写真:小野 雅子
地図を見る慣れない街での観光やショッピングは、いつでもドキドキわくわく。未知の場所へ行くのは楽しいと同時に、ちょっと冒険ですよね。その点「ザ・モール・アテネ」は自他ともに認める方向音痴の方でも安心!なんたって最寄り駅のプラットフォームに降り立つと、もう見えるんです(笑)。
写真:小野 雅子
地図を見るアテネ中心部から向かう場合は地下鉄1号線のキフィシア行きに乗って、ネラツィオティッサ駅で降りましょう。この1号線はグリーンラインとも呼ばれ、その通称どおり地下鉄路線図でも緑色なのですぐ分かります。
またアテネの公共交通機関バス、地下鉄、路面電車すべてに使えるプリペイド方式のアシーナカードは、市街観光の強い味方。なるべくアテネ到着早々に駅で購入しておくのがベストです。
写真:小野 雅子
地図を見るそもそも当初は2004年に開催されたアテネ五輪のジャーナリストや関係者のための宿泊施設として予定されていた場所だったため、今でも駅やショッピングセンターからオリンピック・スタジアムがよく見えます。また現在では大物ミュージシャンのコンサートやサッカーなどの試合に利用されており、アテネ市民にとってお馴染みのエリアです。
写真:小野 雅子
地図を見るネラツィオティッサ駅で電車を降りたらこのユニークな建物が見えるので、決して迷う心配はありませんね。ショップや飲食店に映画館など約200店舗が入っており、アテネでは最大規模のショッピングセンターです。
写真:小野 雅子
地図を見るショップはファッション関係が多く「GAP」「ZARA」「Nike」のように日本でも愛されているブランドが色々。また最近は惜しくも日本から撤退することになった「American Eagle」もギリシャでは健在です!
とはいえ、せっかくですからこの国オリジナルのブランドにも注目してみませんか?衣類の「Attrattivo」「Helmi」、靴・バッグならば「Haralas」「Fratelli Petridi」などアテネ女性に人気のショップが色々。またギリシャ生まれの自然派コスメを扱う「Fresh Line」もお勧めです。
写真:小野 雅子
地図を見るまた地階には大手スーパーマーケットの「Sklavenitis」もありますので、お土産に向いたお菓子などが見つかる筈。例えばチョコレートならば「Lacta」や「Ion」それに青いパッケージが目を引く「Pavlides」は売れ筋ナンバーワンを競うブランド。リーズナブルなお値段で、バラマキ土産にもぴったりですよ!
写真:小野 雅子
地図を見るまた館内には有料ベビーシッター施設や、広々としたスペースにソフト素材遊具が充実している3歳児〜8歳児向けの屋内プレイグラウンド「ルナパーク」もあります。上手に利用すればお子様を買物に付き合わせるよりも、親子双方にとってストレスフリーでしょう。もちろん大きな玩具店もありますし、「レゴストア」による思いっきりレゴで遊べるプレイファクトリーはいつも子供たちに人気です。
写真:小野 雅子
地図を見るショッピングの合間にはカフェやスイーツ休憩も楽しみたいですよね。甘党大国ギリシャで代表的なお菓子は、ピスタチオやアーモンドなどのナッツ類やシロップを多用したパイ菓子バクラヴァや、胡麻をメインにした干菓子ハルヴァ。しかし甘いだけではなく、自然素材の滋味豊かな風味が特徴です。
各種ケーキとクッキーを取り揃えたパティスリーの隣ではアイスクリーム屋さんが盛況と、スイーツ好きには嬉しいラインナップです。
写真:小野 雅子
地図を見る甘いものと同じくらいギリシャ人の生活に欠かせないのは、ゆっくりお喋りに花を咲かせられるカフェ。この「ザ・モール・アテネ」内では3階にカフェが集中しており、お馴染み「スターバックス」からギリシャのコーヒーチェーン「エヴェレスト」「フローカフェ」、またコーヒーとともに食事メニューも一杯ある「ビー・ツィンズ」など。中でも屋外バルコニー席もあり明るく開放的な「フローカフェ」は、のんびり寛いだ雰囲気でお勧めです。
写真:小野 雅子
地図を見るいっぽうフードコートではフライドチキン大御所「KFC」や、地元っ子に根強い人気を誇るハンバーガーチェーン「グッディーズ」といったファストフードが中心。ピザやクレープ屋さんもあります。
しかし何といってもギリシャ人が愛してやまないグルメといえば、スブラキと総称される炭火焼きの串刺し肉料理!このフードコートでも「ラディケリガニ」や「イロス・プロエドリコス」で焼き立ての美味しいスブラキをご賞味できますよ。
写真:小野 雅子
地図を見る多くのお店で供するスブラキは、ポークかチキンの最低でも2択。でもお店によってはラムやビーフもチョイスできる場合があります。串刺し1本は1.50ユーロ前後が平均的ですがサラダ、ピタブレッド、フライドポテトなどと盛り合わせたメニュー(7〜8ユーロ)や、ピタブレッドでくるんだラップ状(4〜5ユーロ)も。ぜひお腹の空き具合と相談してからどうぞ!
写真:小野 雅子
地図を見る春夏は暑く、また秋冬でも温暖な日が多いアテネ。冷たいビールや白ワインはファストフード店であっても扱っている場合が殆どです。松脂入りでユニークかつ爽やかな後味が特徴のレッツィーナワインも、スブラキに代表されるギリシャ料理にとてもよく合いますよ。グラス2杯ほど分の小瓶はランチにちょうど良い量なので、さっぱり白ワインがお好みならばお試しあれ。
さて以上、駅近ショッピングにグルメ&カフェ活と満足度の高い「ザ・モール・アテネ」をご案内いたしました。ご滞在中に一度、立ち寄ってみませんか?!
住所:The Mall Athens, Andrea Papandreou 35, Marousi 151 22
電話番号:+30-21-0630-0000
アクセス:地下鉄1号線ネラツィオティッサ駅から徒歩1分
2019年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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この記事を書いたナビゲーター
小野 雅子
国際結婚・海外での育児・また国際離婚を経たイギリス生活は、かれこれ25年以上となりました。ロンドンに長らく住んでいましたが、2017年に現パートナーとともにイングランド西部ウィルトシャー州へ移住。現在…
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