利島のイルカはミナミハンドウイルカ。利島の周辺や近くの鵜渡根島という小島の周りで生活しています。水着やウェットスーツに着替え、準備ができたら船に乗ってイルカを探しに出かけます。
船が走っている間、船長やスタッフと一緒にイルカを探してみてください。水面をジャンプしたり、猛スピードで泳いだり、遊んで欲しくて船について来たり、様々な姿を見せてくれますよ。
船長の合図でいざ水の中へ。イルカの気分次第ですが、水面で待っているだけで遊びに来てくれることも多いです。好奇心旺盛なイルカは、人間一人一人をじっくりチェックしに来たりします。イルカとの距離の近さに驚いてしまうかもしれません。スキンダイビングのできる方は、水中に潜って一緒に泳ぐのも楽しいです。
人懐っこいイルカたちですが、水族館のイルカとは違い、野生動物なので触ったり、餌付けしたりはしないでくださいね。
イルカを探す合間に、水の中をのぞき込むと、海底にウミガメが泳いでいることも…!イルカとウミガメ、両方見れたらラッキーです!
利島のドルフィンスイムは、タンクを使わないシュノーケリングスタイルなので、ダイビングのライセンスはなくてもOK。水着だけ持っていけば、器材はお店でレンタルできます。
泳ぐのが不安な方にはライフジャケットや浮き具の貸し出しもありますので、お子様や年配の方も安心です(お子様は小学生から参加できます)。
Cカードを持っている方は、ダイビングも楽しむことができます。利島ダイビングの目玉はウミガメと回遊魚。島の周りは潮が流れていることが多いので、カンパチ、ヒラマサ、タカベ、イサキなど様々な回遊魚がやってきます。
運が良いとハンマーヘッドやネコザメなどのサメにも出会えることも!
ダイビングは基本的にドリフトになりますが、経験に合わせたポイントを選んでもらえるので初心者でもOKです。
利島のウミガメは、大きい個体のほうが警戒心が強い傾向があるそう。警戒心が強いからこそ、大きくなるまで生き延びられたということでしょうか??
2014年5月17日、イルカの赤ちゃんが確認されました。胎児線があり、まだ生後数日と見られています。
お母さんイルカの隣にピッタリくっついて泳いでいて、お母さんだけでなく群れのみんなからガードされているようです。
もう少し大きくなったら、好奇心旺盛な子供イルカになって、人間と遊んでくれるようになると思います。これからの成長が楽しみですね!
利島に行く交通機関は、東海汽船のジェット船か大型客船が便利です。
ジェット船なら東京・竹芝桟橋から約2時間半、大型客船なら夜に東京を出発して翌日早朝に利島に到着します。
東京からなら、金曜日の夜の大型客船か土曜日の朝のジェット船で利島に向かい、土曜日・日曜日の2日間ドルフィンスイムやダイビングを楽しみ、日曜日のお昼発の大型客船かジェット船で帰ってくるパターンであれば、土日のお休みのみで楽しめます。
出発日によってはジェット船は久里浜、大型客船は横浜から乗船できる場合もあります。
その他、下田からの定期船や、伊豆稲取からのチャーター便などもあります。
ドルフィンスイムは現地サービスの「利島ダイビング・ドルフィンスイムサービス」か「イルカマリンクラブ利島」に直接予約を入れることができます。宿泊の手配も頼めますので、行きたくなったらまず現地サービスに連絡を取ってみるとよいでしょう。
伊豆大島のダイビングショップでは、大島でダイビング&利島でドルフィンスイムというプランもあります。マクロ派ダイバーの方は、こちらのプランもおすすめです。(「伊豆大島・ペンションいち・まる・いちダイビングサービス」など)
利島で泊まりたい宿が決まっているなら、宿泊施設に先に問い合わせて、ドルフィンスイムの手配ができるか聞いてみるのも良いでしょう。
また、各地のダイビングショップでも利島ドルフィンスイムツアーを行っていますので、行きつけのダイビングショップの仲間とワイワイしながら参加したい方は、ショップに尋ねてみてください。
伊豆諸島でドルフィンスイムといえば、御蔵島を思い浮かべる方も多いと思います。
利島のドルフィンスイムは、御蔵島よりイルカの数は少ないですが、ドルフィンスイム船も少ないので、イルカが飽きて遊んでくれないという可能性が低いんです。また、東京から近くて行きやすいのが良いところです。
野生のイルカは、水族館や、いけすのイルカとはまた違う顔を見せてくれると思います。
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(2025/1/19更新)
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