写真:Lily T
地図を見るこんぴらさんが最も栄えたのは江戸時代中期で、お伊勢参りと同時に庶民の間で信仰が広がり「こんぴら参り」が大流行しました。
その様子は、歌川広重作「東海道五十三次」や「東海道中膝栗毛」などにも描かれているほどです。飼い主がお参りに行けない時は、犬が代参してご利益を頂いてきました。
11世紀の初め琴平山(像頭山)の中腹に創建された金刀比羅宮は、その昔琴平神社(ことひらじんじゃ)と呼ばれていました。その後明治元年の神仏分離令により「金刀比羅宮」と改名され、現在に至っています。
写真:Lily T
地図を見るこんぴらさんへの参拝は参道口から御本宮まで785段、そして奥社まではなんと1368段もある石段が待ち受けています。ものすごい数の石段ですが、香川へ来たらこんぴらさんはぜひとも訪れたいところです。
写真:Lily T
地図を見る参道を歩いていると、一番はじめに見えてくるのが「大門(おおもん)」です。
水戸光圀の兄である初代高松藩主、松平頼重が寄進しました。二層入母屋造、瓦葺の総門で、これより先は境内になります。
写真:Lily T
地図を見る頑張って石段を登ってやっと見えてきた大門!ここまでで365段。御本宮まであと約半分です。
大門を後にして石段を上り、しばらくすると見えてくるのが「旭社(あさひしゃ)」です。40年の歳月をかけて1837年に完成し、見事な装飾が施されています。国の重要文化財にも指定されている旭社は高さ18メートルもあり、実際に見るとその大きさにも感動します。
ここまでで628段。御本宮まであともう少しです!
785段の石段を上ると見えてくるのが、「御本宮」です。海抜251メートルに位置する檜皮葺造りの荘厳な社殿は、1878年に改築されました。
ご祭神は大物主命(オオモノヌシノカミ)で、海上交通の守り神です。その他、家内安全や五穀豊穣などのご利益があります。
写真:Lily T
地図を見る石段を登り切った達成感もあり、見事な社殿を見るととても気持ちが良いでしょう。すぐ近くには展望台もあり、讃岐平野や瀬戸大橋を望むことができます。
写真:Lily T
地図を見る電車の場合、最寄り駅はJR琴平駅と琴電(ことでん)琴平駅があります。JR琴平駅からは、表参道まで徒歩で約20分。琴電琴平駅からは、徒歩約15分で到着します。
車の場合は、近くの有料駐車場を利用できます。近い駐車場は表参道まで徒歩約1分の場所にあり、とても便利です。
参道には老舗のみやげ屋さんやお食事処が軒を連ねる「こんぴら門前街」があり、とても風情あります。旅行の思い出に、お土産など見てみてはいかがでしょうか?
写真:Lily T
地図を見る今回は御本宮まで紹介しましたが、時間や体力に自信がある方はぜひ奥社への参拝もおすすめします!
香川へ旅行の際は、是非ともこんぴらさんへ足を運んでみてください!
住所:香川県仲多度郡琴平町892-1
電話番号:0877-75-2121
参拝料金:無料
営業時間:
御本宮 6:00〜17:00(10月〜3月)6:00〜18:00(4月〜9月)
奥社 8:30〜17:00 ※年末年始などは変動あり
定休日:年中無休
2019年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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この記事を書いたナビゲーター
Lily T
世界遺産に訪れたことがきっかけで、旅行が好きになりました!それ以来、国内、海外問わず、世界遺産を訪れて旅行を満喫しています。世界遺産をはじめ、家族で気軽に行ける公園などのレジャースポットや、神社仏閣を…
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