写真:吉川 なお
地図を見る金華街は日本統治時代、「錦町」と呼ばれた一帯で、現在は住宅街となっています。古い日本家屋の外観をした金錦町の茶色いのれんをくぐると、店内はモダンな雰囲気で、色とりどりのパッケージの土産物を並べたカウンターが目に飛び込んで来ます。喫茶室は奥にあります。
写真:吉川 なお
地図を見るおすすめのケーキは、26個の小さな薄えんじ色の球体を正六面体状に配した、可愛いデザインの「貴妃」。内側はライチのムースとジャスミンティーのゼリー、外側の薄えんじ色はライチのパウダーで、ライチのおいしさがぎゅっと凝縮されています。甘さは控え目であっさりとして食べやすく、パクパク食べられますよ。
写真:吉川 なお
地図を見る続いてロールケーキの「玄冬」です。マンゴーピューレをゴマミルククリームで包み、さらに外側を黒い色スポンジで包んだもので、目玉焼きをイメージしたデザインとなっています。これも甘さは控えめで、マンゴーとゴマミルククリームが絶妙なコンビネーションを醸し出しています。
写真:吉川 なお
地図を見る土産物として一番人気なのは金箔の抹茶カステラ「青鳥」。しっかりした抹茶の味わいがする一品です。もちろん喫茶室でもいただけます。
写真:吉川 なお
地図を見るケーキと一緒に頂くウーロン茶は、深焙黒茶、貴妃美人茶、高山烏龍茶の3種類で、上品な味を楽しめます。価格はいずれも210元(約760円)。ケーキは店内で食べる場合は180元からで、大部分が200元台の商品です。
写真:吉川 なお
地図を見るケーキやカステラには琥珀糖が付いてきます。中に寒天が入った砂糖菓子で、赤あり、黄あり、緑ありと色とりどりでまるで宝石のような美しさ。口の中に放るとほんのりとした甘さが広がります。
センスが良くおいしいケーキと、歴史の趣を感じられる落ち着いた雰囲気が評判を呼び、週末は女性客を中心に多くの人がカフェでくつろいだ時間を過ごします。
写真:吉川 なお
地図を見る金錦町はカフェが人気となっていますが、実は土産物店がメインで、カフェは付属の位置づけとなっています。カステラや琥珀糖は、土産物売り場で購入することも可能です。
写真:吉川 なお
地図を見る日本人に人気のお土産はパイナップルケーキで、よく知られているオリジナル味と、黒い竹炭生地の桂花(キンモクセイ)味の2種類があります。桂花味を一口頂くと、キンモクセイのしっかりした味わいを感じることができます。台湾のパイナップルケーキはひととおり食べた、という人にもお薦めです。
写真:吉川 なお
地図を見る金錦町には中庭があり、足を踏み入れるとまるで昔の日本にタイムスリップしたかのようです。中央には桜の木が植えられていて、春には満開の花を見ることができそうです。
写真:吉川 なお
地図を見る金錦町は鼎泰豊本店などグルメ街で有名な永康街から徒歩7〜8分ほど。台湾料理に舌鼓を打った後、レトロ感あふれるお店に足を運んで、おいしい大人のケーキとお茶でくつろぐのはいかがでしょうか?台北の旅の満足度が一気にアップすること間違いなしです!
住所:台北市大安区金華街84、86號
電話番号:+886-2-2396-1528
アクセス:台北MRT古亭駅から徒歩7分
営業時間:11:00〜21:00
2020年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事を書いたナビゲーター
吉川 なお
台湾の台北市に住む専業主婦の吉川なおです。台湾生活はもう8年ですが、常に新しい発見のあるこの国が大好きです。在住者だからこそ知っている生情報やお薦めのレストランなど、台湾の旅がより思い出深いものになる…
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