写真:長谷川 彩花
地図を見る温暖な伊豆下田では12月の中旬から水仙が咲き出し、群生する水仙の名所で知られる爪木崎ではピーク時、300万本の水仙が訪れる人を出迎えます。早く咲き出すものから遅咲きまで花を見られる時期は長く、12月中旬の開花から2月頃まで楽しむことができます。
その年により見頃は変わりますが、例年、水仙まつり開催中にピークを迎えることが多いです。
写真:長谷川 彩花
地図を見る爪木崎で咲くのはニホンスイセン。うつむき加減に咲く水仙の花が風に揺れる姿は可憐で、純情な乙女のようです。早春の日差しを受け、キラキラと輝いて見える午前中に訪れるのがおすすめです。
写真:長谷川 彩花
地図を見る白いじゅうたんのように咲き誇る水仙を眺めながら遊歩道を歩いていると、水仙特有の甘い香りが漂ってきます。遊歩道の遠近感を上手に利用すると、水仙の花畑に埋もれたようなベストショットを撮ることができます。
写真:長谷川 彩花
地図を見る群生する水仙が一望できる爪木崎駐車場には、ハートのベンチが設置されています。座って撮るだけでなく、灯台を入れたり、ハート越しに手をつないでみたり、いろいろなLOVE写真を撮ってみましょう。
写真:長谷川 彩花
地図を見る鮮やかな赤が印象的なキダチアロエの花も、水仙の花とほぼ同時期に見頃を迎えます。青い海を背景にしてアロエの花越しに水仙を撮るのがおすすめです。3色のコントラスト写真に青い空が加われば最強となりますね。
写真:長谷川 彩花
地図を見るまつり期間中、毎日開かれている青空市では水仙の切り花や球根、干物、ひじき、磯のりなどの海産物が並びます。地元の人たちとの交流も楽しいひととき。とっておきの地元情報が聞けるかも?!
写真:長谷川 彩花
地図を見る伊豆下田水仙まつりで味わえる地元グルメはたくさんありますが、白浜名物「さんま寿司」はぜひ味わってほしい一品です。一つ一つ丁寧に脂ののったサンマを甘酢でしめたさんま姿寿司は、まつり会場内の食事処で食べられます。お土産用にテイクアウトも可能。日持ちは翌日までで、1日置いて甘酢とご飯がなじんだ寿司の方が好きだという地元民も多いです。
写真:長谷川 彩花
地図を見る「さんま寿司」の進化系ともいえる「炙りさんま寿司」は、さっぱり食べられると好評。酒のつまみにも相性抜群で、老若男女問わず人気があります。
爪木崎のある須崎地区の郷土料理「池之段煮味噌(いけんだにみそ)」は、地名の池之段(いけんだ)から名付けられた漁師鍋です。磯魚や貝、ワカメ、野菜などを自家製の味噌で味付け。魚のだしが効いた素朴な味わいの鍋は、散策で冷えた体をぽかぽかに温めてくれます。
他にサザエのつぼ焼きや、さんまのかば焼き、鯵寿司、カマス押し寿司、ラーメンなどメニューは豊富です。
写真:長谷川 彩花
地図を見る水仙の群生地から少し階段を上ると現れるのが、2017年に「恋する灯台」に認定された爪木崎灯台です。Mr.ChildrenのCDジャケットにも使用されたこともあり、Mr.Childrenファンの聖地としても有名です。突端にたたずむ立ち姿はみんながイメージする灯台そのままで、「ザ・灯台」といった雰囲気が漂います。
写真:長谷川 彩花
地図を見る灯台の周辺にもハートのモニュメント、ベンチが設置され、「恋する灯台」の盛り上げアップをお手伝いしています。東屋や切り株ベンチなどもあり、波の音をBGMにお弁当を広げてのピクニックもいいですね。
写真:長谷川 彩花
地図を見る灯台に続く散策路沿いには赤や白など色とりどりの椿があり、12月〜2月頃まで楽しめます。また車で20分ほどのところにあるアジサイで有名な下田公園内の椿園では161種5000本の椿が植えられていますので、足を延ばして散策するのもいいですね。
写真:長谷川 彩花
地図を見る灯台周辺では「俵磯」といわれる静岡県指定天然記念物指定の柱状節理(ちゅうじょうせつり)を見ることができます。「南から来た火山の贈りもの」といわれる伊豆半島が、南方からやってきて日本列島の本州と衝突した際に隆起、そのあと波の浸食により地表に姿を現しました。
遊歩道を下るとすぐ近くまでいけるので、規則正しく柱状の岩が並ぶ様子を間近で見ることができます。
写真:長谷川 彩花
地図を見る季節を問わず、入場無料で楽しめるのが爪木崎花園です。爪木崎駐車場の目の前にあり、四季折々の花が植えられ、亜熱帯の植物も見られる温室もあります。冬はアロエ、ハボタンなどが咲き誇り、隠れたフォトスポットにもなっています。
写真:長谷川 彩花
地図を見る群生する水仙を望む高台には昭和49年のお歌会始に詠まれた昭和天皇と香淳皇后お二人の歌碑があります。お題は「朝」。須崎御用邸をこよなく愛された両殿下がご覧になった「伊豆の朝」はどんな朝だったのでしょうか。日の光を浴び、キラキラ輝く早朝の海は必見です。
爪木崎をはじめ、LOVEパワースポットの龍宮窟など風光明媚な下田市はドラマ、映画、旅番組などいろいろな撮影で使用されています。ロケ地めぐりに便利な「下田市ロケ地MAP」は下田市観光協会をはじめ、道の駅・下田開国みなとなどで手にいれることができます。水仙まつりに訪れたついでにロケ地をめぐってみてはいかがしょう。
住所:静岡県下田市須崎
電話番号:0558-22-1531 (下田市観光協会)
アクセス:伊豆急行線伊豆急下田駅からバスで約15分、終点「爪木崎」下車すぐ
料金:入場無料
駐車場:1日500円
開催期間:2019年12月20日〜2020年1月31日※青空市は毎日開催
爪木崎ジオツアー:認定ジオガイドが案内します。1時間4000円(10人まで)。問い合わせは伊豆半島ジオガイド協会(0558-74-5423)
イベント開催日:2020年1月5日、12日、19日
イベント内容:下田太鼓の実演、池之段煮味噌鍋サービス(先着200人)
2019年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事を書いたナビゲーター
長谷川 彩花
静岡県伊豆生まれ。生粋の「伊豆っ子」です。おいしいものが大好きで常にアンテナ高く、情報収集をしています。隠れ家カフェ、レトロ喫茶巡りで見つけた居心地よいカフェで珈琲を飲みながらぼんやりするのが至福の時…
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