和歌山城の石垣に衝撃スクープ!小人が石階段を歩いてる!?

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和歌山城の石垣に衝撃スクープ!小人が石階段を歩いてる!?

和歌山城の石垣に衝撃スクープ!小人が石階段を歩いてる!?

更新日:2014/05/26 10:13

旅人間のプロフィール写真 旅人間 トラベルライター、旅ブロガー

和歌山のシンボル的存在でもある和歌山城に来たら、ぜひ石垣に注目してみてください。この石垣は3種類あり、豊臣秀吉の時代から、関ケ原、そして徳川時代までの移り変わりの様子が見てとることが出来るのが特徴。
そんな石垣を見て歩いてると、目を疑うばかりの小人に遭遇することが出来るかも!?歴史探訪の中に、癒しの出会いが!これもまた旅の醍醐味ですね。それでは、和歌山城の紹介です。

徳川御三家のひとつ和歌山城!

徳川御三家のひとつ和歌山城!

写真:旅人間

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緑茂る虎伏山に白亜の天守閣がそびえる美しい和歌山城は、1585年に豊臣秀吉が築城の名人藤堂高虎に命じて築城されたのが始まりでした。その後、関ヶ原の戦いで功をたてた浅野幸長が入城し、徳川時代になった後は、徳川家康の第10男である頼宣(よりのぶ)が入城しました。この頼宣が入城してからは、紀州55万5千石となり、水戸・尾張と並ぶ徳川御三家のひとつとして、徳川幕府を支えてゆきます。
そして、徳川8代将軍の吉宗、14代将軍家茂を出し、和歌山城は西日本を監視する大きな役割を担ったお城として大いに栄えたのです。

和歌山城の石垣は時代の変化を物語っています。

この和歌山城は、石垣を見て時代の変化を感じ取ることが出来ます。つまり「豊臣秀吉の時代」「関ヶ原の合戦以降から豊臣家滅亡までの時期」、そして「徳川の時代」は、それぞれ石の種類や積み方、工法などが違い、時代の流れとともに技術の進歩を見ることが出来ます。

まず最初に、豊臣秀吉の時代に築かれたときの石垣は、地元産の緑泥片岩(りょくでいへんがん)と呼ばれる紀州の青石が使われました。この青石は、現在の岡公園にある岩山から採石されたものと言われています。この緑泥片岩は、縦にもろく、割石を横にして積む「野面積み(のづらづみ)」を採用されました。積み方を見ると、とても荒々しい感じがしますね。

その一方で、少し整頓された石垣も見られます。これは「打ち込み接ぎ(うちこみはぎ)」と言われるもので、関ヶ原の合戦以降、江戸時代初期に石の表面を荒く加工して積まれたものになり、友ヶ島で採れる和泉砂岩(いずみさがん)を主に使った石垣となります。

和歌山城の石垣は時代の変化を物語っています。

写真:旅人間

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徳川時代になると、石垣は美しい城壁のように変わっていきます。

大坂夏の陣で豊臣家が滅亡し、徳川の時代となると石垣に使う石切の技術も進化してきます。この頃には、花崗岩巨石の「切り込み接ぎ(きりこみはぎ)」の工法が採用されるようになりました。城壁の美しさが印象に残りますね。

徳川時代になると、石垣は美しい城壁のように変わっていきます。

写真:旅人間

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和歌山城から徒歩10分ほどの場所にある石切り場跡

和歌山城の石垣で、豊臣秀吉の時代に「野面積み(のづらづみ)」をされた時に使用された紀州の青石と呼ばれる緑泥片岩(りょくでいへんがん)の石切り場は、和歌山城から徒歩10分ほどの場所にある岡公園に今も残っています。
この場所に来ると、大きな石がゴロゴロと横たわり、石を切り出す時に出来た歯型のような跡が所々に見ることが出来ます。また、ここで切り出された石は、天守閣や本丸周辺などの石垣に用いられています。

和歌山城から徒歩10分ほどの場所にある石切り場跡

写真:旅人間

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「小人が石階段を歩いてる姿」に見える木の根!

このように和歌山城に来たら、石垣を見て回るのがおすすめです。そして、天守閣から裏坂と呼ばれる石階段を下り、二の丸庭園の手前くらいの場所に目をやると・・・

石階段から木が生えてると思えば、そのスグ下にはまるで、小人が石階段を登ってるように見える場所が!小さな体を一生懸命押し上げて階段を登ろうとしてるように見える姿は、後ろから見てると、思わず「頑張れ!」と声をかけたくなるほどリアル。木の根が作り出した小人はとても可愛く、これぞまさに、神様がくれた旅における癒しの出会いと言えるでしょう。

「小人が石階段を歩いてる姿」に見える木の根!

写真:旅人間

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和歌山城は心落ち着く、大自然に満ちた癒しの場所

お城と言えば歴史が中心に感じてしまいますが、この和歌山城は歴史と言うよりも石垣のある大自然の公園と言うような印象が残る場所です。そして、この和歌山城は地元和歌山の方々の憩いの場として、とても暖かい雰囲気の場所でもあります。
少しゆっくりしたい時、ぶらり散歩するのに最適で、小人の形をした木の根との出会いは、更に癒しを与えてくれます。和歌山方面に来ることがあれば、ぜひ一度和歌山城に足を運んでみてはいかがでしょうか。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/05/17 訪問

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