フランシスコ・ザビエルの皮膚も展示「大分トラピスト修道院」

フランシスコ・ザビエルの皮膚も展示「大分トラピスト修道院」

更新日:2020/01/28 13:36

肥後 球磨門のプロフィール写真 肥後 球磨門
トラピスト修道院といえば多くの方が北海道函館近郊にある男子修道院を思い浮かべると思いますが、大分県にもあるのをご存知でしょうか?大分の有名な観光地である湯布院のシンボル由布岳を背にして、別府湾を見下ろす高台に、修道士たちが「祈り・働け」の精神で修道生活を送る「大分トラピスト修道院」が建っています。ザビエルの皮膚が見学でき、トラピストクッキーも販売される日本で二番目の男子修道院を紹介します。

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別府湾を望む高台に建つ「大分トラピスト修道院」

別府湾を望む高台に建つ「大分トラピスト修道院」

写真:肥後 球磨門

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大分県を代表する観光地、湯布院と別府の間に広がる別府湾を見下ろす丘の上に建つ「大分トラピスト修道院」。国道500号線から脇道に入ってしばらくすると白い教会が見えてきます。

別府湾を望む高台に建つ「大分トラピスト修道院」

写真:肥後 球磨門

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「トラピスト修道院」といえば北海道函館近郊の「灯台の聖母トラピスト修道院」が有名ですが、その修道院から7名の修道士が派遣されて1980年7月11日に設立された、日本で二番目のトラピスト男子修道院です。

別府湾を望む高台に建つ「大分トラピスト修道院」

写真:肥後 球磨門

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別府湾が一望でき、晴れた日には四国まで見渡すことができるほど開放的な場所に建てられた修道院では、修道士たちがイエス・キリストの弟子として、全ての人々の救いと平和のために祈りながら働き、働きながら祈る、俗世から離れた生活を送っています。

両手を広げて優しく出迎えてくれるマリア像

両手を広げて優しく出迎えてくれるマリア像

写真:肥後 球磨門

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別府湾を背に建つマリア像を見上げると、その優しい表情に心が安らいでいくのを感じます。

両手を広げて優しく出迎えてくれるマリア像

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敷地内を奥に進むと、有名な巡礼地「ルルドの泉」を模した庭園と、聖母の足元にひざまずく少女「聖ベルナデッタ像」が見えてきます。

両手を広げて優しく出迎えてくれるマリア像

写真:肥後 球磨門

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教会の中を見学することはできませんが、立ち入りができる敷地内には修道士の墓が並んでいます。キリストの弟子として祈りの生涯を終えた修道士たちが眠る場所を目にすると、厳かな気持ちになります。

キリスト教関連の展示がある資料室

キリスト教関連の展示がある資料室

写真:肥後 球磨門

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資料室では修道院生活の紹介ほか、禁教時代のキリシタン遺物や聖遺物などが展示され自由に見学することができます。

キリスト教関連の展示がある資料室

写真:肥後 球磨門

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写真は「キリシタン禁制の高札」で、幕末から明治にかけてのものです。隣にあるのは祭服で、東京大学の教授白鳥庫吉(カトリック信者)が皇居で史学を進講した際に大正天皇から送られた反物を、日本人トラピスチヌ修道女が仕立てたものです。このほかに日本刀に用いられる鍔(つば)に十字架模様がある「キリシタン鍔」や、潜伏キリシタンが用いたといわれるマリア観音なども展示されています。

キリスト教関連の展示がある資料室

写真:肥後 球磨門

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ローマ・カトリックのグレゴリオ聖歌などの記譜に用いられた記号「ネウマ」で書かれたミサ典礼書と詩編集も展示されています。こちらは1970年頃まで使用されていたもので、19世紀末、ベルギーのトラピスト修道院で印刷、製本されたものです。

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フランシスコ・ザビエルの皮膚も展示

フランシスコ・ザビエルの皮膚も展示

写真:肥後 球磨門

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写真は1858年、南フランスの寒村ルルドで「聖母マリアの出現」に立ち会った少女「聖ベルナデッタ・スビルー」の遺髪です。遺体はフランスのヌヴェール修道院に生前の姿のまま安置されていますが、大分トラピスト修道院の「ルルドの泉」庭園に巡礼する者のためにと、ヌヴェール修道院から寄贈されたものです。

フランシスコ・ザビエルの皮膚も展示

写真:肥後 球磨門

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中央祭壇には聖職者の遺物が展示されています。写真はペトロ岐部(本名: 岐部茂勝)の遺骨です。ペトロ岐部は現在の大分県国東市国見町岐部出身で、日本人として初めてエルサレムを訪問し、その後も世界中を巡り「日本のマルコ・ポーロ」と称されるほどの人物です。

その他、豊臣秀吉と会見し、キリスト教禁教令の強化によって捕らえられ、1597年長崎で殉教した日本二十六聖人の一人「聖ペトロ バウチスタン」の遺骨も展示されています。

フランシスコ・ザビエルの皮膚も展示

写真:肥後 球磨門

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写真は日本にキリスト教を伝導したフランシスコ・ザビエルの右腕の皮膚の一部で、ローマ、ジェズ教会に保管されているザビエルの遺物箱を新調した際に取り出された小片です。修道院の建つ日出町は、フランシスコ・ザビエルが到着した地として知られ、長崎と同様、日本のキリスト教の歴史上で重要な地であることから、イエズス会より寄贈されました。

トラピスト修道院といえばクッキー

トラピスト修道院といえばクッキー

写真:肥後 球磨門

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クッキー工場を窓越しに見学することができます。製造機械は北海道のトラピスト修道院から移設されたものです。北海道では見ることができない作業風景を、タイミングが合えば見学することができます。それにしても大きな機械です。飾り気のない、どちらかといえば質素なイメージのトラピストクッキーが、こんな現代的な製造機で作られているとは驚きです。

トラピスト修道院といえばクッキー

写真:肥後 球磨門

独特の模様が刻まれた「トラピストクッキー」は売店で買うことができます。大分トラピスト修道院製造のクッキーは、純粋なバターと厳選された材料を使い、修道院伝統のトンネル釜でじっくりと焼き上げられていて、全国観光土産品連盟会長努力賞を受賞しました。

トラピスト修道院といえばクッキー

写真:肥後 球磨門

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売店ではクッキーだけでなく、大分県内にある女子修道院で製造されているお菓子や、トラピストビールの「シメイ修道院ビール」、北海道トラピスト修道院の「トラピストバター」なども販売されています。日頃なかなか目にすることのできない珍しいものが揃っているのでお土産に手にとってはいかがでしょうか。

大分県は、戦国時代にキリシタン大名であった大友宗麟が治めていた土地で、宗麟の許可を得てフランシスコ・ザビエルが広く布教した土地です。キリスト教に縁の深い土地に建つ、日本で二番目のトラピスト修道院。近くにはアフリカンサファリや、別府、湯布院の温泉地も近く、ドライブコースとしてもおススメなので立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

大分トラピスト修道院の基本情報

住所:大分県速見郡日出町大字南畑3350-7
電話番号:0977-67-7523
アクセス:別府市中心部または湯布院中心部から車で約30分

2020年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2019/12/07 訪問

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