京都府北部の「大江山連峰トレイル」1泊2日の歩き方はコレだ!

京都府北部の「大江山連峰トレイル」1泊2日の歩き方はコレだ!

更新日:2019/12/26 18:09

SHIZUKOのプロフィール写真 SHIZUKO 舞台演出者
近年、日本各地でも整備が進められているロングトレイル。トレイルとは、登山道のみならず、里山を含め、その地に根付く生活や文化を体感しつつ「歩き・体験する」ことが出来る道のこと。世界的な観光地・京都でも「京都縦貫トレイル」構想が進捗中。その中核をなす「大江山連峰トレイル」も、登山道だけではなく、山麓を通る古道歩きが魅力的。「大江山連峰トレイル」の東側を歩く1泊2日のモデルコースをご紹介します。
こんなに安い!新幹線プランでお得に京都へ(AD)
LINEポイント還元中!旅行代10万円×還元率10%なら10,000ポイントもらえる!※一部サービス・取り扱い旅行会社のみ 詳しくはこちら

大江山連峰トレイルって?

大江山連峰トレイルって?

写真:SHIZUKO

地図を見る

京都府北部の鬼伝説で有名な「大江山」を通る「大江山連峰トレイル」。福知山市、与謝野町、宮津市、舞鶴市を通る84キロ・全13ルートが2018年に「大江山連峰トレイル」として開通しました。

大江山連峰トレイルって?

写真:SHIZUKO

地図を見る

「赤石ヶ岳」から「千丈ヶ嶽(大江山)」を極め「普甲峠」へ至るルートは、酒呑童子伝説で知られ、かつてより多くの人に登られていました。2018年に普甲峠から東側の「杉山」を経由して「宇野ヶ岳」「赤岩山」へ至る登山道が整備され、大江山連峰トレイルの背骨ともいえる全長約16kmの縦走路「赤赤縦走路」が完成。

大江山連峰トレイルって?

写真:SHIZUKO

地図を見る

と同時に、平安時代から江戸時代に多くの人が歩いた歴史ある古道「今普甲道」「元普甲道」「ダイラ道」の魅力的な全長約29kmの3つの古道ルートも整備開通。

赤赤縦走路へのアプローチルートと天橋立を望む「天橋立トレイルルート」の9ルート約39kmを合わせ、多彩なコース設定が楽しい大江山連峰トレイルです。

1日目は2つの古道「今普甲道(宮津街道)」「元普甲道」を

1日目は2つの古道「今普甲道(宮津街道)」「元普甲道」を

写真:SHIZUKO

地図を見る

1日目は、江戸時代に参勤交代にも使われた「今普甲道」から「普甲峠」を通り、「元普甲道」を下って「上宮津地区」まで行ってみましょう。

宮津藩主の参勤交代に使われた今普甲道は、江戸時代初期に元普甲道が険し過ぎると新しく作られた道。1メートル幅の苔むす石畳が途切れ途切れに続いています。府道9号線が開通した後も、昭和初期までは地域の生活道として使われていましたが、近年、通る人も途絶え、草に埋もれてしまっていたところを、地元の人々の手によって整備がすすめられ、古道として往時の姿をよみがえらせました。
こんなに安い!新幹線プランでお得に京都へ(AD)

1日目は2つの古道「今普甲道(宮津街道)」「元普甲道」を

写真:SHIZUKO

地図を見る

古道沿いにポツンポツンとある集落を通る時、ふと交わす地元の方との会話に、この街道を大切にされている思いが溢れています。

何度か府道を歩き、道はいよいよ山中に。「蛇紋岩」という滑りやすい岩が目立つ道。1時間半ほどで雲海の名所「砥石岳」を見渡すポイントに到着。このポイントには車で来ることが出来るので、雲海の出やすい秋の早朝はカメラマンに大人気です。

1日目は2つの古道「今普甲道(宮津街道)」「元普甲道」を

写真:SHIZUKO

地図を見る

もうひと登りして、旧大江山スキー場のゲレンデを下ると「普甲峠」に到着。その先、15分ほど杉山林道という舗装道路を歩くと「茶屋ヶ成」に。ここからの眺望が1日目のハイライト。眼下には宮津湾。左端にはまっすぐに伸びる日本三景・天橋立が!その向こうには、舟屋で有名な伊根湾の入り口にある青島も見えます。

絶景を楽しみ、お昼ご飯を食べたら、「元普甲道」をかつて鉱山があった「金山」へ。金山から道は再び今普甲道に合流し「上宮津地区」へ。元普甲道にも石畳が残っていますが、今普甲道に比べて狭く、人一人がやっと通れる幅しかありません。

夜は宮津でイタリアンナイト&民泊

夜は宮津でイタリアンナイト&民泊

写真:SHIZUKO

地図を見る

上宮津で立ち寄りたいのが「盛林寺」。本能寺の変の後、山崎の戦に敗れ殺された明智光秀の首塚があることで有名なお寺。手入れの行き届いた庭には、自然の水流が利用され、とても落ち着ける場所です。

<盛林寺の基本情報>
住所:京都府宮津市字喜多696
電話番号:0772-22-4481
アクセス:京都丹後鉄道宮福線喜多駅から徒歩10分

夜は宮津でイタリアンナイト&民泊

提供元:aceto(アチェート)

https://www.aceto.jp/地図を見る

盛林寺から歩いて10分、電車に乗って宮津へ。夕食は、古い商家をリノベーションしたイタリアンレストラン「aceto(アチェート)」で。アチェートはイタリア語で「酢」という意味。120年以上続く宮津のお酢屋さん・飯尾醸造が、食で地元を活性化させたいと2017年に開業。

シチリアで修業し、東京で20年腕を振るってきたシェフ重康彦さんが作る美しくて多彩な味のお酢イタリアンは絶品。ニンニクや油をほとんど使っていないので、素材の味が美味しく引き立ちます。わざわざ宮津まで食べに出掛けても惜しくないお店、お勧めです。

<aceto(アチェート)の基本情報>
住所:京都府宮津市字新浜1968
電話番号:0772-25-1010
営業時間:月・火曜日定休、水〜日18:00〜23:00(最終入店20:30)
アクセス:京都丹後鉄道宮福線宮津駅から徒歩10分

夜は宮津でイタリアンナイト&民泊

写真:SHIZUKO

地図を見る

宿泊は「宮津ゲストハウス・ハチハウス」で。ハチハウスは、オーナーの実家を地域の方々の手で改修。2015年にオープンした、ほっこりできるお宿。

お値段は1泊4000円。丸テーブルのある広いリビングに、USBポートが完備された広めのベッド。からだの大きな人でも手足を十分伸ばして眠れます。その日出会った旅人との会話も、大切な旅の思い出です。

<ハチハウスの基本情報>
住所:宮津市字蛭子1104
電話番号:080-1430-3521
アクセス:京都丹後鉄道宮福線宮津駅から徒歩15分

LINEポイント還元中!旅行代10万円×還元率10%なら10,000ポイントもらえる!※一部サービス・取り扱い旅行会社のみ 詳しくはこちら

2日目は「上宮津・杉山エコミュージアム」

2日目は「上宮津・杉山エコミュージアム」

提供元:上宮津 杉山エコガイドの会

https://www.facebook.com/kamiyazusugiyama/?ref=aym…地図を見る

2日目は2019年10月に完成した「上宮津・杉山エコミュージアム」へ。ミュージアムといっても、大江山連峰トレイルの東端、杉山の中腹から頂上にかけての、天然上宮津杉の巨樹が群生しているとても貴重な場所のこと。

千手観音杉、マンモス杉、ワイワイ杉など、なるほど!と納得の個性的な姿をした樹齢300年以上の巨樹群は見応え十分。

2日目は「上宮津・杉山エコミュージアム」

写真:SHIZUKO

地図を見る

背の高いネマガリダケに覆われ、その姿が見えなかった杉の巨木たち。地元の方々が整備を行い晴れてミュージアムとして再生。

雪に覆われた杉の上部を人々が生活資材として使い、その下の部分がいろんな形に育ちました。

2日目は「上宮津・杉山エコミュージアム」

提供元:上宮津 杉山エコガイドの会

https://www.facebook.com/kamiyazusugiyama/?ref=aym…地図を見る

ミュージアムを楽しんだ後は、宇野ケ岳の山頂へ。気持ちのいい展望を楽しんだら、赤岩山の山頂を経て、舞鶴側の西方寺平へと下ります。

※「上宮津・杉山エコミュージアム」へは、茶屋ケ成から歩いていくことが出来ますが、少し時間がかかります。また、滑りやすく、判りにくい部分もあるので、ぜひ地元のガイドさんと一緒に登りましょう。ガイドツアーなら、杉山林道ゲートから林道終点まで車で行くことが出来ます。この山を知り尽くしているガイドさんと歩くと、山と人間の関わりや、歴史・文化など楽しく役に立つ話がきけるので、山の楽しみが倍増します。

<上宮津 杉山エコガイドの会の基本情報>
住所:京都府宮津市小田231(上宮津地区公民館)
電話番号:0772-22-2415

地域の農業農村活性化拠点「大庄屋上野家」へ

地域の農業農村活性化拠点「大庄屋上野家」へ

写真:SHIZUKO

地図を見る

舞鶴側の西方寺平に降りた後は「加佐地域農業農村活性化センター・大庄屋上野家」へ。

江戸時代の茅葺きの古民家。由良川流域14ケ村の庄屋を取りまとめた大庄屋です。屋敷や蔵は国の有形登録文化財、書院作りの庭園は京都府の指定文化財に登録されています。

<加佐地域農業農村活性化センター大庄屋上野家の基本情報>
住所:京都府舞鶴市字西方寺285
電話番号:0773-60-8200
アクセス:京都丹後鉄道宮津線「大江」駅またはJR山陰線舞鶴線「西舞鶴」駅よりタクシーで約20分

地域の農業農村活性化拠点「大庄屋上野家」へ

提供元:寒山拾得

https://kwanzanjittoku.com/地図を見る

トレイル後に宿泊される場合は、地元の猟師・清水祐輔さんが営む農家民宿「拾得」がおすすめ!

狩猟で得た野生鳥獣を素材としたジビエ料理は、管理・調理が難しく食べる機会が少ないもの。「拾得」では解体処理施設「寒山」にて丁寧にさばいたジビエ料理を味わうことができます。事前に問合せれば、狩猟体験もできます。

地域の農業農村活性化拠点「大庄屋上野家」へ

写真:SHIZUKO

地図を見る

近年、野生鳥獣による被害は農林業や自然環境にとって大きな問題。そんな状況に風穴を開ける一つの道。料理上手な奥様・雅さんのジビエを楽しんでみてください。

<寒山拾得の基本情報>
住所:京都府舞鶴市西方寺780
電話番号:080-5350-0647
アクセス:京都丹後鉄道宮津線「大江」駅またはJR山陰線舞鶴線「西舞鶴」駅よりタクシーで約20分

「大江山連峰トレイル」を楽しみましょう

「大江山連峰トレイル」の東半分をご紹介しました。山中だけではなく、麓に降りて、そこの文化や人々と出会うことがロングトレイルの大きな楽しみ。地図読みに自信ない人は、必ず、地元のガイドさんと歩くようにしてください。

1泊2日では味わいつくせない、魅力たっぷりの宮津や舞鶴にもぜひお出掛けくださいね。

2019年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

取材協力:京都府

LINEポイント還元中!旅行代10万円×還元率10%なら10,000ポイントもらえる!※一部サービス・取り扱い旅行会社のみ 詳しくはこちら
掲載内容は執筆時点のものです。 2019/11/24−2019/11/25 訪問

- PR -

条件を指定して検索

LINEトラベルjpで一緒に働きませんか?

- PR -

旅行ナビゲーター(在宅ライター)募集中!
この記事に関するお問い合わせ

- PR -