古き良き日本と和モダンの融合「庭のホテル東京」

古き良き日本と和モダンの融合「庭のホテル東京」

更新日:2014/05/22 11:58

水道橋駅から徒歩数分。
都会のど真ん中に、スタイリッシュなホテルが1棟。
「庭のホテル東京」。
ビジネスホテルというには、ちょっと勿体ない佇まいです。

ロゴマークを見ると「ルテホの庭」とあります。
日本の古き良き伝統とモダンさを融合させているこのホテルの空間を堪能しに行きましょう。

エントランスに行くまでにも緑があります。

エントランスに行くまでにも緑があります。
地図を見る

外国人観光客にも人気の「庭のホテル東京」。
入口からエントランスまでの間には、日本庭園を思わせる緑の木々が美しく整えられています。その人気の秘訣は、このような何気ない「日本らしさ」の演出にあるのかもしれません。
もちろんエントランスに入ったら、木をふんだんに使った和室のような空間、お香のいい香りを堪能できます。

江戸時代、江戸の街は沢山の行き止まりの路地があったそうなのですが、そこからヒントを得て四角の中に「庭」という文字を浮かびあがらせるロゴにしたそうです。
「庭のホテル」のロゴ…このロゴこそホテルのこだわりであり、欠かせない演出となっているので、必ずご確認ください。

また、「ルテホの庭」となっているのは、明治時代〜戦前にかけて、文字を右読みしていたことをヒントに、近代から現代への移行を表しているそうです。
※詳しくは庭のホテルブログをご覧ください。

お部屋に入ると、素敵な空間が広がります。

お部屋に入ると、素敵な空間が広がります。
地図を見る

お部屋に入ると決して広くはないですが、キレイに整頓されており、清潔感溢れる雰囲気に引き込まれます。ウッディな壁は、ぬくもりを感じる色味となっております。

こちらの写真は、スーペリアダブルルーム。ベッドはキングサイズです。
シングルルームのベッドも幅140センチあり、旅行でもビジネスでもゆったりと過ごせます。日本ベッド社製「庭のホテルオリジナル」だそうで、適度に固くて寝心地がいいです。
シーツなどの色の雰囲気は、箱根の寄木細工を思わせるような落ち着いた風合い。ゆったりとくつろぐのに最適のお部屋です。

間接照明やデスクの照明はLED照明で、発熱も少なくお部屋の温度も快適です。
背もたれや窓際には障子を採用しており、モダンな空間の中に和室のよさを感じることができます。

南部鉄器でお茶を淹れる…

南部鉄器でお茶を淹れる…
地図を見る

アメニティや付属品にも大変こだわりがあり、南部鉄器の急須と日本茶が置いてあります。日本に住んでいてもなかなか使ったことがない南部鉄器を使って、お茶を淹れる貴重な機会です。
日々の生活で、ペットボトルですぐお茶が買える時代。
ゆっくりと急須でお茶を入れてリラックスしてください。

リラックスと言えばバスルーム。
バスルームへ移動しますと、こちらもベッドルーム同様広々とした空間。バスタブが大きく足を伸ばして浸かることができるという、日本のホテルならではではのよさを採用しています。またシャンプーやリンス、ボディーソープは備え付けのタイプですが、カラフルでとても清潔感があり使うのが楽しみです。

「縁(ゆくり)」で…和食を味わう

「縁(ゆくり)」で…和食を味わう
地図を見る

ホテルに併設されたレストラン、「グリル&バー流」と「日本料理 縁(ゆくり)」。「流」はブッフェスタイルの洋朝食、「縁(ゆくり)」は和食の朝食…全く別の雰囲気なので、その時の気分で選んでもいいですね。
レストランに一歩入ると、窓一面に日本庭園を臨むことができます。とてもリラックスした空間の中で、朝ごはんを楽しむ…とても贅沢な時間の始まりです。

朝ごはんは、こだわりの和食です。

朝ごはんは、こだわりの和食です。
地図を見る

その日、一番美味しく頂けるお魚、美しい色のだし巻き卵、その他煮物、副菜、汁物…どれも大変上品で美味しいです。
季節によって、献立は変わり、厳選された食材を使って考え抜かれた朝食をいただくことができます。

■料金 2,370円(税金・サービス料込み)
■営業時間 7:30〜10:00
土日祝日しか営業していないようですので、
都度ご確認いただく必要があります。

東京で日本の良さを改めて感じる

いかがでしたか?「庭のホテル東京」は、日本の良さを改めて感じることができる素敵なホテルです。
エントランスでは海外の人たちも沢山おり、人気があることがわかります。またスタッフは、英語での対応も流暢にこなしており、とてもサービスの質も高いと思います。また日本人が当たり前だと思っていたことの素晴らしさを再認識できるという意味でも本当に良いホテルです。
至るところに、日本のおもてなしの心、日本らしさが散りばめられているので、是非泊まって肌で感じてくださいね。


掲載内容は執筆時点のものです。 2013/05/03 訪問

- PR -

条件を指定して検索

- PR -

この記事に関するお問い合わせ

- 広告 -