古墳の風景に感じる悠久の古代ロマン!宮崎「西都原古墳群」

古墳の風景に感じる悠久の古代ロマン!宮崎「西都原古墳群」

更新日:2019/12/15 17:22

沢原 馨のプロフィール写真 沢原 馨
宮崎県西都市、市街地の西に横たわる台地「西都原(さいとばる)」には大小300を超える古墳が点在しています。国の特別史跡にも指定された「西都原古墳群」です。緑濃い台地のあちこちに古墳が横たわり、長閑な中に古代のロマンを漂わせて圧巻の風景が広がります。美しく復元された古墳を見学したり、博物館を見学したりしながら、悠久の時の流れを感じるひとときを過ごしてみませんか。

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300基超の古墳が点在!“古墳のある風景”を楽しもう

300基超の古墳が点在!“古墳のある風景”を楽しもう

写真:沢原 馨

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宮崎県西都市、市街地の西方に標高60mほどの台地が横たわっています。この台地が「西都原(さいとばる)」。西都原には300基を超える古墳が残されており、「西都原古墳群」の名で知られています。

「西都原古墳群」は東西2.6km、南北4.2kmの広範囲に、3世紀末から7世紀にかけて築造された古墳が点在するという規模の大きなもの。その数、前方後円墳31基、方墳2基、円墳286基の総数319基。あちらにもこちらにも古墳が見える景観、圧巻ですよ。

300基超の古墳が点在!“古墳のある風景”を楽しもう

写真:沢原 馨

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「西都原古墳群」は国の特別史跡。さらに昭和41年度(1966年度)から文化庁が開始した「風土記の丘」事業の第一号として整備が進められました。現在は「特別史跡公園 西都原古墳群」として公開され、春の桜や夏のヒマワリ、秋のコスモスなど、花の名所としても名高く、県内外から多くの観光客を集めています。

300基超の古墳が点在!“古墳のある風景”を楽しもう

写真:沢原 馨

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初めて「西都原古墳群」を訪れる方にお勧めしたいのは、まずはその景観を楽しむこと。古墳群のある西都原の台地には長閑な田園風景が広がっています。周辺には民家などはなく、古墳が築かれた当時に近い景観が保たれていると言われています。そんな場所は全国でも唯一、「西都原古墳群」だけなのです。

緑豊かな景観が広がる中に大小さまざまの古墳が横たわり、その向こうには遠い山並みが墨絵のように連なっています。西都原の“古墳のある風景”の美しさ、ぜひ楽しんでくださいね。

鬼の窟古墳や13号墳はぜひとも見ておこう!

鬼の窟古墳や13号墳はぜひとも見ておこう!

写真:沢原 馨

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“古墳のある風景”の美しさを楽しんだら、やはり主要な古墳を丁寧に見学しておきたいもの。ぜひ見学しておくべき古墳はいくつかありますが、中でも鬼の窟(おにのいわや)古墳や13号墳は欠かせません。

鬼の窟古墳や13号墳はぜひとも見ておこう!

写真:沢原 馨

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鬼の窟古墳(206号墳)は6世紀後半から7世紀前半にかけての頃に築造されたもの。美しく復元された円墳の姿は必見です。窟の内部も見学できますよ。

「鬼の窟」という名は、木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)を嫁に欲しいという鬼に、父である大山津見神(オオヤマツミノカミ)が「一夜で窟(いわや)を建てれば嫁にやろう」と難題を出したという伝説に因むもの。大山津見神の目論見は外れて鬼は窟を建ててしまうのですが、姫を嫁にやりたくない大山津見神は鬼が寝ている隙に窟の岩を一枚抜いて投げ捨て、「岩の抜けた窟では姫を嫁にはやれぬ」と、鬼の求婚を拒むのです。木花咲耶姫が邇邇芸命(ニニギノミコト)に出会う前の出来事だそうです。

鬼の窟古墳や13号墳はぜひとも見ておこう!

写真:沢原 馨

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「西都原古墳群」の南端付近、第1支群に属する13号墳も、ぜひ見学しておきたい古墳です。13号墳は前方後円墳。4世紀後半に築造されたものです。この第1支群は大正元年(1912年)から大正6年(1917年)にかけて日本で最初の本格的な学術調査が行われたところ。その際の発掘調査で三角縁神獣鏡やヒスイの勾玉などが出土しています。

13号墳も美しく復元されています。築造された当時の姿を20分の1で再現した模型もありますから、これもぜひ見ておきましょう。

見学不可でも見ておきたい、男狭穂塚と女狭穂塚

見学不可でも見ておきたい、男狭穂塚と女狭穂塚

写真:沢原 馨

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「西都原古墳群」のほぼ中央、樹林に包まれて男狭穂塚(おさほづか)と女狭穂塚(めさほづか)と呼ばれる巨大な古墳が横たわっています。男狭穂塚は邇邇芸命の陵墓、女狭穂塚は木花咲耶姫の陵墓と伝えられていますが、残念ながら宮内庁から陵墓参考地に指定されていて立入禁止、外から眺めることができるだけです。

見学不可でも見ておきたい、男狭穂塚と女狭穂塚

写真:沢原 馨

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男狭穂塚は墳長176m、高さ19mの国内最大の帆立貝形古墳、女狭穂塚は墳長176m、高さ15mの九州最大の畿内式前方後円墳、どちらも4世紀末から5世紀初頭に築造されたものです。巨大な塚には鬱蒼と木々が茂り、外から眺めるだけではその全容を窺い知ることが難しいのですが、ぜひ近くへ行って見ておきたいものです。

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西都原考古博物館も見学しておこう!

西都原考古博物館も見学しておこう!

写真:沢原 馨

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「西都原古墳群」の北寄りに位置して宮崎県立西都原考古博物館が設けられています。立ち寄って見学しておきましょう。入館無料ですので気軽に利用できますよ。館内には窓外に西都原を一望する喫茶ラウンジもありますから、ランチやティータイムを過ごすのもお勧めです。

西都原考古博物館も見学しておこう!

写真:沢原 馨

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宮崎県立西都原考古博物館では西都原の古墳から出土した土器などを中心に、さまざまな資料が展示されています。各種の土器や装飾品など、展示物のそれぞれに興味をそそられます。ゆっくり時間をかけて見学していきましょう。

西都原考古博物館も見学しておこう!

写真:沢原 馨

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古墳時代の変遷や前方後円墳の概要などもわかりやすく解説されています。古墳を見学した後で立ち寄るのも悪くないのですが、博物館を見学して予備知識を得た後で実際に古墳を見て回るのも、より理解が深まってお勧めです。

まずは「西都原ガイダンスセンターこのはな館」へ!観光案内所を利用しよう

まずは「西都原ガイダンスセンターこのはな館」へ!観光案内所を利用しよう

写真:沢原 馨

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60haほどの広範囲に300基以上の古墳が点在する「西都原古墳群」、あまりに広大すぎて、何をどう見学すればいいのか、初めて訪れたときには戸惑ってしまいます。初めての方は「西都原ガイダンスセンターこのはな館」に隣接した観光案内所に立ち寄ってみましょう。ボランティアの方々が常駐されていて、「西都原古墳群」の魅力や見所を丁寧に教えてくださいます。

「西都原ガイダンスセンターこのはな館」は売店や食堂などが設けられた施設。お土産の購入や食事、一休みなどに便利です。90分間無料のレンタサイクルの貸し出しも行われていますから、利用するのもお勧めですよ。

まずは「西都原ガイダンスセンターこのはな館」へ!観光案内所を利用しよう

写真:沢原 馨

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西都原の台地に立って周囲に横たわる古墳群を眺めていると、悠久の時の流れを実感できる気がします。「西都原古墳群」を訪ねて“古代のロマン”に心を遊ばせるひととき、楽しんでみませんか。

西都原古墳群の基本情報

住所:宮崎県西都市大字三宅
電話番号:
0983-42-0024(特別史跡公園 西都原古墳群 管理事務所)
0983-43-6230(西都原ガイダンスセンターこのはな館)
0983-41-0041(宮崎県立西都原考古博物館)
アクセス:
宮崎市街中心部から西都原ガイダンスセンターこのはな館まで26〜33km(ルートによる)
宮崎空港から西都原ガイダンスセンターこのはな館まで37〜45km(ルートによる)
宮崎駅前などから西キバスセンター経由でバスでも行けますが、便数が少ないため、車での来訪がお勧め

2019年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。

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