八重山諸島最大の島、西表島の90%は未開のジャングル。その理由は人が住むには困難な地であった為です。現在では心配がなくなったものの、ジャングルゆえにマラリアの発生地であり、定住が難しく開発が遅れたせいで今日の豊かな自然が残されているんだそうです。
そんな手つかずの自然の残された西表島。そのジャングルに抱かれたホテル「西表島ジャングルホテル パイヌマヤ」は、その背後に西表島最高峰・古見岳を抱える秘境のホテルです。
写真:bow
地図を見る「西表島ジャングルホテル パイヌマヤ」へ辿り着くにはまず八重山諸島の拠点、石垣島からフェリーで約40分かけて西表島へ。西表島の東の玄関口である大原港から車でさらに約30分程かかります。
西表島は想像よりもかなり大きな島なので、集落間の距離が相当あり、移動はレンタカーが便利かと思います。ただし、レンタカーの方は車の運転は注意して下さい。近年イリオモテヤマネコの事故死が相次いでいます。事故多発ゾーンは道路に警告が出ますのでその区間はスピードを控えめに。夜行性の動物ですので夜の運転は特に慎重にしましょう。
そんなホテルの入口ではイリオモテヤマネコの足跡がお出迎えしてくれます。イリオモテヤマネコのテリトリーに入ったような気持ちになりますね。
秘境、ジャングルというイメージで入ったホテルは実に温かみのある空間が出迎えてくれます。「西表島ジャングルホテル パイヌマヤ」はジャングルの中のオアシスのような存在。
このホテルの特徴は、ホテル主催の自然体験プログラムが通年開催されていて、ジャングル探検、川遊び、海遊び、ナイトツアーなどバラエティに富んだプログラムが人気を呼んでいる点です。アウトドアアクティビティー派にはもってこいのホテルといえるでしょう。フロント付近にはアクティビティーに関する情報がたくさん、ぜひ積極的に情報収集しましょう。
写真:bow
地図を見る「西表島ジャングルホテル パイヌマヤ」の部屋は大地のようなイメージの暖色系で統一。ゆとりの空間が確保されている部屋は快適なステイを約束してくれます。
また宿泊の際は、アメニティグッズを持ち込むことをお忘れなく。ジャングルと共存するこのホテルでは歯ブラシやクシ、カミソリなど再利用のきかないものは置いていません。これだけの自然が残されている島ですから、ゴミ削減に協力したいですね。また、シャンプーや石鹸等も環境負荷の小さな製品が使用されています。
写真:bow
地図を見る「西表島ジャングルホテル パイヌマヤ」の周囲は本気のジャングルに囲まれています。部屋のベランダに出れば、マウンテンビューどころかジャングルビューと表現したくなる景色が広がります。こんなホテル、日本にはないでしょう。ついついワイルドだろ〜?と言いたくなります(笑)
ホテル周辺はイリオモテヤマネコの目撃例が多いエリアで、実際にホテル敷地内で見た例も多数!ひょっとしたらイリオモテヤマネコに出会えるかもしれません。イリオモテヤマネコは現在個体数が100頭前後とも言われています。そんな貴重な動物が住む島にお邪魔しているのです、心して過ごしましょう。
人里離れた場所にある「西表島ジャングルホテル パイヌマヤ」は日本でも唯一といってもいい亜熱帯ジャングルの中で自然に囲まれた体験をできるホテル。それゆえに近隣には飲食店がありませんのでご注意を。ホテル併設のレストランは地産地消の島料理が美味!結構珍しいモノが出ることも・・・。なお夕食は予約制となっていますのでお忘れなく。
西表島の雄大な自然に一番近い距離で楽しめる「西表島ジャングルホテル パイヌマヤ」、秘境の島を旅するならオススメです!
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(2023/12/9更新)
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