写真:bow
地図を見る縁結びといえば、まず思いつくのは出雲大社という方も多いことでしょう。その出雲大社の神域の入口、勢溜(せいだまり)の大鳥居からほど近い場所に新たにオープンした施設が話題なのです!
写真:bow
地図を見るその名は「ねがい雛ミュージアム IZUMONO-en」。2019年11月にオープンしたばかりのここでは、ギネス世界記録に登録された「あるもの」が展示されていて、それを一目見ようと多くの人が足を運んでいるのです。
写真:bow
地図を見るそのあるものとは、巨大なつるし雛!高さ約10m・直径約3mにもおよぶ、想像をはるかに超える規模のつるし雛の展示には思わず声を失ってしまう人が続出!ここに飾られたつるし雛の総数はなんと21911個で、「手作りのぬいぐるみの最大の展示」としてギネス世界記録に認定されたものなのです。
写真:bow
地図を見るそのルーツは江戸時代といわれる「つるし雛」は、使われなくなった着物の生地で、願いを込めて作られた小さな雛人形。伊豆の稲取地区をはじめとして全国各地に伝わる風習で、子供の健康や成長を願って飾られてきたものです。
写真:bow
地図を見るこの巨大なつるし雛プロジェクトを手掛けるのは、京都に本拠を置く「NPO法人日本つるし雛協会」。実は過去にも巨大なつるし雛の展示でギネス世界記録を樹立しているのです。
震災や豪雨災害からの復興を願った『雪国越後三大つるし雛』として、2011年から2012年にかけて新潟県津南町・十日町市・湯沢町にそれぞれ1つずつのつるし雛を設置。そのうちの十日町市「幸せを呼ぶ傘つるし雛」は当時のギネス世界記録となる11,655個を達成しています。
さらにはその後、東日本大震災の被災地である陸前高田市では鎮魂と復興を願った『二度と散らないねがい桜』のプロジェクトにも参加。これを機に「つるし雛」から人々の願いをつなぐ「ねがい雛」へと名前を変えています。
写真:bow
地図を見るそして今回は出雲の町おこしを願うねがい雛を企画。出雲にゆかりのうさぎをモチーフとしたねがい雛による「うさぎの恩返し」と題した巨大な作品が完成したのです。このねがい雛作製は出雲市内の学校をはじめ、地元のコミュニティセンターなどを通じ市民も参加したプロジェクトなのです。
写真:bow
地図を見る巨大な「うさぎの恩返し」のつるし雛に使われているのはすべて正絹生地の着物がベース。まずは着物を一枚一枚ていねいにほどき、そこから型抜きをしてひとつひとつ手作りで仕上げていくという気の長い作業の産物なのです。
写真:bow
地図を見る「ねがい雛ミュージアム IZUMONO-en」は館内が吹き抜けの3階建て。2階部分に上がってつるし雛を見ることもできますので、上からもその世界一の迫力を堪能してみましょう。ねがい雛それぞれに、作り手の願いがこもったパワーの集合体ともいえますね。
写真:bow
地図を見る実はこの「うさぎの恩返し」は今後、さらなるギネス世界記録更新を目指しています。館内ではその記録更新に向けて、ねがい雛製作の体験も可能!自分の作品もここに加えてみたい方はチャレンジしてみてはどうでしょうか?
写真:bow
地図を見る「ねがい雛ミュージアム IZUMO-en」の入館料は無料!気軽につるし雛を楽しめるのは観光客にはありがたいこと。館内はつるし雛を楽しむだけではなく、出雲のお土産コーナーも充実していますのでお買い物も楽しみましょう。
写真:bow
地図を見るもちろん出雲のお土産だけでなく、家庭でも飾れるつるし雛やかわいい和小物が充実。着物から作られた確かなクオリティのグッズが揃っていますのでくまなくチェックしてみてください。なお屋外にはインスタグラム投稿にもピッタリなスポットがありますので探してみて!
写真:bow
地図を見るまた「ねがい雛ミュージアム IZUMO-en」は美容と健康にも着目、オーガニックにもこだわっています。地元産のオーガニック商品もかなり充実しているのでこちらも見逃せません。女の子の健やかな成長を願うつるし雛だけでなく、美しく健康な女性の生活にも着目しているのが「ねがい雛ミュージアムIZUMO-en」なのです。
写真:bow
地図を見る「ねがい雛ミュージアム IZUMO-en」にはカフェコーナーもあります。前述のとおり、オーガニックにこだわっておりオーガニックコーヒーや有機豆乳ベースの美肌スムージー、そして人気は出雲JINSENG(高麗人参)&梅ジュース!出雲で栽培されたオーガニックの高麗人参と梅をまるごと味わえる健康体感ドリンクはオススメです。
写真:bow
地図を見るまた着物のレンタルも2020年初頭から開始されるので、着物で出雲大社をお参りしてみたい方はここで変身しちゃいましょう!今後は体験メニューも充実していくとのことで、とにかく出雲大社からのアクセスは抜群にいいのでフラっと立ち寄るには格好のスポット。SNS映えも狙える「ねがい雛ミュージアム IZUMO-en」、覚えておいて損はないですよ!
住所:島根県出雲市大社町杵築南馬場西769
電話番号:0853-25-7491
入館料:無料
開館時間:9:30〜17:00(不定休)
アクセス:一畑電車「出雲大社前」下車徒歩約3分、一畑バス「正門前」下車徒歩約3分
2019年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事の関連MEMO
- PR -
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較!
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/3/19更新)
- 広告 -