ネパールのエコロジーな宿に泊まる!「ゴルカガウンリゾート」

ネパールのエコロジーな宿に泊まる!「ゴルカガウンリゾート」

更新日:2019/12/11 17:01

菊池 模糊のプロフィール写真 菊池 模糊 旅ライター、旅ブロガー、写真家、古墳ナビゲーター
ネパールの首都カトマンドゥと観光都市ポカラのちょうど中間にゴルカという田舎町があります。ゴルカ王朝発祥地であることから見どころが多く、素敵な宿もあります。中でもゴルカガウンリゾート(Gorkha Gaun Resort)は、エコロジーの宿を標榜し、ネパールならではの山深い野趣が味わえる貴重なリゾートです。都会では体験できない山小屋風の宿に泊まってヒマラヤ滞在を楽しみましょう!
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ゴルカガウンリゾートの概要

ゴルカガウンリゾートの概要

写真:菊池 模糊

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ゴルカの町に至る途中の丘の上にゴルカガウンリゾート(Gorkha Gaun Resort)があります。ここは、エコロジーを実践しており、リゾートホテルの在り方に一石を投ずる貴重な宿です。リゾート地一帯に、大小さまざまな山小屋風ケビンが点在しており、都会のホテルとは全く違った自然と調和した宿泊体験ができるのです。

写真をご覧ください。ここは1〜2名用の小型のケビンで、屋根に見えるのが部屋専用の太陽熱温水器。これにより、一定量の熱いシャワーがいつも供給されます。

また、リゾートの高い場所に太陽光発電パネルが設置され、各部屋に電気が供給されます。ネパールでは、電力供給が十分ではなく、町でも始終停電が起こるのですが、このリゾートでは太陽光を利用したクリーンなシステムが完備しており、停電という事態が起こりません。

ゴルカガウンリゾートの概要

写真:菊池 模糊

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各ケビンは離れており、一番高いところに写真のレストラン棟があります。四季の花々に埋もれており、とても環境の良い展望レストランになっています。食事は豪華ではありませんが味が良く、ビュッフェスタイルなので、量は豊富です。夕食時は、周囲の景色は見られませんが、晴れていれば満天の星空を仰ぐことができます。

また、スタッフは親切で笑顔がいっぱい。態度も控えめで押しつけがましくなくとても好感が持てます。

ゴルカガウンリゾートの概要

写真:菊池 模糊

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レストランの周辺からは昼間は山々が見晴らせます。何よりも素晴らしいのは、日本人が初登頂した8000m級の高峰マナスル山群が見える点です(写真参照)。小屋形式のリゾートなので、ホテルとは称していませんが、実際のところ、マナスル・ビュー・ホテルと言ってもよいくらいです。マナスル山群を眺めながら朝食をいただくのは、至福の時間となります。

部屋はシンプルで清潔な山小屋風

部屋はシンプルで清潔な山小屋風

写真:菊池 模糊

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各部屋は野趣あふれる造りになっています。窓からは花と緑がすぐ側に手に取るように見られ、ベッドや椅子・テーブルなども、木か籐製で、自然の息吹を肌で感じられます。シーツ等も清潔で、山小屋風でありながら、快適な滞在を楽しめます。

部屋はシンプルで清潔な山小屋風

写真:菊池 模糊

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写真をご覧ください。ベッドの右上壁穴には、懐中電灯とロウソクのランプが置かれています。これは、夜にレストラン棟に食事に行く時や夜間の散策に必須のアイテムです。

現代的な利器は他には見当たりません。エアコンも冷蔵庫もテレビも電話もWiFiもありません。夜は星を観察する以外は、早く寝て夜明けの朝日を見ることをお勧めします。日本より暖かいのでストーブもありませんが、厳冬期、夜に寒い場合は「湯たんぽ」が用意されます。

なお、電話はないため、朝はモーニング・コールでなく、モーニング・ノックになります。依頼すれば、たとえば朝6時にドアをトントンとノックしてくれますので大声で「サンキュー」と答えれば良いのです。

部屋はシンプルで清潔な山小屋風

写真:菊池 模糊

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写真は洗面所兼シャワー室です。少しシャワーが高い所にありますので注意して使ってください。各部屋専用の太陽熱温水器のおかげで、湯舟はないものの熱いシャワーが存分に供給されます。

窓の付近をご覧いただければ、意外にレンガ造りの壁の厚みがあるのがお分かりになります。これは、2015年に起こったネパール大地震で被災した経験から、しっかりした構造で再建されたことによります。

鍵は原始的だが確実

鍵は原始的だが確実

写真:菊池 模糊

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ユニークなのは各部屋の鍵。外からは鉄の長い棒をドア金具の穴に通して、端を南京錠で止める仕組みです。原始的ですが、オートロックで締め出される恐れもなく、確実な施錠です。

鍵は原始的だが確実

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部屋の内側からの施錠は、木製かんぬきを横に通して閉め込むだけ。非常にシンプルですが、きっちりと造られており、安全確実な方法になっています。

鍵は原始的だが確実

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リゾートの丘一帯は自然が豊かで景色も最高です。北側にはマナスル山群をはじめとするヒマラヤの高峰が連なり、東側は朝日が昇る丘が見えます(写真参照)。ぜひ早起きされ、ご来光を拝みましょう。

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風景と自然を楽しむ

風景と自然を楽しむ

写真:菊池 模糊

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西側の風景も良いものです。集落が点在するゴルカの町が見え、朝靄や雲海のある素敵な写真が撮れます。すぐ手前には村の家々も見え、子どもたちの元気な声も聞こえます。

このリゾートでは、なるべくネパールの現地の生活が感じられるよう工夫されており、食事に出される素材も可能な限りリゾートで作られています。たとえば、豆類や穀物類の田畑も周辺にあり、トウモロコシが干されており、鶏が飼われ玉子も日々収穫され朝のオムレツに供されます。

エコロジーの宿というポリシーが貫徹されており、都会的な豪華ホテルが好きな人には向きませんが、自然が好きなアウトドア派には断然おすすめできる宿泊施設となっています。

風景と自然を楽しむ

写真:菊池 模糊

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花や野鳥や昆虫の好きな人にも最適です。昼間は鳥や蝶が飛び回り、夜は窓のすぐ近くでたくさんの虫の声が聞こえます。部屋には、ヤモリが這い回ることがありますが、害はないので追い出さないでください。

写真は、部屋の前で撮影したヒマラヤコヒオドシ(Nymphalis ladakensis)という蝶で、とても可憐な風情です。日本のコヒオドシとは近縁種で、高山や高原で見られるもの。ゴルカは山に近い田舎なので、このヒマラヤコヒオドシをはじめとする、高山性の蝶が見られるのが興味深いです。

風景と自然を楽しむ

写真:菊池 模糊

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野鳥も多く、朝は鳥の天国となります。写真は、現地で一番多い野鳥でルビーと呼ばれています。和名はインドハッカ、英名はIndian Mynaで、日本でいえばムクドリにあたる生態系を占める鳥です。珍しい種類ではシキチョウやオオゴシキドリが見られ、稀ですがヤツガシラも飛んでくることがあります。

このように、野鳥や蝶は綺麗で花とも調和しますので、ぜひ積極的に写真におさめてください。日本では見られないものばかりなので、良い思い出となります。

ガウンリゾート近辺の観光地

ガウンリゾート近辺の観光地

写真:菊池 模糊

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ゴルカガウンリゾートに泊まって、エコロジーをテーマに学ぶとともに、せっかくゴルカまで足を運んだので、周辺の観光もしてみましょう。

ゴルカから10キロほど離れた場所に、有名なヒンズー教寺院マナカマナがあります。ここには願いを叶えてくれるというヒンズー教の女神マナカマナが祀られており、ネパールのみならずインドからの参拝客が殺到する人気の霊場です。

ゴルカへ行く途中の山道を長く歩いて登る難所でしたが、近年ロープウェイが開通し、わずか10分程度で参詣できるようになりました。寺院内にはヒンズー教徒しか入れないものの、途中の参道の賑わいや、山や谷の美しい景観、そして派手な寺院は一見の価値があります。

ガウンリゾート近辺の観光地

写真:菊池 模糊

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ゴルカは18世紀にネパールを統一し、2008年まで全土を支配したゴルカ朝(シャハ王朝)の発祥の地で、その旧王宮を見ることができます。山の上にあり、アクセスがやや難しいですが、ゴルカのシンボル的な観光地です。砦か山城のようで、2015年のネパール大地震の震源地に近かったことから大きな被害が出て、現在も荒廃した場所が多く、兵(つわもの)どもの夢の跡といった雰囲気です。

ガウンリゾート近辺の観光地

写真:菊池 模糊

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ゴルカの町には、ゴルカ博物館があります。ゴルカ朝の道具などを集めており、大砲や鉄砲などの兵器も見られます。これは、ゴルカ朝の兵士がネパール山岳民族特有の尚武の気性を持ち精強であったことから、イギリスの傭兵として大活躍したことによります。その傭兵はゴルカがなまった「グルカ兵」と呼ばれ、第二次世界大戦では日本軍とも交戦しました。

ゴルカガウンリゾートの基本情報

住所:Shikhar-08,Laxmi Bazar,Gorkha,Nepal
電話番号:+977-9801-001-166
アクセス:定期バスで、カトマンズまたはポカラからバンディプルまで約3時間30分
ローカルバスで、バンディプルからドゥムレ、アブカイレニ経由でゴルカまで約2時間30分

2019年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2019/11/13 訪問

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