海だけじゃない!フィリピンの秘境コロン島のおすすめ観光スポット

海だけじゃない!フィリピンの秘境コロン島のおすすめ観光スポット

更新日:2020/01/07 11:09

Mayumi Kawaiのプロフィール写真 Mayumi Kawai 絶景ハンター、トラベルライター、自称ミステリーハンター
フィリピン南西部、エルニドのあるパラワン島から北へ約115kmに浮かぶ秘境コロン島。神々の楽園という表現にふさわしい手つかずの大自然は言葉を失うほどの美しさです。

海やビーチに注目されがちなコロン島ですが、実は陸の上にも見どころがいっぱい。意外なものから定番まで、コロン島を訪れたらぜひ押さえておきたいおすすめ観光スポットをご紹介します。

フィリピンの秘境コロン島とは

フィリピンの秘境コロン島とは

写真:Mayumi Kawai

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フィリピン南西部、「フィリピン最後の秘境」と呼ばれるリゾートアイランド・エルニド(El Nido)と世界遺産「プエルトプリンセサ地底河川国立公園」のあるパラワン(Palawan)島、その北東約115kmの海上に浮かぶのが秘境コロン島(Coron island)です。エルニド以上とも呼び声高いゴージャスな海、そして秘境感あふれる手つかずの大自然で国内外から支持を集める人気の観光スポットです。

フィリピンの秘境コロン島とは

写真:Mayumi Kawai

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ちなみに、わたしたちが何気なく口にする「コロン島」は、実質的に「ブスアンガ島(Busuanga island)」を指すことが多いので少し注意が必要です。正確には、コロン島もブスアンガ島も同じカラミアン諸島(Calamian Islands)の一部ですが、コロン島が指定されたアイランドホッピングやダイビング以外での立ち入りを禁止しているのに対し、パラワン州で2番めに大きな島のブスアンガ島には、空港やフェリー港、宿泊施設や旅行代理店などが集まるコロンタウンと島民の居住区が存在します。

本記事では、便宜上、ブスアンガ島も含めて「コロン」と称しつつ、今回は、海やビーチだけではない秘境コロンの島の魅力をご紹介いたします。

マングローブ林に囲まれた天然温泉!緑藻が生える湯でリラックスタイム

マングローブ林に囲まれた天然温泉!緑藻が生える湯でリラックスタイム

写真:Mayumi Kawai

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コロンタウンから東へ約3km、車で10分ほどの村外れにあるマキニット温泉(Maquinit Hot Spring)は、鬱蒼と生い茂るマングローブ林と海に囲まれたフィリピンならでは天然海水温泉です。湯の温度は38度から41度といい湯加減。潮風と海のさざ波の音、森の静寂と開放感に溢れたリラックスできる温泉スポットです。

マングローブ林に囲まれた天然温泉!緑藻が生える湯でリラックスタイム

写真:Mayumi Kawai

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この温泉の特徴は、源泉となる温泉の底にはびこる緑の藻。日本では別府温泉や草津温泉などで見られる温泉藻と同様で、高温でも生き続けられる貴重な藻の一種です。特にここは海水による天然ミネラルも豊富に含み、疲労回復、健康増進、美肌効果から皮膚病や喘息などにも効能があるといわれています。見た目にも美しいので写真映えのスポットでもありますね。

マングローブ林に囲まれた天然温泉!緑藻が生える湯でリラックスタイム

写真:Mayumi Kawai

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マキニット温泉には、脱衣所やバンガロー、バーベキュー施設、商店、クリニックなどが完備。観光施設としては整っていますが、意外なほど観光客が少なく穴場なのスポットです。

<マキニット温泉の基本情報>
住所:Maquinit, Coron, Palawan, Philippines
営業時間:8:00〜20:00(最終受付19:00)
料金:大人200ペソ
年中無休 ※ただし、クリスマス(12/24〜25)と年末年始(12/31〜1/1)は休業

コロンタウンを一望できるタピヤス山で最高のサンセットを

コロンタウンを一望できるタピヤス山で最高のサンセットを

写真:Mayumi Kawai

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コロンタウンの町を一望できる標高約210mのタピヤス山(Tapyas Mountain)は、サンセットの名所として有名で、夕暮れ時になると多くの観光客が山頂へ詰めかけます。

コロンタウンを一望できるタピヤス山で最高のサンセットを

写真:Mayumi Kawai

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闇夜に浮かぶ山頂の巨大十字架とCOLON文字のライトアップも人気の一つ。幻想的ですね。

コロンタウンを一望できるタピヤス山で最高のサンセットを

写真:Mayumi Kawai

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ちなみに、麓から山頂までの階段は全部で724段。整備された階段なので昇りやすいですが、多少骨が折れるため、時間と体力に余裕を持ってチャレンジしてください。

<タピヤス山野基本情報>
住所:Mt Tapyas, Coron Town Proper, Coron, Palawan, Philippines
アクセス:コロンタウンより約1km、登山入口まで徒歩15分

ジャングルの中のオアシス「コンセプション滝」

ジャングルの中のオアシス「コンセプション滝」

写真:Mayumi Kawai

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コロンタウンから西へ約40km、車で約1時間のところにあるコンセプション滝(Concepcion Falls)は、ジャングルの中にひっそりたたずむオアシスのような美しい滝です。滝つぼに広がる天然プールはそれほど深くなく、滝の上からジャンプもできたりと、大人から子どもまで楽しめる格好の遊び場になっています。

ジャングルの中のオアシス「コンセプション滝」

写真:Mayumi Kawai

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なお、入場料は無料ですが、原則、入場記帳と寄付を収めることになっています。また、現地には簡易脱衣所やお手洗い以外に商店など一切ないため、飲み物や食料などはあらかじめ用意していきましょう。

<コンセプション滝の基本情報>
住所:Coron-Busuanga Rd, Busuanga, Palawan, Philippines
アクセス:コロンタウンより車で約1時間

そのほかの意外に知られていない穴場スポット

そのほかの意外に知られていない穴場スポット

写真:Mayumi Kawai

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コロンタウンから北西へ75km離れたところにあるのが、知る人ぞ知る隠れ家ビーチ、オカムオカム・ビーチ(Ocam Ocam Beach)。陸路からアクセスできる限られたビーチの一つですが、コロンタウンから遠く離れ、交通の便もそれほど良くないことから観光客がかなり少なく静かにのんびり過ごせます。一応、入場料は20ペソで、宿泊施設もあり、生ココナッツジュースなどは購入可能です。

<オカムオカム・ビーチの基本情報>
住所:Ocam Ocam Beach, Coron, Busanga, Palawan, Philippines
アクセス:コロンタウンより車で約2時間

そのほかの意外に知られていない穴場スポット

写真:Mayumi Kawai

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コロンタウンから西へ約15km、小さな丘の上に建っているのが「マルバト教会(Malbato Church)」です。小さな石を丁寧に積み上げ、シャコ貝で装飾された小さな教会は、木組みによる洗練された吹き抜けデザインの壁も特徴で、スペイン統治時代をしのばせるコロニアルな雰囲気の教会です。教会好きな方にはぜひ訪れて欲しいスポットです。

<マルバト教会の基本情報>
住所:Coron-Busuanga Rd, Coron, Palawan, Philippines
アクセス:コロンタウンより車で約30分

そのほかの意外に知られていない穴場スポット

写真:Mayumi Kawai

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マングローブと野鳥の自然保護区であるキングフィッシャーパーク(Kingfisher Park)では、ナイトアクティビティとしてホタル観賞ツアー(Firefly Watching tour)を行っています。エコガイド付きで二人乗りのカヤックで繰り出し、海面をたたくと夜光虫が青く輝き、マングローブ林では無数に光るホタルツリーが鑑賞できます。まさに地上の星。美しいひとときをお楽しみください。

<キングフィッシャーパークの基本情報>
住所:Kingfisher Park Road, Coron, Palawan, Philippines
電話:+63-945-509-8360 / +63-912-874-0898
アクセス:コロンタウンから車で約30分

シュノーケリングやダイビングに疲れたらぜひ島観光をエンジョイ!

上記の他にも、ブスアンガ島北端にある「カラウィット島(Calauit island)」では、キリンやシマウマ、ガゼルなどとふれあえるサファリパークや実弾射撃が体験できる射撃場もあったり、海やビーチ以外にも意外に楽しめる陸のスポットが転がっています。

ぜひコロン島を訪れた際に、シュノーケリングやダイビングにちょっと疲れたら、これらのオススメスポットにも訪れてみてくださいね。

2020年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2019/11/28 訪問

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