写真:高田 真美
地図を見るダウガヴァ川の東岸に位置するリガには、12世紀後半ごろからドイツ商人が入植。1282年にはハンザ同盟に加盟し、貿易拠点として急速に発展を遂げました。そのため、リガの旧市街には、北ドイツ風のメルヘンチックな街並みが広がっています。
写真:高田 真美
地図を見るリガ旧市街には数多くの教会がありますが、最も目を惹くのが「聖ペテロ教会」です。空高くそびえ立つ尖塔は、リガ旧市街のランドマークとなっています。第二次世界大戦中に焼失してしまったため、現在の建物は戦後再建されたものですが、聖ペテロ教会の起源は、13世紀初頭まで遡ります。
<聖ペテロ教会の基本情報>
住所:Reformacijas laukums 1, Riga, LV-1050
電話番号:+371-67181430
写真:高田 真美
地図を見る聖ペテロ教会と同様に、リガ旧市街のランドマークとなっているのが、「ブラックヘッドの館」です。ブラックヘッドの館は、独身の貿易商人が集まる集会場として、1334年に建てられました。こちらも、第二次世界大戦中に破壊されてしまいましたが、1999年に再建され、内部も見学することができるようになっています。
<ブラックヘッドの館の基本情報>
住所:Ratslaukums 7, Riga, LV-1050
電話番号:+371-67-043-678
写真:高田 真美
地図を見るリガの町は、1621年から約90年間、スウェーデン王国の支配を受けました。旧市街に今も残る「スウェーデン門」は、この時代に造られたもので、当時スウェーデン兵がこの門を頻繁に利用したことから、この名がつきました。
<スウェーデン門の家の基本情報>
住所:Atgriezu iela, Riga, LV-1050
写真:高田 真美
地図を見るスウェーデン門の向かいにある黄色い建物は、当時、スウェーデン兵の兵舎として利用されていました。現在は、商業施設として利用されており、レストランや雑貨のお店などが並ぶお洒落なエリアになっています。
写真:高田 真美
地図を見るリガ旧市街のマザーピルス通りには、「三兄弟の家」と呼ばれる3つの建物が並んでおり、15世紀〜17世紀にかけての建築様式の変遷を見ることができます。パステルカラーの可愛い3つの建物は、右から順番に、15世紀後期、17世紀中頃、17世紀後期に建てられたもの。一番右の建物が建てられた頃は、窓の大きさにより課税されたため、とても小さな窓が並んでいます。
<三兄弟の家の基本情報>
住所:Maza Pils iela 17-21, Riga, LV-1050
写真:高田 真美
地図を見る18世紀にロシア帝国の支配下となったリガの町は、19世紀後半から20世紀初頭にかけて、産業的に大きく発展を遂げ、ロシア帝国第三の都市となりました。リガの新市街には、この時代に建てられた壮麗なユーゲントシュティール様式(アールヌーボー様式)の建造物が無数に点在しています。特に、新市街のアルベルタ通りには、華美な装飾が施されたユーゲントシュティール建築が道の両側に並んでおり、圧巻です。
写真:高田 真美
地図を見るラトビアが最初に独立を果たしたのは、1918年のこと。旧市街からピルセータス運河を渡った東側に建つ「自由の記念碑」は、ラトビア独立戦争での戦死者を追悼するために、1935年に建設されました。その後間もなく、ラトビアはソビエト連邦に併合され、約50年後の1991年にようやく二度目の独立を宣言。今でも、自由の記念碑は「ラトビアの自由のシンボル」として、人々に大切にされています。
写真:高田 真美
地図を見るリガ市民の生活ぶりを垣間見ることができるのが、リガ中央市場です。旧市街から鉄道の線路を越えた南側にあるリガ中央市場は、1930年にオープンした歴史ある市場。巨大なドーム型の建物は、かつて、ドイツの飛行船の格納庫用に作られたもの。屋内市場の他に、屋外にも屋台が並んでおり、食料品の他、衣料品や雑貨など、様々な商品が売られています。
<リガ中央市場の基本情報>
住所: Negu lela 7, Latgales priekspilseta, Riga, LV-1050
電話番号: +371-67-229-985
ラトビアへは日本からの直行便はありませんが、フィンランドのヘルシンキ経由でリガへ入るのがおすすめです。また、ラトビアの首都リガからは、隣接するエストニアの首都タリンやリトアニアの首都ヴィリニュスへも、飛行機もしくは長距離バスを利用して簡単に移動することができます。バルト三国(ラトビア、リトアニア、エストニア)を周遊する旅に出かけてみてはいかが?
2020年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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この記事を書いたナビゲーター
高田 真美
オーストラリア在住。旅行が好きで、世界中を飛び回っています。「SOWHATの世界旅日記」「メルボルン美味しい生活」という2つのブログを運営しています。
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