横須賀「くりはま花の国」で、一面のお花畑を堪能しよう!

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横須賀「くりはま花の国」で、一面のお花畑を堪能しよう!

横須賀「くりはま花の国」で、一面のお花畑を堪能しよう!

更新日:2015/03/17 13:46

鷹野 圭のプロフィール写真 鷹野 圭 首都圏自然ライター

エントランスからすぐ目の前に広がる、なだらかな斜面を埋め尽くす花、花、花……。京急久里浜駅から徒歩10分の「くりはま花の国」は、23,000平米という三浦半島ひいては神奈川県でも指折りの広〜いお花畑が見所です。春には、暖色系のポピーと寒色系のネモフィラが共に満開期を迎え、美しいコントラストを楽しめます。山間の斜面に約100万本の花々が咲き競う光景は、ここが日本であることを一瞬忘れてしまうほどです。

春の一時だけに見られる、ポピーとネモフィラの競演

春の一時だけに見られる、ポピーとネモフィラの競演

写真:鷹野 圭

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くりはま花の国は、その名の通り久里浜港に隣接する花いっぱいの公園です。中でも春先は、関東屈指の株数を誇るポピーのお花畑が最大の名物! さらにそこに、小さいながらも鮮やかな青い花弁が目立つネモフィラが彩りを添え、陽と陰、暖かさと涼しさの共存した絶妙な花景観がなだらかな斜面一面に広がります。

ネモフィラは4月から5月中旬、ポピーは5月から6月初頭に見頃を迎えますので、2種の花が同時に咲く様を楽しみたいならゴールデンウィークがおススメです。エントランス付近から見上げるもよし。高台から見下ろして大パノラマを楽しむもよし。絶妙なバランスの上に成り立つ、一時だけの至高の花景観をどうかお見逃しなく!

フラワートレインに乗って、心地よく花景観を楽しもう!

フラワートレインに乗って、心地よく花景観を楽しもう!

写真:鷹野 圭

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お花畑の真ん中に園路が通っていますから、左右を花に囲まれながらウォーキングを楽しめます。坂を登り切って丘の上から見下ろすと、まるで極彩色の絨毯が広がっているかのよう……感慨深いものがあるはずです。

しかし、緩やかとはいえ長い坂道ですから、女性やお年寄りの方には歩いて登るには少々大変かもしれません。そんな時は蒸気機関車そっくりの園内バス『フラワートレイン(写真右)』に乗るといいでしょう。高台からお花畑を見渡しつつ、ゆったりと山登りを楽しめます。くりはま花の国は自然の山の地形をそのまま活かした造りのため、アップダウンが激しいのが特徴……体力に自信がない方や、まず公園全体を一通り見て回りたいという方は、無理しないでぜひこのバスを利用しましょう。

一輪の花にクローズアップ! 小さな生きものにも目を向けてみよう

一輪の花にクローズアップ! 小さな生きものにも目を向けてみよう

写真:鷹野 圭

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緑に囲まれた広いお花畑は、当然昆虫たちにとっても楽園です。公園では定番のチョウやハチなどが、蜜や花粉を求めてたくさん訪れます。「ハチ」と聞いてギョッとされる方もいらっしゃるかもしれませんが、大丈夫! ここで花にやってくるのはミツバチやハナバチ、クマバチなど、自分から人間を襲うことはしない大人しい種類がほとんどです。近くに来ても慌てて追い払ったりせず、そっとしておいてあげましょう。慣れてくれば、花粉を脚につけて飛び回る様が次第に可愛らしく見えてくるものです。

他にも、意外なことにバッタの赤ちゃんが乗っかっていることもあります。写真は「ヤブキリ」というキリギリスの仲間の幼虫。花粉を食べているところです。ヤブキリの成虫は(バッタなのに)他の昆虫を襲う肉食性ですが、子供の内は草食で、こうして花に乗っている姿をよく見かけます。見た目は小さくキラキラと輝いていて、実は意外ときれい。決して珍しい昆虫ではありませんので、じっくり花を観察していればその内自然と出会えることでしょう。

広いお花畑だけに景観美ばかりに目を奪われがちですが、時々花の一つひとつにジッと目を凝らしてみると、意外な発見があるかもしれません。

ハーブ園は関東有数の規模。豊潤な香りを楽しもう!

ハーブ園は関東有数の規模。豊潤な香りを楽しもう!

写真:鷹野 圭

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斜面のお花畑に並ぶ最大の見所といえるのが、小高い丘の上に広がるハーブ園です。三浦の海を一望できる高台のラベンダー園を始めとして、夏場には多種多様なハーブが花を咲かせます。植栽されるハーブは約130種・30,000株で、その広さは関東でも有数。海からの風に乗って爽やかな香りが立ち上り、一歩足を踏み入れただけで心地よさを覚えることでしょう。ラベンダーに囲まれたベンチに腰掛け、海を眺めながら一休み……なんていかがでしょう?

もちろん、ハーブを用いたコンテンツも色々。写真の奥に見える東屋は『ハーブの足湯』といい、園内で収穫したハーブを季節ごとに色々とブレンドした香り豊かなお湯で、ゆったり足を浸しながらくつろぐことができます。無料なのも嬉しいポイント! また、レストラン『うおくに』ではハーブ入りのソーセージやラベンダーのソフトクリームなどが味わえます。

ちなみに写真の白い花は「ロケット」というハーブ。別名の「ルッコラ」の方が馴染み深いかもしれませんね。ハーブにはそれぞれ紹介用のプレートが敷設され、花期や用途などが紹介されています。一つ一つ見て回ると、なかなか良い勉強になるかもしれません。

潮風薫る丘の公園。高台からは海の景色を楽しめます

潮風薫る丘の公園。高台からは海の景色を楽しめます

写真:鷹野 圭

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海岸近くの小山の地形を極力そのまま残している「くりはま花の国」は、園内をザッと見て回るだけでも、ちょっとしたハイキング感覚で楽しめます(歩くと少々疲れますが)。高低差の大きい造りなので、至る所に見晴らしの良いビューポイントがあり、横須賀の街や久里浜港などが一望できます。風景画のモチーフなどにピッタリかもしれませんね。

隣接する久里浜港からは房総半島に向かうフェリーが出ており、周辺には海岸線ならではの海鮮料理店が並びます。来園のついでに港付近にも立ち寄り、海の幸を味わうのも乙な楽しみ方でしょう。

「くりはま花の国」は如何だったでしょうか?

臨海域にある山の公園ということで、花、緑、海の魅力を同時に楽しめるスポットです。季節ごとの花が次々と楽しめますので、春〜初夏はもちろん、1年を通じて美しい花景観を堪能いただけます。ポピー畑は秋になるとコスモス畑に一変し、また違った美しさが広がりますよ。

他にもパークゴルフやアーチェリー場、エアーライフル場など、一風変わった施設もあります。お楽しみコンテンツのたくさん詰まったくりはま花の国を、存分にご堪能くださいませ!


【アクセス】
JR「久里浜駅」より徒歩約18分
京浜急行「京急久里浜駅」より徒歩約15分

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掲載内容は執筆時点のものです。 2014/04/12 訪問

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