黒川温泉の新名物!「黒川かっぽ手形」で温泉地をはしご酒しよう

黒川温泉の新名物!「黒川かっぽ手形」で温泉地をはしご酒しよう

更新日:2020/01/08 13:11

藤谷 ぽきおのプロフィール写真 藤谷 ぽきお アジアLCCトラベラー、トレッキング愛好家、アウトドアコーディネーター
1,300円で旅館やホテルのお風呂が3ヶ所入れる「入湯手形」で一躍有名温泉地となった黒川温泉ですが、更に黒川温泉を楽しめる新名物が登場!その名も「黒川かっぽ手形」。1,500円で黒川温泉内の旅館などで提供される、地元の銘酒とおつまみを3ヶ所で楽しむ事ができます。泊まっていない旅館も楽しむことができ、観光客に大人気です。特にお勧めの3ヶ所と地元の酒屋さんの様子をご紹介します。

「黒川かっぽ手形」とは?

「黒川かっぽ手形」とは?

写真:藤谷 ぽきお

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「黒川かっぽ手形」とは、12ヵ所の対象となるお宿・店舗の中から好きな3カ所を選び、お酒1杯とおつまみのセットを3回も楽しめる、1,500円のお得なはしご酒手形です。

黒川温泉の観光案内所的な役割を担う、黒川温泉観光旅館協同組合「風の舎」で手形をゲットしましょう!

「黒川かっぽ手形」とは?

写真:藤谷 ぽきお

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「黒川かっぽ手形」は黒川温泉観光旅館協同組合「風の舎」もしくは12ヵ所の参画店舗にて入手可能です。お宿・店舗毎に提供しているお酒・おつまみが違うので、黒川かっぽMAPを見て行きたいお宿・店舗を選びましょう!

「黒川かっぽ手形」とは?

写真:藤谷 ぽきお

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12ヵ所のお宿・店舗で利用可能で、地元産の日本酒・芋焼酎・米焼酎など、お酒もおつまみも種類豊富です。すべての場所でノンアルコールメニューも用意されているので、アルコールが苦手な方や車のドライバーさんも一緒に参加可能です。

お目当てのお宿や店舗に到着したら、フロントスタッフに手形裏のシールを渡し、竹かっぽもしくは宿所有のコップに自慢の名酒を注いでもらいましょう。その際、おつまみをもらうことも忘れずに!
各箇所それぞれ特色があり、純米吟醸や手作り自家製梅酒、紅茶割り米焼酎なども楽しめますよ!

今回は、「風の舎」駐車場から徒歩圏内で、尚且つ、趣のある囲炉裏端で「かっぽ酒」を頂ける、おススメのお宿を三ヶ所ご紹介します。

「いこい旅館」では囲炉裏端で温泉たまごをつまみに!

「いこい旅館」では囲炉裏端で温泉たまごをつまみに!

写真:藤谷 ぽきお

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1軒目は「風の舎」から徒歩で約7分程、田の原川にかかる丸鈴橋を渡った先にある「いこい旅館」です。一番のおススメポイントは、旅館入り口前に設置されている、一軒屋の東屋風に作られている囲炉裏端でかっぽ酒を楽しむ事ができることです。日本昔話にでてくるような囲炉裏端は必見ですよ。

「いこい旅館」では囲炉裏端で温泉たまごをつまみに!

写真:藤谷 ぽきお

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お酒は地元「河津酒造」の飲み易い日本酒「清酒 逢菜」で、おつまみも源泉で作られた温泉たまごです。他の多くが作り置きのおつまみですが、熱々のおつまみが嬉しいポイントですね。

「いこい旅館」では囲炉裏端で温泉たまごをつまみに!

写真:藤谷 ぽきお

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囲炉裏には寒い季節、常に火が用意されているので、ほんのり暖かな雰囲気の中、他の観光客ともお喋りしながらのんびりとかっぽ酒をいただくことができます。

<いこい旅館の基本情報>
住所:熊本県阿蘇郡南小国町大字満願寺6548
電話番号:0967-44-0552
アクセス:風の舎から徒歩約7分
利用時間:15:00〜21:00

「歴史の宿 御客屋」では囲炉裏端で旅本片手に!

「歴史の宿 御客屋」では囲炉裏端で旅本片手に!

写真:藤谷 ぽきお

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2軒目は「風の舎」から徒歩で約7分程、田の原川にかかる丸鈴橋を渡った先にある「歴史の宿 御客屋」です。「いこい旅館」のすぐ隣にあります。威厳のある玄関で私たちをお迎えしてくれます。

「歴史の宿 御客屋」では囲炉裏端で旅本片手に!

写真:藤谷 ぽきお

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フロント前には大きな囲炉裏台があり、座って本や雑誌を読むことができるスペースでかっぽ酒を頂く事ができます。ゆっくりと読書できるような雰囲気があるのがおススメポイントです。

「歴史の宿 御客屋」では囲炉裏端で旅本片手に!

写真:藤谷 ぽきお

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酒造好適米「一本〆」を精白し、阿蘇小国の湧水でゆっくりと発酵させた純米吟醸「小国蔵一本〆」を頂けます。おつまみには御客屋手作りの季節のお漬物をどうぞ!

<歴史の旅館 御客屋の基本情報>
住所:熊本県阿蘇郡南小国町大字満願寺6546
電話番号:0967-44-0454
アクセス:風の舎から徒歩約7分
利用時間:15:00〜21:00

「旅館 南城苑」ではゆったりソファーかまったり囲炉裏端で!

「旅館 南城苑」ではゆったりソファーかまったり囲炉裏端で!

写真:藤谷 ぽきお

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3軒目は「風の舎」から徒歩で約10秒の「旅館 南城苑」です。というのも、風の舎に併設されているふれあい広場駐車場西側に「旅館 南城苑」は面しているので、実質0秒の距離です。

フロントすぐ奥にはブックカフェのようなソファーや本棚がある空間があり、2人掛けの空間が2つと、写真の4〜5人が居ることができる空間が1つあり、ここでかっぽ酒を楽しむことができます。

「旅館 南城苑」ではゆったりソファーかまったり囲炉裏端で!

写真:藤谷 ぽきお

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もう一ヶ所、テラスに囲炉裏端も用意されており、半野外のような作りなので、こちらでかっぽ酒を楽しんでも素敵ですね。

おススメポイントは、寒がりさんには室内のソファー席を、雰囲気を楽しみたい方にはテラスでの囲炉裏端と、かっぽ酒を飲む場所を選べる点です。

「旅館 南城苑」ではゆったりソファーかまったり囲炉裏端で!

写真:藤谷 ぽきお

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日本初の「紅茶伝習所」である熊本県山鹿の復刻紅茶で割った、南城苑オリジナルの米焼酎紅茶割りを頂けます。こうした紅茶割りは他の場所にはないので、一風変わったかっぽ酒ならこちらがおススメです。おつまみは山菜の和え物で、囲炉裏端で星空を見ながら頂くと最高に美味しいですよ。

<旅館 南城苑の基本情報>
住所:熊本県阿蘇郡南小国町大字満願寺6612-1
電話番号:0967-44-0553
アクセス:風の舎から徒歩10秒
利用時間:15:00〜21:00

趣向を変えて「後藤酒店」ではその他の試飲もOK!

趣向を変えて「後藤酒店」ではその他の試飲もOK!

写真:藤谷 ぽきお

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「黒川かっぽ手形」では、三ヶ所を選べるので、雰囲気の良い旅館を目指したり、日本酒・芋焼酎・米焼酎・梅酒などお酒の種類で選ぶのも良いのですが、十二ヵ所中一ヶ所だけが酒屋・商店を営む「後藤酒店」という、地元のお酒を良く知る店舗です。

店内は地元の様々なお酒が並び、他にも温泉上がりに飲むと美味しい、サイダーやヨーグルトなども購入可能です。もちろん、お酒のつまみも豊富に入手できます。

趣向を変えて「後藤酒店」ではその他の試飲もOK!

写真:藤谷 ぽきお

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頂けるお酒は、地元南小国町産の里芋で作られた珍しい里芋焼酎「芋車」です。かっぽ酒も酒屋だけに、なみなみと注いでくれます。また、他にも店内で販売している各種お酒の試飲もOK。かっぽ酒だけではなく、他にも楽しみがあり、本当のお酒好きならば後藤酒店は一番のお勧めです。

<後藤酒店の基本情報>
住所:熊本県阿蘇郡南小国町大字満願寺6991-1
電話番号:0967-44-0027
アクセス:風の舎から徒歩約3分
利用時間:15:00〜21:00

新しい温泉地の楽しみ方「黒川かっぽ手形」でほろ酔いを楽しもう!

普通の温泉地では、宿泊地以外の旅館やホテルなどに出向く事はあまりしませんが、ここ黒川温泉では違います。「黒川温泉一旅館」という考え方で、「黒川温泉内にある様々な施設は、1つの旅館の施設のように思ってもらい使って欲しい」との願いから、「入湯手形」や「黒川かっぽ手形」が生まれました。ほろ酔い気分で黒川温泉を闊歩(かっぽ)しながらはしご酒を楽しんでみて下さい。

2020年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2019/12/23−2019/12/24 訪問

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