甘々娘(かんかんむすめ)とはフルーツのように甘いトウモロコシで、市川三郷町みたま地区で最初に作られたスイートコーン。糖度はメロンと同じくらい高く、生でも食べられるのが特徴です。
収穫祭は、甘々娘の販売と市川三郷町の特産物の販売がメイン。ステージイベントなどはほぼありませんが、1箱が通常よりもお買得価格になるのでスイートコーンファンがたくさん集まってきます。
お祭りの開始時間、つまり販売開始時間(例年だと9時頃)には、すでに長い行列が出来ており、買いに来た方たちは販売が開始されるのを今か今かと待っています。写真のように、2012年の収穫祭当日は雨が降ってましたが、天候が悪くても皆さんお構いなしです。
販売開始とともにものすごい勢いで売れていきます。基本的には箱買いですが、2箱3箱は当たり前!運びやすいようにとカートやリアカーまで出動して買いに来る方もいらっしゃいます。
この方たちは決して特殊ではなく、どちらかというとこの祭りではスタンダートな買い方ですので、たくさん買いたい方は恥ずかしがらずに持ってくるのがオススメです。また、購入後は宅配も出来ますので、荷物の多い旅の途中にふらっと寄ってたくさん買っても安心です。
会場には試食用の小さいゆでもろこしも用意されています。こちらは開始1時間ほどでなくなってしまいます。また、販売用として焼きもろこしもあります。つぶが大きめで食べると甘いジュースが飛び出します(^^)
もちろん焼きもろこしも香ばしくておいしいですが、甘々娘の本領を味わいたいならゆでもろこしがオススメです。ゆでた方が甘々娘の甘みをより一層感じることが出来ます。
その他会場では、甘々娘のヤングコーン詰め放題や玉ねぎ詰め放題、もろこしの収穫体験などもできます。
唯一のステージイベントとして、甘々娘の早食い競争が行われます。1本をどれだけ早く食べられるかを競争します。スピードも大事ですが、どれだけキレイに食べられるかも勝負のポイントで、早くても食べ方が汚いと負ける可能性がありますのでご注意を。
子どもの部・女性の部・大人の部があるので、家族でふるって参加してみてはいかがでしょうか?
最後はワタクシ、ウェブ山梨案内人としてこのスポットの山梨の中での総合評価をお伝えします。
山梨では他でもスイートコーンの収穫祭が行われており、とよとみの「スイートコーン収穫祭」(品種:ゴールドラッシュ)、中道の「もろこしフェア」(品種:きみひめ)と並び「山梨3大コーン祭り」と呼んでいます。どの祭りも6月ですが、同じ日に開催される事がないので、日程的に難しいのであれば他の祭りに行くのもいいかもしれません。
また、甘々娘は会場の近くの温泉施設「みたまの湯」でも販売されています。甲府盆地を見渡せる絶景風呂ですのでお立ち寄りください。
甘々娘収穫祭の開催日や臨時駐車場については「MEMO」から町のウェブサイトをご確認ください。
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(2024/10/14更新)
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