初期ロマノフ王朝の雰囲気を体感!モスクワ「アレクセイ・ミハイロヴィチ帝の宮殿」

初期ロマノフ王朝の雰囲気を体感!モスクワ「アレクセイ・ミハイロヴィチ帝の宮殿」

更新日:2019/12/02 15:32

豊島 リューバのプロフィール写真 豊島 リューバ ユーラシアの言語と文化の愛好家
1613年から始まったロシアのロマノフ王朝。その首都として有名なサンクトペテルブルクは1703年に設立された都市ですが、それ以前はモスクワが首都でした。サンクトペテルブルクに都が遷る前のロマノフ王朝はどのようなものであったのでしょうか?それを知ることができる場所が「アレクセイ・ミハイロヴィチ帝の宮殿」です!
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見た目もユニークで可愛らしい!

見た目もユニークで可愛らしい!

写真:豊島 リューバ

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「アレクセイ・ミハイロヴィチ帝の宮殿」は、広いコローメンスコエ公園という場所にあります。コローメンスコエ公園には入り口が二か所ありますが、宮殿に近いのが、カシルスカヤ(Kashirskaia)駅から徒歩数分の場所の入り口です。宮殿はユニークな形をしており、見た目もとても可愛らしいです。

見た目もユニークで可愛らしい!

写真:豊島 リューバ

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宮殿の名前となっているアレクセイ・ミハイロヴィチ帝(在位:1645−1676年)は、サンクトペテルブルクを設立したピョートル大帝のお父さんであり、初代ロマノフ皇帝ミハイル・ロマノフの息子です。アレクセイ・ミハイロヴィチ帝の時代、モスクワのロマノフ王朝は最盛期を迎えました。

宮殿はアレクセイ・ミハイロヴィチ帝の時代の宮殿を2000年代に再現したものです。宮殿はエカテリーナ二世の時代に壊されましたが、当時の図案が残されていたために、忠実に再現されています。

宮殿は現在ミュージアムになっており、写真の場所でチケットを買うことができます。ここまで来たら、ぜひ中へ入ってみましょう!驚く世界が待っています!

見た目もユニークで可愛らしい!

写真:豊島 リューバ

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ミュージアムに入場する前の入り口の扉には、ロシア帝国の様々な地域の紋章等が装飾されています。例えば写真左上の2匹の熊が書かれた絵はノヴゴロドです。各絵の隣には古いロシア語が書いてあります。

出迎えてくれる扉から楽しむことができます。内部の撮影OKです!それでは早速中へ入ってみましょう!

壮麗さに圧倒される、ツァーリの食事の間

壮麗さに圧倒される、ツァーリの食事の間

写真:豊島 リューバ

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入って右側の部屋が、まさに「アレクセイ・ミハイロヴィチ帝の宮殿」のハイライトといえる、ツァーリの食事の間です。壮麗な装飾に目が釘付けになること間違いなしです!

真ん中の方の立派な囲いの中に、アレクセイ・ミハイロヴィチ帝を再現した等身大パネルが設置されています。周りにはツァーリの護衛やボヤーレと呼ばれた貴族たちの等身大パネルが設立されています。

壮麗さに圧倒される、ツァーリの食事の間

写真:豊島 リューバ

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部屋の中には、ツァーリ(皇帝)と貴族たちが食べていたものが再現されています。よく見てみると、おいしそうな物もあれば、現代の私たちにはちょっと不思議な食べ物もあります。

壮麗さに圧倒される、ツァーリの食事の間

写真:豊島 リューバ

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壁や天井の装飾もじっくり見て、飽きることはありません。シャンデリアが吊るされた天井には顔が書かれた太陽、そしてその周りには星座の絵が描かれています。

ツァーリやツァーリを取り巻く人々の服装、装飾の数々をじっくり眺めてみましょう。後のロマノフ王朝の西欧宮廷文化と違った、初期ロマノフ王朝の独特な雰囲気を体感することができます。

この部屋だけでも大満足ですが、まだまだ宮殿の見どころはたくさんあります!

ツァーリの日常を垣間見る

ツァーリの日常を垣間見る

写真:豊島 リューバ

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先ほどのツァーリの食事の間を出て、今度は左へ。そうすると、初期ロマノフ王朝の宮廷文化を再現した展示が始まります。展示の中で、ロマノフ王朝初期のツァーリの日常を知ることができる展示を紹介します。

写真はツァーリの玉座です。玉座の上には、ロマノフ王朝のシンボル双頭の鷲がついていますが、周囲の装飾と合わせると、どこかアジア的な雰囲気が感じられます。

ツァーリの日常を垣間見る

写真:豊島 リューバ

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こちらはツァーリのベッドです。こちらもやはり西欧宮廷のベッドとは違います。

ベッドの長さを見てみると、ツァーリは身長が低かったのかな?と感じるほど短いです。

ツァーリの日常を垣間見る

写真:豊島 リューバ

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ツァーリとその家族たちが使用していた浴場も再現された部屋もあります。木でできた樽風呂が、どこか日本の昔のお風呂に似ているように感じさせられます。

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ツァーリをとりまく女性たちの暮らし

ツァーリをとりまく女性たちの暮らし

写真:豊島 リューバ

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初期ロマノフ王朝の宮殿では、女性と男性の部屋がきっぱり別々に分かれていました。宮殿内では、初期ロマノフ王朝のツァーリの妻や娘たちの暮らしぶりを再現した場所もあります。

部屋の内部は、ツァーリの食事の間の雰囲気に似ており、壮麗な装飾が施されています。

ツァーリをとりまく女性たちの暮らし

写真:豊島 リューバ

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写真の等身大の像では、ツァーリの家族の女性たちの装いが再現されています。

初期ロマノフ王朝の皇帝一家の女性の衣装は、西欧宮廷でイメージされるものとは随分違うことがうかがえます。

ツァーリをとりまく女性たちの暮らし

写真:豊島 リューバ

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こちらも、壁や天井の装飾を見ることをお忘れなく!

写真は天井に描かれた絵で、夏のイメージ画です。夏なのに厚着をした人が書かれています。他の季節のイメージ画もあり、冬のイメージ画には冬なのに夏みたいな恰好をした人が描かれています。

バルコニーからの美しい眺めを!

バルコニーからの美しい眺めを!

写真:豊島 リューバ

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宮殿内を見学する時、バルコニーに出てみましょう!バルコニーに出るには少し追加料金がかかります。チケット売り場で宮殿内見学とのセット券を購入することができます。

バルコニーからの美しい眺めを!

写真:豊島 リューバ

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バルコニーから眺める景色はとても美しいです。冬で雪が降った後の晴れの日は、このように雪を頂いた宮殿の景色を見ることができます。

アレクセイ・ミハイロヴィチ帝の宮殿の基本情報

住所:Andropova pr-t, 39, str.69, Moscow
電話番号:+7-499-782-89-03

2019年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2018/02/01−2018/02/28 訪問

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