岐阜・夏の風物詩「ぎふ長良川鵜飼」は日本が誇る伝統!!

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岐阜・夏の風物詩「ぎふ長良川鵜飼」は日本が誇る伝統!!

岐阜・夏の風物詩「ぎふ長良川鵜飼」は日本が誇る伝統!!

更新日:2014/06/02 13:02

毎年5月11日から10月15日の間、毎日(中秋の名月と川の増水時を除く)行われる「長良川鵜飼」。1300年以上の歴史を持ち、古典的な装束を身に着けた「鵜匠」が鵜を使い魚を捕る古典漁法を現在に伝えています。篝火が闇夜を照らし、幻想的な世界へと誘う「ぎふ長良川鵜飼」を紹介しましょう!

長良川鵜飼の鵜匠は「国家公務員」

長良川鵜飼の鵜匠は「国家公務員」
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現在、長良川で鵜飼を行う鵜匠は9名のみで(岐阜市長良に6名、関市小瀬に3名)全国で唯一「宮内庁式部職鵜匠」の身分を与えられた国家公務員なのです。

そのため、観光用の鵜飼だけでなく、宮内庁が指定した漁場(現在は長良川流域の2か所のみ)で、古代漁法そのままに「鵜飼漁」をする「御料鵜飼」も毎年8日間行われ、獲れた鮎は宮内庁へと献上されています。

伝統に則って行われる長良川の鵜飼漁に携われるのは、鵜匠の家に生まれた長男のみ。完全世襲制の中、現代まで受け継がれている伝統文化なのです。

長良川の鵜飼いを楽しむには

長良川の鵜飼いを楽しむには
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まずは、観覧の予約について。岐阜市鵜飼観覧船事務所のウェブ上か電話で予約を取ることが可能です。開催期間中は通常1日1回、19:30分頃に鵜飼が始まります。この時間に合わせ、観覧船(乗合船)の出船が3回(18:15〜、18:45〜、19:15〜)あります。
※夏休み期間中の土曜日を中心とした納涼鵜飼期間中のみ1日2回鵜飼を行います。

出船の15分前までに、鵜飼観覧船事務所で受け付けをします。18:15の出船の前、17:45頃から乗船場で鵜匠による鵜飼の説明が行われます。遅い時間の出船に予約をしていても、もちろん見学は可能。「鵜飼とは?」の説明を聞いてから乗船すると、より一層鵜飼が楽しめるのでおススメです。

鵜飼が始まるまでの過ごし方も楽しみのひとつ

鵜飼が始まるまでの過ごし方も楽しみのひとつ
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18:15に出船する乗合船では、船上で過ごす時間が長いので、仕出し弁当など各自用意して乗船するのがおススメです。長良川に漂う船上で食事をしながら、暮れゆく岐阜の街並や、金華山の風景も楽しめます。

18:45、19:15出船の乗合船では、出船までの間、乗船場から西に続く川原町の散策がおススメです。川原町は平成26年3月に「国重要文化的景観」にも選定された歴史情緒溢れる街並み。格子戸が印象的な古い日本家屋が残り、岐阜の伝統工芸品のひとつ「岐阜うちわ」の店やカフェ、お土産物店などが営業しています。

打ち上げ花火で始まり、篝火が消され終わる

打ち上げ花火で始まり、篝火が消され終わる

提供元:岐阜市

http://www.gifucvb.or.jp/

鵜飼開始の合図として、花火が4発あがります。合図と共に、篝火を焚いた鵜舟が上流から川を下り、観覧船のすぐ目の前で鵜飼を始めます。このように、観覧船に乗って鵜飼漁の見物は江戸時代に始まったとのこと。昔ながらの装束を身に着けた鵜匠と鵜の姿が、篝火に照らされ闇夜に浮かび上がる幻想的な光景は、一見の価値ありです。

鵜舟と並走しながら漁を見る「狩り下り」(天候や川の状態で出来ない場合もあります)の後は、いよいよクライマックス「総がらみ」です。「総がらみ」とは、6隻の船が横並びになり協力しあいながら漁をすることです。1300年前にはまだ、網がなく手縄(たなわ)につながれた鵜が網の役割をしていたとのこと。漁を終えた鵜舟の篝火が消され、鵜飼が終了し鵜舟が上流に戻っています。

鵜飼と併せて訪れたい「長良川うかいミュージアム」

鵜飼と併せて訪れたい「長良川うかいミュージアム」
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長良川うかいミュージアムは、長良川の鵜飼を「護り」、「伝え」、「広める」ために、平成24年8月1日にオープンした施設です。本物の鵜舟をステージに置き、鵜鵜匠の一日、鵜飼漁の流れを映像で紹介したり、鵜匠の装束、鵜の生態などが学べます。鵜飼のもう一人の主役、ウミウも飼育しており、間近で見ることも出来ます。また、展示室入口の前にある景観ラウンジでは、岐阜市が誇る「長良川と金華山」の美しい景観を楽しむことも出来ます。

最後に

およそ1300年前から伝統を守り、日本の代表的な伝統文化である「長良川鵜飼」。時の権力者、織田信長や徳川家康に守られてきた鵜飼ですが、明治維新と共に保護がなくなり衰退してしまいましたが、明治23年、宮内庁式部職鵜匠の身分を与えられ復活し、その伝統が現在まで受け継がれています。また、この鵜飼漁の伝統文化が、国重要文化的景観に選ばれた重要な要素でもあります。

1300年の間守り受け継がれてきた「長良川の鵜飼」で、優雅な時代に思いをはせ幽玄の世界を、是非体験してみてください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/05/16−2014/05/24 訪問

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