美しい山々を望む地で歴史に浸る!嬬恋村指定史跡「鎌原城址」

美しい山々を望む地で歴史に浸る!嬬恋村指定史跡「鎌原城址」

更新日:2019/12/24 10:53

村松 佐保のプロフィール写真 村松 佐保 嬬恋村案内人
遠い過去の歴史に浸れるスポット「鎌原城址」をご案内いたします。浅間山北麓を流れる吾妻川崖上に位置しながらアクセス抜群の地です。静寂な城跡と厳粛な墓所で過去の世界を想い、その地形が生み出す景色に癒されるときを過ごすことができます。彼方にそびえる美しい山々や、壮大な浅間山寝観音という大自然のパワーが、城址の遥か昔の歴史をより奥深いものにしてくれます。鎌原城址で過ぎし日の物語に思いを馳せてみませんか!
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鎌原城址へは鬼押しハイウェーの小さな入口から

鎌原城址へは鬼押しハイウェーの小さな入口から

写真:村松 佐保

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鎌原(かんばら)城址への入口(写真左手)は目立ちにくいところにありますので、まず鬼押しハイウェーの鎌原観音堂を目指してください。中軽井沢方面から北に向かって24,5キロ、入口から城址までは1.3キロほどですので、車でも、軽井沢駅からの西武バスでも大丈夫です。なお城址にトイレはありませんが、鎌原観音堂下の右手にありますのでご利用ください。

ハイウェーの案内標識を西に入って300メートルほど進みます。曲がりくねった山道で左右が崖になっているところもありますが、舗装されていますので通行しやすい道です。薄暗い山道を進みますが、小さな交差点にさしかかると周囲の景色が一変します。辺りは一気に開けて、目の前には畑が広がり、遥か彼方にそびえる山々が眩しいほどです。

3つの日本百名山が美しい小道を進む

3つの日本百名山が美しい小道を進む

写真:村松 佐保

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小さな交差点に建てられた鎌原城址への案内板を鋭角に右折すれば、あとは道なりに1キロほど進むだけです。こちらの小道から眺める景色は最高です。南に浅間山、西に四阿山(あずまやさん)、そして北には草津白根山と、3つの日本百名山を望むことができます。

城址へは正面にそびえる白根山方面に向かって進みます。右手に霊城の石碑が見えてくると駐車場はすぐそこです。駐車場より先は道が狭いため車での走行はできません。あとは3分歩くだけで、広々とした静寂な城跡に到着します。

静けさに包まれて遠い過去の歴史に浸る

静けさに包まれて遠い過去の歴史に浸る

写真:村松 佐保

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鎌原城は1397年の築城から1615年の一国一城令で破却されるまでの218年間、鎌原氏の居住とされていたと伝えられています。城址は南北に約400メートル、幅が150メートルほどに広がる城郭です。本丸、二の丸、三の丸、東曲輪、笹曲輪の五郭に分かれています。城の構造はまだ不明のところが多いですが、中規模の梯郭式(ていかくしき/本丸を中心に置かずに偏らせ各曲輪をそれに沿って配置したもの)平城として知られています。

城址の北と東と西は崖で、南には堀切があり敵の侵入を防いでいました。本丸西の崖側には吾妻川が流れ、JR吾妻線が走っています。六文銭に見立てたベンチ(写真左)も配置されています。 高台からの眺めを楽しみながら、ゆっくり歴史散策を楽しんでください。

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厳粛な空間に身が引き締まる思いの鎌原氏墓所

厳粛な空間に身が引き締まる思いの鎌原氏墓所

写真:村松 佐保

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真田氏と同じ滋野源氏の一族である鎌原氏は、江戸時代には沼田藩真田氏の家老を務めましたが、沼田藩改易により嬬恋村大笹関所の関守になりました。鎌原氏の墓所は駐車場南側の林の中にあります。家紋の六文銭が刻まれた石碑の右手奥に墓が建立されています。

1575年に武田氏家臣として長篠の合戦に参加した当時の当主鎌原筑前守重澄(しげすみ)が戦死して敗戦した後、名前のわかる墓は建ててはいけないという鎌原家の言い伝えがありましたが、1993年に歴代鎌原家当主の名を刻んだ墓が建てられました。

小道から静寂な林の中に足を踏み入れると別世界が広がっています。墓所一帯に満ちる荘厳な空気に身の引き締まる思いがするほどです。日の光も届かない墓所で、城址とは一味違った時を過ごすことができます。

壮大な浅間山寝観音を望みながら帰路につく

壮大な浅間山寝観音を望みながら帰路につく

写真:村松 佐保

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城址散策を終えて帰路につくとき、もと来た道をゆっくり戻ってみてください。正面(南)に凛とそびえる浅間山が、隣の黒斑山(くろふやま)と一体となって、観音様が寝ている姿に見えます! 黒斑山が顔で浅間山がお腹。北側から眺めたその姿は寝観音と呼ばれています。少しずつ場所を変えて変容する山の姿をご覧ください。大空に向かって横たわる巨大な観音様に神々しささえ感じます。

静寂な城址で過去に思いを馳せ、厳粛な墓所で歴史に浸る。そして吾妻川の崖上という地形が生み出す素晴らしい景色が心を豊かにしてくれます。美しくそびえる山々、そして壮大な浅間山寝観音という大自然のパワーが、城址の遠い過去の歴史をより奥深いものとして心に残してくれることでしょう。

鎌原城址の基本情報

住所:群馬県吾妻郡嬬恋村大字鎌原字丸
電話:0279-97-3405(嬬恋郷土資料館)
アクセス:
・上信越自動車道碓氷軽井沢I.C.から中軽井沢、鬼押ハイウェー経由で約60分
・西武観光バス 軽井沢駅〜草津・万座温泉行き 鎌原観音堂前下車 徒歩20分
駐車場:あり(無料)
トイレ:なし(鎌原観音堂下の右手にあります)

2019年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2019/12/03 訪問

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