戦国時代の裏方!天才軍師・竹中半兵衛を巡る岐阜垂井町の旅

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戦国時代の裏方!天才軍師・竹中半兵衛を巡る岐阜垂井町の旅

戦国時代の裏方!天才軍師・竹中半兵衛を巡る岐阜垂井町の旅

更新日:2014/06/26 16:30

NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」に登場するもう一人の天才軍師、竹中半兵衛。秀吉を支え、黒田官兵衛を立派な軍師へと導いた半兵衛は、現在の岐阜県大野町に生まれ、父、重元と共に垂井町へ移り、菩提山城を拠点に活躍しました。

秀吉に「三顧の礼」を以て軍師として迎えられる前に居を構えた地、半兵衛のふる里、岐阜県垂井町に残る「竹中半兵衛ゆかりの地」を巡る必見スポットをご紹介しましょう!

スタート地点は竹中氏陣屋跡!

スタート地点は竹中氏陣屋跡!
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岐阜県西部に位置する垂井町は、数多くの神社やお寺、また中山道垂井宿の残る歴史の街としても知られています。その中でもJR垂井駅北部には、「竹中半兵衛のゆかりの地」が点在しています。

JR垂井駅から車で10分程度の場所にある竹中氏陣屋跡を、今回おススメするコースのスタート地点とします。半兵衛の銅像が門前に建つ竹中氏陣屋跡は、半兵衛の息子、重門が建てました。陣屋を囲む水堀、がっしりとした石垣、白壁の櫓門が現在も残っています。半兵衛の代までは、菩提山山頂の城を居城としていましたが、山城が不便なため、山の麓に陣屋を築いたと言われています。

半兵衛の墓所にお参り〜竹中氏の菩提所「禅幢寺(ぜんどうじ)」

半兵衛の墓所にお参り〜竹中氏の菩提所「禅幢寺(ぜんどうじ)」
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竹中氏陣屋跡を北に向かって5分ほど歩くと、竹中氏の菩提所、禅幢寺があります。

三木城包囲攻撃をしていた半兵衛は体調を崩し、秀吉の勧めもあり京で療養していましたが、「武士が座死することは恥だ」と言い、病をおして戦場に戻り、36歳の若さでその生涯を閉じました。秀吉はその死を深く悼んだと伝えられています。

息子の重門が半兵衛を弔い建てたお墓が残されています。毎年6月には半兵衛の法要が行われています。

半兵衛の居城〜菩提山城跡に登る

半兵衛の居城〜菩提山城跡に登る
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禅幢寺の隣の八幡神社の境内に、菩提山城跡に登るハイキング・コース大手道入口があります。

標高402メートルの菩提山に1時間ほどかけて登ると、大きく開けた山頂に到着します。この場所が菩提山城跡です。南北におよそ206メートル、東西最大幅およそ60メートルの広大な跡地であり、全国的にも珍しい、規模の大きな城跡と言われています。現在、建造物は残っていませんが、堀切や堅堀などの遺構を見ることが出来ます。

山頂からは垂井町が一望出来ます。若き半兵衛もここから、眼下の町を眺めていたのではないでしょうか。

竹中氏ゆかりの品々を公開!菁莪(せいが)記念館

竹中氏ゆかりの品々を公開!菁莪(せいが)記念館
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登ってきた大手道入口とは反対に位置する菩提入口方面に向かって山を下ります。そこから続く1本道を進み、岩手小学校の通り過ぎると、菁莪記念館(垂井町役場岩手公民館に隣接)に到着します。

江戸の天保年間に、旗本の竹中氏が道場菁莪堂を作り文武両道を指導、その後、明治時代には学校として使われたていました。この菁莪堂を模して建てられたのが、菁莪記念館です。竹中氏ゆかりの品々、菩提山城や陣屋の復元予想模型図、当時の文献、秀吉が半兵衛を説得している絵や甲冑のレプリカなど、約100点を公開しています。

黒田官兵衛の息子・松寿丸を匿った五明稲荷神社

黒田官兵衛の息子・松寿丸を匿った五明稲荷神社
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菁莪記念館を南に、JR垂井駅方面に向かい、15分ほど歩くと五明稲荷神社に着きます。ここは盟友・黒田官兵衛の息子、松寿丸を匿った場所と言われています。

信長が三木城攻略中、摂津有岡城主荒木村重が謀反を起こし、村重が翻意するよう説得に赴いた黒田官兵衛は、逆に捕らえられ、石牢に幽閉されてしまいます。戻ってこない官兵衛を信長は裏切ったと思い、人質であった松寿丸を殺すよう秀吉に命じます。

「官兵衛に限って裏切ることはない。」と信じた半兵衛は、主君信長の命に背き、密かに自分の居城に近い五明に松寿丸を匿ったのでした。

有岡城から救出された官兵衛は、殺されたと思っていた松寿丸と再会しますが、その時は既に、半兵衛は命を落としていたのでした。乱世を終わらせるために共に働いてきた官兵衛を信じ、主君をも偽った半兵衛の人柄が良く表された逸話です。

境内には、松寿丸がお手植えされたとされる銀杏の木が今でも残っています。

終わりに

筆者は竹中氏陣屋跡近くの観光駐車場に車を停め、菩提山のハイキングも含め、3時間ほどかけて、紹介しているコースを回りました。歴史に触れるだけでなく、広がる田園風景や四季折々の美しい自然も楽しめるコースでもあります。ハイキング・コースは整備されているとは言え、山道なのでトレッキング・シューズなどで歩くことをお勧めします。

足に自身のない方は、菩提山城跡をスキップすれば、ほぼ平坦な道で約3キロメートルの行程です。もちろん、タクシーやレンタカー、自家用車で回ることも一つの方法です。

また、JR垂井駅北口前には、垂井町観光案内所があり、1日500円でレンタサイクルの貸出も行っており、自転車で回るのもおススメです。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2014/06/13 訪問

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