佐渡といえば、400年以上も前から金山で栄えた島。今でも、鉱山の坑道が残され観光地となっており、特に4大鉱山遺跡(西三川・鶴子・新穂・相川)が有名です。今回紹介するのは、相川にある“史跡・佐渡金山”。
相川から、大佐渡スカイラインを目指して山道を進むと、急に山の中に駐車場が現れ、鉱山の観光案内が見えます(駐車場は無料)。
観光用に坑道が整備されていますが、これがかなり長い!特に、"江戸時代コース"は、事前予約が必要で、当日はガイドもついてくれますが、コースを歩くのに3時間もかかります。時間がかかる分、金山の大きさは圧巻で驚くこと間違いなし。
なお、佐渡の金山は、世界遺産登録を目指して、現在PR中!登録前の今こそ、訪れる絶好のチャンスかも。
金山を楽しんだら、そのまま大佐渡スカイラインに進み、佐渡の雄大な山の景色を楽しみましょう。スカイラインは全長約30km、四季おりおりの山の景色を楽しめ、特に紅葉の時期は、山全体が黄金色に変わり、もっともきれいな時期です。さらに、眼下には国仲平野、真野湾を望むことができ、これらの景色も非常にきれい!
大佐渡スカイラインはかなりカーブの多い山道なので、わき見運転には注意です。車をとめて、ゆっくり景色を楽しみましょう。スカイラインの北側の終点の白雲台には駐車場と展望台があるので、ここに寄るのもオススメ。
佐渡島は、海の透明度が高く、数少ない日本海のダイビングスポットの1つとして知られています。佐渡島のダイビングで、もっとも人気のある生き物は、北小浦のコブダイ。2009年公開の仏映画”オーシャンズ”、2010年のNHKの”ダーウィンが来た”で特集され、一躍日本中に知れ渡る存在になりました。コブダイ自体は、他の海でも時々見かけますが、佐渡島・北小浦のコブダイは、現地のインストラクターダイバーに餌付けされているため、ダイバーのすごく近くまで寄ってきてくれます。さらに、インストラクターが餌のサザエをコブダイにあげると、目の前でバリバリと貝殻を壊しながら食べてくれます。その迫力は圧巻!!!
また、コブダイとのツーショット記念写真も、思い出にどうぞ!
おすすめのダイビングショップは、エスワールド。両津港から車で8分。もちろん予約しておけば送迎サービスもあります。社長さんの、コブダイへのやまない愛を感じることができ、コブダイとの楽しいダイビングを提供してくれること間違いなし。中高年のダイバーもたくさん訪れており、初心者にもやさしいおすすめのショップです。
直江津港(上越市)への定期船が発着する佐渡島の小木では、明治時代ごろから、洗濯桶を改良して作られたといわれる「たらい舟」が漁などに日常的に使われていました。岩礁の多い小木界隈の海岸では、小舟よりも小回りがきく舟として使われていたようです。
今は、小木港のすぐ近くに「たらい舟力屋観光船」があり、実際に楽しむことができます。このたらい舟、自分で漕いでみるとなかなか操縦が難しい!!船頭の女性は器用に扱い、記念写真までとってくれます。なかなか他では味わうことのできないたらい舟の乗船、なかなか面白いので乗ってみる価値は大あり!
佐渡島には、いくつもの温泉が湧き出ています。
今回はその中でも、新潟から佐渡へ向かう玄関口となる両津港から近い、秋津温泉・両津やまきホテルを紹介します。
この温泉は、透明ですが、目によいホウ酸を含んだ温泉として、古くから療養泉として親しまれてきたようです。秋津温泉には露天風呂があり、温泉がやや高台にあることもあって、露天風呂からは加茂湖を見渡すことができ、眺望は大変よいです。
佐渡島は、山、海ともに、魅力たっぷりの島です。世界遺産を楽しみたい人、秋の紅葉を楽しみたい人、海を楽しみたい人、全てを楽しみたい人、いろいろな楽しみ方ができますので、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか?
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