知られざる国ベラルーシの首都「ミンスク」おすすめスポット

知られざる国ベラルーシの首都「ミンスク」おすすめスポット

更新日:2020/01/22 12:24

大竹 進のプロフィール写真 大竹 進 元旅行会社勤務、元旅行専門学校講師
世界最北の内陸国ベラルーシ。950万人の人々が本州より少し狭い国土に生活していますが、その首都がミンスクです。町は1000年もの歴史を持ちますが、国土はロシアやポーランド、ドイツ等の国々の領土となった後にソビエト連邦の一員になり、ソ連崩壊後独立しました。第二次世界大戦で市街が完全に破壊されたため、戦後スターリン様式で再建されたソビエトのテーマパークとも呼ばれるミンスクについてご紹介します。
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独立広場

独立広場

写真:大竹 進

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ミンスクの中心地の一つである独立広場。周囲には政府関係の建物や教会が建ち並んでいますが、広場の地下はショッピングモールになっています。
ガラスのドームの様に見えるのは、ショッピングモールの天井部分で、この下に3層吹き抜けの近代的なモールが広がっています。

独立広場

写真:大竹 進

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独立広場の一角に国会議事堂があります。議事堂の中央上部には大きな国章が掲げられ、国章の上にはベラルーシ国旗が翻っています。
国会議事堂の前には、他の旧ソ連の国々では殆ど撤去されてしまったレーニン像が、ソ連時代と変わらずに置かれています。

独立広場

写真:大竹 進

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地下にあるショッピングモール天井のガラスのドーム周囲には噴水が配され、中央では鶴が羽ばたいています。正面の高層ビルはミンスクの地下鉄公社本社で、ビルの上部には聖母を天使が取り囲むデザインのミンスクの市章が掲げられています。

広場の周囲にはミンスクの主要な建物が並んでいますが、何れもライトアップされ、夜景も素敵な広場です。

聖シモン・聖エレナ教会

聖シモン・聖エレナ教会

写真:大竹 進

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独立広場に面して建つ聖シモン・聖エレーナ教会。赤レンガで造られているため通称「赤い教会」と呼ばれています。1910年に地元の有力貴族が幼くして亡くなった二人の子供を悼み、その名を付けて建設した教会です。
ゴシック様式とロマネスク様式が混ざり、複雑な造りになっています。

聖シモン・聖エレナ教会

写真:大竹 進

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教会の内部は、他の教会では見られない幕が天井から各方向へ伸び、ステンドグラスや天井もユニークなデザインで装飾されています。

聖シモン・聖エレナ教会

写真:大竹 進

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聖シモン・聖エレーナ教会は様々な様式で造られているため、見る方角によって色々な形に見えますが、殊に黄昏時の空に映える教会は幻想的です。
教会の敷地には長崎の浦上天主堂から贈られた鐘があり、そこに広島、長崎、福島の土を入れたカプセルが埋められています。

独立大通り

独立大通り

写真:大竹 進

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独立広場の前にはミンスクのメインストリートである独立大通りが8kmにわたって延び、整然とした街並みを形作っていますが、その一角にあるこの堂々たる建物はミンスク郵便局です。

独立大通り

写真:大竹 進

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独立大通りに面して建つクリーム色の荘厳な建物はKGB本部です。他の旧ソ連諸国ではとっくに廃止された組織が、ベラルーシでは今もそのまま残り、通りや広場の名前も旧ソ連時代から変わらないものが多く見られ、ソビエトのテーマパークと呼ばれるのも頷けます。

独立大通り

写真:大竹 進

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ミンスクには地下鉄が2路線走っていますが、その内の1路線が独立大通りの下を走っています。ホームにはソ連時代そのままの鎌とハンマーの共産党のシンボルや、レーニンの浮き彫りが残されています。

ベラルーシ国民はこの様なものをわざわざ撤去するのが面倒で、道路や広場の名前の変更などにもあまり関心が無いとの事で、共産党色や旧ソ連色を排除しようとしている他の旧ソ連の国々とは随分違います。

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十月広場

十月広場

写真:大竹 進

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ミンスクは第二次世界大戦で以前の面影を全く留めない程に破壊されたため、戦後完全な計画に基づいて町の復興が行われ、市街はスターリン様式のビルが整然と立ち並ぶ街並みになっています。

独立大通りはその典型で、広い通りの両側には高さの揃った重厚感の漂うビルが建ち並んでいます。独立広場から独立大通りを約600m進むと、ロシア革命に因んで名付けられた十月広場に出ます。

十月広場

写真:大竹 進

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十月広場にはベラルーシの道路元標が置かれています。日本では東京の日本橋にありますが、ベラルーシの道路元標はとても立派で、ここがベラルーシ国内の道の起点になるという事が実感出来ます。

道路元標の奥に見えるのは共和国宮殿です。宮殿と言っても王族が居住していた建物ではなく、2000年に完成しコンサートホールとして使われているもので、日本で言えば文化会館的な建物です。
旧共産圏の国々ではこの様な公共建築を「宮殿」と呼ぶ事が多く、ミンスクでもこの例に倣っています。

十月広場

写真:大竹 進

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十月広場の右手には荘重なギリシャ神殿風の建物があります。広場の正面にある共和国宮殿と比べると、この建物の方が余程宮殿に見えますが、劇場でも博物館でもなく、なんと労働組合会館です。旧共産圏の国ならではの建物ですね。

国立図書館と栄光の丘

国立図書館と栄光の丘

写真:大竹 進

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この一度見たら忘れない変わったデザインの建物は、ミンスク市民に「ダイヤモンド」と呼ばれて親しまれているベラルーシ国立図書館です。現在の建物は2006年に完成したものですが、図書館には1922年創設以来蒐集された800万もの資料が収められています。

一見それ程大きくは見えませんが、22階建てで最上階73mの展望台から周囲のパノラマを楽しむ事ができ、夜間にはこの「ダイヤモンド」の表面を使った光のショーが行われます。

<ベラルーシ国立図書館の基本情報>
開館時間:10:00〜18:00
休館日:月
入場料:1時間3ベラルーシ・ルーブル(約150円)、展望台は別途2ベラルーシ・ルーブル(約100円)

国立図書館と栄光の丘

写真:大竹 進

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ミンスク国際空港近くにあるこのモニュメントは栄光の丘と呼ばれ、ソビエトの対独戦争における解放記念碑です。

国立図書館と栄光の丘

写真:大竹 進

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ミンスク国際空港は市の中心から約40km程離れた所にありますが、空港周辺には日本では見られない広大な小麦畑や菜の花畑が広がり、空港への行き帰りにも豊かな田園風景が楽しめます。

“ソビエトのテーマパーク”ミンスク

ミンスクは第二次世界大戦で完全に破壊されたため戦後スターリン様式で再建されましたが、ソ連崩壊による独立後も市内にはレーニン像が置かれ、通りや広場の地名もソ連時代のままのの所が多く、ソビエトのテーマパークとも呼ばれています。
隣国ウクライナでは民族主義が非常に強いのに対し、ベラルーシはソビエト時代を肯定的にとらえる国民性もあり、ソ連崩壊後に創設された独立国家共同体本部もミンスクに置かれています。

一方、市内には戦前の街並を再現したトラエツカヤ旧市街区などもあり、ミンスクでは新旧の街並を楽しむ事が出来ます。
日本人がまだ余り訪れていない町ミンスクを、一足早く訪れてみませんか。

2019年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2019/07/13 訪問

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