写真:やた 香歩里
地図を見る「竹島ファンタジー館」があるのは、JR・名鉄の蒲郡駅から徒歩20分ほどのところ。蒲郡の有名な観光名所・竹島からは、徒歩約10分で到着できます。
写真:やた 香歩里
地図を見る青い壁のシンプルな外観に、「貝と石のテーマパーク」と書かれた何やら賑やかな入り口。珍しい貝殻の展示や、子供向けの遊び場があるような感じかな?と思いきや…
写真:やた 香歩里
地図を見る館内に入ると、目の前に広がるのは一面の貝殻アートの世界。ぎっしりと埋め尽くされた貝殻に、思わず驚きの声が上がりそう。よく見ると天井や床のガラスの下にも、貝が並んでいるのです。
貝殻とライティング、そして鏡を効果的に使い、まるで海底に降り立ってしまったかのような、ファンタジックな空間を作り上げています。何気なく飾られている花束も、もちろん造花ではなく、全てが貝でできています。見れば見るほど、これも貝、あれも貝、そこにも貝!という見事な貝尽くしです。
写真:やた 香歩里
地図を見る竹島ファンタジー館での見学ルートは、こちらのキャラクターであるミッシェルとガマゴーとともに進む冒険の旅となっています。館内には4つのミニシアターがあり、貝殻アートを楽しみながら、ミッシェルとガマゴーの冒険を追いかけていきます。
写真:やた 香歩里
地図を見るぱっくりと口を開けた貝の中に横たわる人魚姫も、よく見ると貝殻でできています。また、土台にもびっしりと貝が並べられていることに気づくと、思わずため息が出そう。いったい何個の貝殻が使われているのか、数えてみたくなってもすぐに諦めてしまうような、膨大な数です。
写真:やた 香歩里
地図を見る貝殻オブジェと映像以外にも、見どころはたくさん。「勇気あるものは手を入れてみりん」という誘いに乗って大きな貝殻の中に手を入れると、時空のトンネルに鮮やかなイルミネーションが! もはや言うまでもない気がしますが、トンネルの壁面の装飾もすべて貝殻です。
写真:やた 香歩里
地図を見るおっ、なにやら迫力のあるドラゴンが見えてきましたね。このドラゴン、近づくと吠えますので、小さなお子さんだとびっくりするかも。しかし本当に驚くべきは、その体を覆ったつやつやと輝くうろこ。貴重な白蝶貝と黒蝶貝を、あわせて8万枚使って作成されているのです。つい感触を確かめたくなってしまいますが、展示物には触れないでくださいね。
随所にこのような、貝殻を使った精緻なオブジェが並び、大人が見ても驚きの貝殻アートの世界が広がっています。使っている貝殻の総数は、約500万種5500万枚。ちょっとイメージできないような枚数ですね。
写真:やた 香歩里
地図を見るさて、ミッシェルとガマゴーの旅も佳境に入り、見えてきたのはなんと竜宮城! 朱い橋と黄金の橋の先に、何やら明るい世界が広がっています。
写真:やた 香歩里
地図を見る明るく開けた先には、美しい乙姫様のいる竜宮城が広がっています。黄金の「金虹橋」からは竜宮城と、その奥のモニターが一望できます。貝やサンゴに包まれて、もし竜宮城があるとしたら本当にこんな姿なのでは…と思わせる、圧巻のディスプレイ。
ここに立つ乙姫様たちはさすがに貝製ではありませんが、衣装には貝での細かい装飾が施され、泳いでいる魚もすべて貝でできています。そしてよく見ると、浦島太郎がややこじんまりと座っているのがわかりますか?
写真:やた 香歩里
地図を見る竜宮城を出ても、まだまだファンタジー館の見どころは続きます。さらに順路を進むと、「宝の山」に「昇龍橋通り」と、なにやら縁起の良さげな名称が続きますが…
写真:やた 香歩里
地図を見るおお、頭上には巨大な龍神が! これが昇り龍です。龍神の横には弁天様が立ち、下には神殿もあります! そう、実はここはパワースポットなのです。
写真:やた 香歩里
地図を見る左手には絵馬が掛けられていますが、この絵馬は「願貝絵馬(ねがいえま)」といい、ホタテ貝の貝殻というこだわりっぷり。
実はこちらは、以前は「蒲郡ファンタジー館」の名前で営業していました。しかし客の減少に伴い、2010年に休館に。そしていよいよ取り壊すという話になったとき、今のオーナーの杉浦巧さんが買い取りに名乗り出ました。そして1年がかりでリニューアルし、2014年に「竹島ファンタジー館」として復活を遂げました。消滅の危機を乗り越えて蘇った「竹島ファンタジー館」の龍神様、なにやらパワーがあるような気がしませんか?
写真:やた 香歩里
地図を見るさあ、冒険の旅を終えて、現実に戻ると、そこには貝だけでなく鉱物や化石などの展示室が。巨大な紫水晶なども置かれています。シンプルな室内に、「ああ、ファンタジーの世界が終わったのだな…」と一抹の寂しさを感じつつ、珍しい貝や鉱物も見て行きましょう。「地球史上最も重い鳥エピオルニスの卵の化石(レプリカ)」なんていうものもあるので、ぜひ持ち上げてみてください。ずっしり感がファンタジー世界の浮遊感から現実へとしっかり引き戻してくれますよ。
そして出口近くにはお土産物のコーナーもあるので、記念に貝殻のお土産などもいかがですか?
写真:やた 香歩里
地図を見るそうそう、こちらではスタンプラリーも行われています。このスタンプラリーはちょっと変わっていて、ルートの途中でスタンプを押すのではなく、指定のポイントにいるキャラクターを覚えておいて、出口でそのポイントにいたキャラクターのスタンプを押すというもの。
間違わずにスタンプを押せると景品がもらえるので、チャレンジしてみてくださいね! 難しくはないので、ペンなどを持参してメモするか、スマホで写真を残しておくといいですよ。
写真:やた 香歩里
地図を見る館内には飲食店はありませんが、向かいに「魚々(とと)の里 とまりん」があります。ここでは美味しい海鮮メニューをいただけるほか、バーベキュー広場もあります。とれたての鮮魚など、海鮮物の販売も行っています。竹島ファンタジー館には入場せずに「とまりん」だけを利用することも可能です。
ちょっとB級スポット的な親しみやすさがありながら、中では密度の濃い貝殻アートが待っている「竹島ファンタジー館」。お子様向けかと思いきや、大人も唸るような圧巻の世界が広がっています。竹島にお越しの際は、ぜひお立ち寄りを!
住所:愛知県蒲郡市竹島町28-14
電話番号:0533-66-3888
入場料:大人1000円、小人(小・中学生)500円、幼児(3歳以上)300円、シニア(60歳以上)800円
障がい者割引あり、本人および介護者は一律200円引き。
定休日:水曜日
営業時間:9:00〜17:00(7月・8月は17:30まで、11月〜2月は16:30まで)
※「魚々の里 とまりん」の営業時間は 9:30〜16:00
アクセス:JR・名鉄蒲郡駅より徒歩約20分。または、蒲郡駅より名鉄バスにて竹島東バス停下車、徒歩約3分
2019年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/4/19更新)
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