写真:土庄 雄平
地図を見る長崎県の大村湾に面する長崎空港は、全日空(ANA)と日本航空(JAL)、スカイマークの3社が運航し、東京・大阪伊丹・神戸・名古屋からアクセスすることができる西九州の玄関口。これらの都市から電車で行こうとすれば、最速でも5時間以上掛かってしまいますが、飛行機であれば1〜2時間程度で到着できるのが嬉しいところ。
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地図を見る近年、長崎は、"明治日本の産業革命遺産と"して「軍艦島」など、"長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産"として「大浦天主堂」や五島列島の教会群などが世界遺産へ登録され、観光地として大きく脚光を浴びています。長崎空港へ就航する飛行機を活用すれば、土日や3連休でも長崎を大いに満喫する旅行プランを組むことが可能です。
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地図を見るそんな利便性の高い「長崎空港」ですが、実は空港自体も中々ポテンシャルを秘めています。飛行機の搭乗待ちの時間など、旅の隙間時間を活用して長崎空港を楽しむ方法をお伝えしていきましょう。
長崎旅行の楽しみの一つに豊富な"グルメ"が挙げられます。かつて異文化との交流の地であった長崎には、ちゃんぽんやカステラといったバラエティー豊かな食文化が根付きました。また近年は、角煮まんじゅうやトルコライスといったユニークなメニューも確立。加えて豊富な海の幸も見逃せない存在です。
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地図を見るまさにグルメ王国長崎ですが、空港にそうした絶品グルメが結集しているのがポイント!中華レストラン牡丹の「ちゃんぽん」「皿うどん」、エアポートの「トルコライス」、鮨どころしょうぶの「握り鮨」という抜け目ないバリエーションを誇っています。中でも、長崎で不動の人気を誇る岩崎本舗の「角煮饅頭」は、口の中で角煮がジュワ〜っととろけて至高の美味しさ。
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地図を見る一方、長崎は対馬や壱岐、五島列島など数々の離島も有しており、その離島ごとに特徴的な食文化が根付いています。驚くべきは、長崎空港がその離島グルメまでカバーしているということ!五島うどんつばきでは、素麺のような細うどんを、熱々の釜で茹でて、生卵やあごだし(トビウオの出汁)に付けて食べる五島名物「地獄炊き」を頂くことができますよ。
チュルチュルと食感が心地よく、濃厚な溶き卵、風味強い出汁。三位一体の野趣あふれる五島の味。ぜひ長崎空港で堪能してくださいね!
写真:土庄 雄平
地図を見るグルメと並んで特筆すべきなのが、お土産のラインナップの多さ!先ほどお伝えしたように長崎本土のみならず離島のお土産も広く扱っており、そのバリエーションは長崎随一と言えます。もし観光地でお土産を買い忘れても、長崎空港で網羅されているので安心です。
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地図を見るまた、例えば「カステラ」という一ジャンルを見れば、種類が豊富すぎることにも驚くでしょう。長崎にある老舗カステラ屋さんのほとんどについて取り扱いがあります。気になる/気に入ったお店のカステラを手に取るもよし。食べ比べのため複数購入するもよし。
また対馬、壱岐、五島など行ったことのない離島のお土産を手に取れば、長崎本土のみならず離島の文化にも触れ合うことができますよ!
写真:土庄 雄平
地図を見る長崎空港の3階にある展望デッキは、この空港を利用するとき必訪スポットです。そしておすすめは、帰りの便の搭乗待ちをする日没のタイミング!なぜなら、オレンジ色に染まる空とともに、大村湾の向こう西彼半島へ夕日が沈んでいくシーンはとても感動的だから。夕日に向かって飛行機が飛び立つ風景が見られるのもポイントです。
写真:土庄 雄平
地図を見るまた時間に余裕があれば、長崎空港と大村の連絡橋である箕島大橋を渡ってすぐのところにある「ガラスの砂浜」も見逃せません。
実は元々、大村湾の水質改善のために、色とりどりの再生ガラスを敷いたスポットですが、近年はその綺麗なビジュアルに焦点が当たり、多くの観光客が訪れています。
写真:土庄 雄平
地図を見る特にお勧めしたい時間帯は、日が傾き始める日没2時間くらい前。西日に照らされてキラキラと輝く水面そしてガラスの砂は、思わずうっとりと眺めてしまう美しさです。
所々落ちている貝殻や砂浜の窪みも良いアクセントになってくれます。長崎空港から徒歩で行ける場所のため、時間があればぜひ足を運んでみて下さいね!
写真:土庄 雄平
地図を見る長崎旅行の玄関口となっている「長崎空港」ですが、通過点と考えるだけでは勿体ないほど魅力あふれるスポットです。
特に長崎のグルメが結集しているため、待ち時間を使って舌鼓を打つことができ、バリエーションに富むお土産は、どれを購入すればよいか悩んでしまうほど。また夕日が美しい「展望デッキ」や、空港に隣接する「ガラスの砂浜」もフォトジェニック!
旅へ彩りを加える長崎空港での時間。ぜひ満喫してみてはいかがでしょうか?
住所:長崎県大村市箕島町593
電話番号:0957-52-8926
アクセス:大村駅前からバスで約12分、長崎市街からバスで約1時間
2019年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事を書いたナビゲーター
土庄 雄平
1993年生まれ、愛知県豊田市出身、同志社大学文学部卒。第二新卒を経験後、メーカー営業職とトラベルライターを両立。現在は、IT企業に勤務しながら、自然や暮らしに一歩踏み込む、情報発信に精を出す。山岳雑…
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