写真:Chanos Maya
地図を見るニコシア市内にはヴェネツィアの時代、16世紀の城壁が今も残されています。その城壁の内側は城壁よりもさらに古い時代の建造物が残る旧市街です。先史時代からヨーロッパとアジアの真ん中に位置し、文明の十字路として様々な文化が混ざりあってきたキプロス。ニコシアの旧市街もイスラム教のモスクと教会が隣り合わせに建つ、印象的な街並みが広がります。
ニコシアを観光するなら、動きやすい旧市街を拠点にして滞在するのがおすすめ。旧市街には観光客向けのホテルが多数ありますが、どれも似たような地元の会社や個人が経営する2つ星から3つ星のホテルがほとんどです。
歴史的、また複雑な政治的背景もあり、キプロスには外資系のホテルはほとんど進出していません。首都のニコシアにはオフィスビルが集まる新市街に世界的チェーンのホテルが1件あるだけです。ひいきのホテルチェーンもないとなると、決め手がなかなかないのが実情です。
写真:Chanos Maya
地図を見るそんなニコシア旧市街の真ん中に位置するセントラムホテルなら多くの必見スポットは徒歩圏内。
16世紀に建てられた「ファネロメニ教会」や、おしゃれなブティックやカフェが並ぶメインストリートの「レドラ通り」も歩いて数分のところにあります。食事やお土産探しにも困らないロケーションです。
セントラムホテルはキプロス共和国側のニコシアに位置していますが、旧市街北側の、世界でトルコにしか認められていない未承認国家、北キプロス・トルコ共和国へ入国できる「クロスポイント(国境)」へも歩いて10分ほど。クロスポイントは世界で唯一の2カ国に統治されている首都を実感することのできる、ニコシア観光のハイライトです。
写真:Chanos Maya
地図を見るセントラムホテルは19世紀の建物がリノベーションされてできたホテルです。ホテル内でところどころで見かける美しいレンガの壁や、木枠の窓、真っ青なブルーが美しいバルコニーは、当時のオリジナルがそのまま残され、使われています。
またホテル内には、かつてキプロスで使われていた古いキッチン用品や農具などが展示されています。使い込まれ磨かれた銀のような美しさのあるそれらのアンティークは、ホテルのオーナーが所有するもの。博物館がそのままホテルになったような雰囲気です。
写真:Chanos Maya
地図を見るセントラムホテルの滞在は基本的に朝食付きです。ホテル内のレストラン「ビザンティノ」の朝食もセントラムホテルの自慢の一つ。
天井からツタの絡まったグリーンが屋根がわりになっている半テラス席と、アンティークのインテリアがかわいらしい屋内のテーブル席が用意されています。お天気がいい日にはテラス席で、行き交う人々を眺めながらのんびりとした朝を過ごすのにぴったりです。
温かいコーヒーとともに、卵料理やベイクドポテトなど定番の朝ごはんのメニューが並びます。温かいお料理のほかにも、チーズやハムなどのコールドカット、ハンドメイドのビスケットなど食後のスイーツも用意されており、居心地がよくてついつい長居してしまいそうです。
写真:Chanos Maya
地図を見るビザンティノではふらりと朝食を食べにやってくるローカルの姿も見かけます。ホテル内の小さなレストランの朝食が地元の人にも知られ、愛されているのは、地元産の食材がたっぷり使われた伝統的なキプロスの朝食がいただけるから。
ヤギのミルクと牛乳で作られるハルミチーズやオリーブ、キプロス産小麦とオレガノをたっぷりつかったパンなど、伝統的なキプロスの朝食メニューもたくさん並びます。素朴だけれども、ヘルシーで味わい深いキプロススタイルの朝食とともにニコシアの1日をスタートしましょう。
セントラムの朝食は、キプロス政府による「キプロスブレックファーストプロジェクト」にも認定されています。地元の生産者をサポートし、世界からやってくるゲストにキプロスの食文化の魅力を伝えるプログラム。これに認定されたレストランでは、朝食を通じてキプロスのユニークな食文化を知ることができます。
写真:Chanos Maya
地図を見る一番下のカテゴリのお部屋「スタンダードルーム」でもとても広々。バスルームにはバスタブもついて、観光で疲れた体もすっきりリフレッシュ。シッティングスペースも確保され、コーヒー&紅茶のセットと電気ポット、ミニバー(冷蔵庫)も用意されています。Wi-Fiもすべてのゲストルームで利用ができます(無料)。
白いすっきりとしたインテリアでまとめられたゲストルームには大きな窓が付き、とても明るい印象です。一部のゲストルームにはバルコニーがついていて、通りを行きかう人のにぎやかな声が聞こえてきます。
セントラムホテルにはファミリールーム、またライティングデスクが備わったエグゼクティブルームのカテゴリもあり、ファミリー、お友達同士、ビジネス、どんな旅のスタイルにも合う滞在ができるのも魅力です。
世界的にもあまり知られていないキプロスの首都ニコシアを巡るなら、旧市街中心に位置するセントラムホテルがおすすめです。多くの見どころから徒歩圏内で観光に便利なロケーション。ゲストルームの設備などはモダンでありながら、ホテル内のいたるところで感じるキプロスの歴史や文化。ホテルで毎朝いただける、地中海式ダイエットにも通じる滋味に富んだキプロス伝統の朝食。
お手頃な値段で、ユニークな島の珍しい首都をじっくり満喫できるホテルに滞在しませんか?
2020年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/3/18更新)
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