來宮神社は熱海にあり、樹齢2100年を超える大楠がパワースポットとして有名な神社です。伊豆半島の根っこにあるため、交通の便も良く、多くの参拝者でにぎわいます。
來宮神社では、お正月には、本殿に通じる参道に参拝者が長い行列を作るので、早めの時間に参拝がおススメ。車で行く場合、神社には無料駐車場があり、来宮駅にも市営駐車場はありますが、お正月は非常に混み合います。電車で行く場合の最寄駅は来宮駅。熱海駅から来宮駅まではJR伊東線で2分です。来宮駅から來宮神社までは徒歩5分ほどになります。熱海駅から歩く場合は來宮神社まで徒歩20分程度です。
來宮神社といえば、樹齢2100年を超える大楠が有名ですが、道路から本殿に至る参道沿いには、樹齢1300年以上の「第二大楠」も。大楠ほどではありませんが、こちらもかなり大きく、木の幹には落雷による大穴があき、黒々とした焼け跡が今も残ります。幹に大穴があいているにもかかわらず、未だ元気で、青々とした葉を茂らせています。
來宮神社の御祭神は大巳貴命・日本武尊・五十猛命の3柱。大巳貴命は別名オオクニヌシノミコトといい、商売繁盛や身体強建にご利益があるといわれています。縁結びにもご利益が。日本武尊(ヤマトタケルノミコト)は三種の神器のひとつ、草薙剣の逸話で知られる武勇と決断の神様。五十猛命は樹木保護の神様として知られます。本殿脇には來宮弁財天もあり、こちらもチェック!芸能上達・立身出世にご利益があるといわれています。
歴史の教科書でお馴染みの平安初期の大将軍・坂上田村麻呂ゆかりの神社としても知られています。
本殿の裏手にあるのが、有名なパワースポットであるご神木の大楠です。この大楠は、昔から厚く敬われ、信仰の対象ともなってきました。テレビや雑誌でも何度も紹介されています。高さ26メートル・幹回り24メートルの大楠は樹齢2100年を超え、鹿児島県姶良市の「蒲生の大クス」に次ぐ、日本で2番目に大きな木であり、国の天然記念物に指定されています。
健康長寿・心願成就にご利益があるといわれる大楠ですが、間近で見ると、迫力満点!木の幹には龍と蛇の形が浮き出ている箇所がありますので、探してみては。大楠の周りをひとまわりすると、1年寿命が延びるとも、心の中で願い事を思いながらまわると願い事がかなうとも言われています。周辺は緑も多く、ご神木にふさわしい、清浄な空気に包まれています。
お正月に來宮神社を訪れて、一年の幸運を大楠に願ってみてはいかがでしょうか?
お正月には、お守り、破魔矢、熊手などいろいろな縁起物が販売されますが、來宮神社では、萩の枝に、上新粉でできた玉や小判、タイなどをつけた、カラフルなまゆ玉を販売しています。
提供元:来宮神社
http://www.kinomiya.or.jp/黄・赤・青・緑・紫などポップな色合いのまゆ玉は巫女さんが11月頃から12月まで交代で作る、お正月の風物詩です。サイズは数種類あり、人気があるため、早めに売り切れてしまいます。
提供元:来宮神社
http://www.kinomiya.or.jp/お正月は、12月31日9:00〜1月1日19時まで開いています。夜間ライトアップは通年行われており、お正月期間中もライトアップされているため、境内はお正月らしい雰囲気に包まれています。ライトアップは17時から23時までです。
初詣を來宮神社で済ませた後は、熱海駅周辺を散策してみるのはいかがでしょうか。近頃人気が再燃している熱海。熱海駅周辺は大きくリニューアルされています。駅前で手軽に熱海のお湯を楽しめる足湯スポット「家康の湯」や、地元熱海のお土産や伊豆の名産を扱う土産物屋や飲食店が入った駅ビル「ラスカ熱海」、散策しがてらお買い物や食事を楽しむことができる商店街などがありますので、お正月でも楽しめます。
熱海の土産を探すも良し、駅前の商店街をそぞろ歩くのも良し。伊豆で採れたおいしい魚料理を食べても良し。お正月から初春の熱海を満喫しちゃいましょう!
住所:静岡県熱海市西山町43−1
電話番号:0557-82-2241
アクセス:JR熱海駅からJR伊東線に乗り換え、来宮駅下車徒歩5分。または熱海駅から徒歩18分。
バス:熱海駅から十国峠行きまたは西山循環に乗車、来宮神社前で下車。約20分。
2019年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/4/17更新)
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