写真:土庄 雄平
地図を見る五島列島の世界遺産の中で、最も知られた"頭ヶ島天主堂"へ最もアクセスしやすいのが、中通島の「有川港」。佐世保・長崎の二つの港から渡航することができますが、長崎発のフェリーがなく、徒歩でしか乗船できないことに注意が必要です。長崎から訪れる場合は、現地でレンタカーを借りるのがベターでしょう。
写真:土庄 雄平
地図を見る「有川港」を起点にしたプランとしてオススメなのは、上五島の教会堂巡り!前述した「頭ヶ島天主堂」は勿論のこと、上五島には他にも"青砂ヶ浦教会"や"大曽教会"といった見応えのあるカトリック教会が存在しており、地域ごとに特色のある五島のキリシタン文化へ触れることができます。
写真:土庄 雄平
地図を見るまた港周辺に美しい自然が根付いているのもポイント!港から少し西に行った場所にある「蛤浜海水浴場」は五島を代表するビーチの一つとして知られます。他にも、スカイブルーと白砂のコントラストが美しい「ハマンナ」や、城塞のような景勝地「矢堅目」など穴場な絶景スポットも数多く有しています。
<有川港の基本情報>
住所:長崎県南松浦郡新上五島町有川郷578-36
電話番号:0570-017510
アクセス:(1)長崎港から九州商船の高速船で約1時間40分、1日往復2〜3便 (2)佐世保港から九州商船のフェリー・高速船で1時間半〜約2時間半、1日往復4便(内2便は高速船で車乗車不可)
写真:土庄 雄平
地図を見る五島列島のうち、最も北にある中通島で、有川と並んで欠かせない港が「奈良尾港」!長崎とフェリーで繋がっているため、マイカーで五島へ行くことでき、加えて下五島(福江島)へフェリー・高速船でアクセスしやすいため、連休を使って五島列島を訪れるときには、必ずと言って良い程使うターミナルと言えるでしょう。
写真:土庄 雄平
地図を見るこの「奈良尾」の特徴と言えば、まさに五島屈指の絶景を数々有しているということ!奈良尾港の背後にある"米山展望台"からは、若松の瀬戸を俯瞰する大パノラマが広がり、港からやや北部にある"高井旅海水浴場"は地元民に愛される美しいプライベートビーチです。
写真:土庄 雄平
地図を見る中でも特にお勧めしたいのは、奈良尾から車で15分程、中通島の西海岸にある「桐集落」!エメラルドグリーンに輝く入り江は思わず見入ってしまう美しさ。点在する家屋や、漁船が連なる風景も旅情抜群です。
<奈良尾港の基本情報>
住所:長崎県 南松浦郡新上五島町奈良尾郷982
電話番号:0570-017510
アクセス:(1)長崎港から九州商船のフェリーで約2時間半、1日往復1便 (2)福江港から九州商船フェリーで約2時間半、1日往復2便
写真:土庄 雄平
地図を見る中通島と橋でつながる五島列島で北から二番目の“若松島”。島全体がとても入り組んだリアス式海岸になっているため、あまり町は発達せず、手付かずの自然が残る離島です。そんなこの島の南部「土井浦港」は、下五島(福江島)そして、世界遺産の教会・江上天主堂を有す奈留島とフェリー・高速船で繋がる貴重なターミナル。
写真:土庄 雄平
地図を見る「土井浦」自体は、他のターミナルに比べて、とてもこぢんまりとした港町で、漁村らしさが残ります。集落を一望できる"土井ノ浦教会"からの眺めは絶景!また、この教会はステンドグラスがとても美しいので必見です。
写真:土庄 雄平
地図を見る他にも、五島で獲れる赤ウニをふんだんに使ったウニ丼を食べることのできる「五島えび屋」が有名です。癒しの自然景観を楽しみ、五島の豊かな海の幸へ味覚で触れる!五島列島の旅の途中に、ぜひ立ち寄って欲しい素朴な魅力が光る港町と言えるでしょう。
<土井浦港の基本情報>
住所:長崎県南松浦郡新上五島町若松郷
電話番号:0959-72-8151
アクセス:福江港から五島旅客船の高速船ニューたいようで30分〜1時間、1日往復2便 ※車の場合、フェリー・ブルーオーシャンに乗って、若松港で下船。若松港から車で10分
写真:土庄 雄平
地図を見る五島列島の中央部に位置する“奈留島”。あまり知られていませんが、実は五島有数の絶景や、世界遺産「江上天主堂」を有すポテンシャルの高い離島です。島への出入りは、奈留島港の1ターミナルのみですが、土井ノ浦港(若松島)&福江港(福江島)と繋がっており、特に後者とのアクセスが抜群!
写真:土庄 雄平
地図を見る「奈留島港」は、こぢんまりとした離島らしい風景が今でも根付いており、船から降りると同時に旅情が高まります。海と漁船と家々が織りなす風景に癒されましょう!奈留島はコンパクトな島なので、車なら1日もあれば十分に回ることが可能です。
写真:土庄 雄平
地図を見る奈留島だからこそ見られる絶景は数々ありますが、特にオススメは江上天主堂よりさらに北へ行った場所にある「ノコビ浦の防風堤」!大串集落の裏手を上がれば、そこには小さな入り江の先にダイナミックな大海原が広がります。この景色変化のギャップが堪りません。
他にも奈留千畳敷や城山展望台、宮の浜海水浴場など見逃せない景勝地が多数あるので、効率よく回ってくださいね!
<奈留島港の基本情報>
住所:長崎県五島市奈留町泊
電話番号:0959-72-8151
アクセス:(1)福江港から五島旅客船の高速船・ニューたいようで30分、1日往復2便 (2)福江港から五島旅客船のフェリー・ブルーオーシャンで約1時間、1日往復2便
写真:土庄 雄平
地図を見る五島列島で一番南部にある"福江島"。この島の玄関口となっている「福江港」は、五島列島で最大の港であり、五島列島の旅ではほぼ必ず利用することになります。雰囲気としては離島というより、都市といった感じが強いものの、随所にかつて城下町だった名残が垣間見える点が魅力です。
写真:土庄 雄平
地図を見るそんな「福江」ですが、グルメ・絶景・温泉と旅の満足度を高める要素がバランス良く散りばめられているのが嬉しいところ。特に「鬼岳」は、東部のどこからでも望むことができ、福江のアイデンティティとなっています。特に、南部の鐙瀬からのどかな畑越しに眺める風景には心癒されることでしょう!
写真:土庄 雄平
地図を見るグルメでは福江港周辺に、名産「五島牛」の焼肉を振る舞う店が軒を連ねます。ジューシーで脂がとろける絶品のお肉は、五島を訪れたら一度ぜひ食べたいところ。福江島を回りながら、ここで一泊して最高の晩餐を楽しんでみませんか?
<福江港の基本情報>
住所:長崎県五島市東浜町2-3-1
電話番号:0959-72-2191
アクセス:(1)長崎港から九州商船のフェリーで3時間〜4時間、1日往復2便 (2)長崎港から九州商船のジェットフォイルで約1時間20分、1日往復3便 (3)若松港から五島旅客船のフェリー・高速船で1時間45分、1日往復3便(内1便は高速船で車乗船不可)
旅行先として注目されるようになったのは、まだ最近の「五島列島」。長崎本土からさらに西方へ位置するため、僻地として認識されがちですが、実は長崎まで出れば後は簡単にアクセスできます。そして辿り着けば、そこには目を疑う海の色や、圧倒的な自然美が広がり、この地ならではの隠れキリシタンの文化が根強く残っているのです。
日本の他の地では絶対に出会うことのできない、まさに楽園のような世界がそこにはあります。ぜひ、今回紹介した港を足掛かりとして、五島列島に冒険へ出てみませんか?
2019年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/3/19更新)
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