019年秋で4回目の開催となるこの特別拝観は、年々規模が大きくなり、個性豊かなアートが多数展示されるため、ますます目を離すことのできないイベントになってきていますが、その中でも1回目から参加しており、進化が目覚ましいのが今回紹介した「妙顕寺」。

例年進化する!"まるごと美術館"古参の「妙顕寺」

写真:土庄 雄平

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広い伽藍の中を贅沢に使って、上京区の特徴である伝統工芸にフォーカスしたアート作品・インスタレーションが斬新に展示され、妙顕寺の特徴であるバリエーション豊かな庭園を活かしたライトアップも見応え抜群!

さらに10箇所ある会場の中で唯一、本堂も特別公開しており、アート・庭園・寺院全てを堪能することのできる内容になっています。今ここでしか見ることのできない「妙顕寺」の特別拝観へ、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?

妙顕寺の基本情報

住所:京都府京都市上京区妙顕寺前町514
時間:10時〜16時、18時〜20時(11/16〜12/8限定公開)
拝観料:800円
電話番号:075-414-0808
アクセス:地下鉄・鞍馬口駅から徒歩10分、今出川駅から徒歩15分

2019年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2019/11/16 訪問

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