写真:てっぴい
地図を見る鹿児島県薩摩川内市にある上甑島。東シナ海に浮かぶ「甑島列島」の中に所属する離島なのですが、甑島列島には3つの有人島(=上甑島、中甑島、下甑島)があって、上甑島はそのうちの1つになります。
そんな上甑島と九州本土の川内港および串木野新港を結ぶフェリーターミナルがある里港から車でおよそ15分。島の北端にあるこちらが「市の浦海水浴場」です。
離島全体が美しき東シナ海に囲まれていることから、どこへ行っても本当に見事な海の景色を楽しむことが出来る甑島列島。中でも、甑島が誇る圧倒的な海の透明度を一番に実感したいのであれば、こちらの市の浦海水浴場は最もおススメ出来る素晴らしいビーチになります!
写真:てっぴい
地図を見るキレイに整備された砂浜は、夏季にはもちろん海水浴場としてオープンします。また、付近にはキャンプ場なんかも。…ですが、最初に説明した通り、とにかくこの市の浦海水浴場で注目してもらいたいポイントは、やはりその自慢の海の透明度です!
まるで沖縄や同じ鹿児島県内に属する奄美の海顔負けのエメラルドブルーに輝く海の様子は、実際に泳がずただ見るだけでも上甑島に来た甲斐があった!と思わせるくらい素晴らしい光景が目の前に広がります。
ゆったりとした時が流れる離島の空気を感じながら、ただぼーっと海だけを眺める至福のひととき。地形が入り江のようになっている為、まるでプライベートビーチにいるかのように市の浦海水浴場では自分一人の時間を独占出来ます。ぜひとも心ゆくまでその美しい海の景色を楽しんでいくと良いでしょう。
<基本情報>
住所:鹿児島県薩摩川内市里町里
アクセス:上甑島里港より車で約15分
写真:てっぴい
地図を見る続いてご紹介するのは、写真の「西の浜海水浴場」です。上甑島の最大の集落である里の集落に隣接している海水浴場で、気軽に上甑島の美しい海を楽しむことが出来る点が魅力。
同じく里の集落にあるフェリーターミナルからも徒歩圏内で、歩いておよそ15分ほどで辿り着くことが出来ます。細い路地には玉石積みの石垣がそこら中に残され、いかにも南国の長閑な離島といった風情を感じられる里の集落を途中に散策しつつ、西の浜海水浴場を目指してみるのもおススメ。
また、こちらの西の浜海水浴場がある里の集落は、地理的にも珍しいトンボロ(=陸繋砂州)という地形の上に成り立っている集落でもあります。もとは独立した島であった北側の遠見山と南側の上甑島の間に長い年月をかけて砂が寄せ集められ、陸地になった場所に人が暮らしているのが里の集落。
ですので、そのトンボロの地形に沿って、まるで美しいアーチを描くかのように弧状の海岸線が続いていく様子が印象的な砂浜になります。
<基本情報>
住所:鹿児島県薩摩川内市里町里
アクセス:上甑島里港より車で約5分(徒歩約15分)
写真:てっぴい
地図を見るさて、ご紹介した上の2つの砂浜で上甑島の素晴らしい海の景色を存分に楽しんだ後は、同じ里集落内にあるおススメの観光スポットをご紹介しましょう。
それがこちらの武家屋敷跡の街並みです。集落自体の規模は小規模ながらも、これだけ綺麗に玉石垣が残されている様子は、国内で見ても学術的に大変貴重な光景なんだとか。江戸時代には、薩摩藩の重要な外城として島津氏の統治下に置かれた「亀城」と武士の集落がその裾野に広がっていたとされる里地区。
離島にいながらにして、歴史のロマンに浸って散策を楽しむことが出来ます。そんな里集落の武家屋敷跡は、フェリーターミナルから歩いても10分圏内の所にありますので、古来からの島の文化や伝統を今に伝えるフォトスポットとして気軽に立ち寄ってみてください。
<基本情報>
住所:鹿児島県薩摩川内市里町里
アクセス:上甑島里港より車ですぐ(徒歩約5分)
今回の上甑島の美しい海と里集落のおススメ観光スポットを巡る旅はいかがでしたでしょうか?離島ならではの長閑な島の風景と豊かな自然残された透明度バツグンの海の景色。
島内では、本当に上甑島でしか見ることの出来ない素晴らしい風景の数々が広がります。しかしながら今回紹介した里集落周辺の砂浜や観光スポットであれば、気軽に日帰りで散策することも可能なんです。
川内港から発着する高速船「甑島」の朝一番(=8時50分川内港発)の便に乗って、里港を発着する夕方17時10分発(=秋冬は16時30分里港発)の便に乗れば、なんと8時間以上も島に滞在することが!ぜひともその見事な“海”の景色と南の島の独特な雰囲気感じる風景を楽しみに、上甑島を訪れてみてくださいね。
2020年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/3/19更新)
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