ほんまもん!「海軍割烹術参考書」の料理を舞鶴「松栄館」で食べる

ほんまもん!「海軍割烹術参考書」の料理を舞鶴「松栄館」で食べる

更新日:2020/01/19 16:44

柚 あづきのプロフィール写真 柚 あづき 得・嬉・楽!旅グルメ発信基地
明治時代、日本海側唯一の軍港であった舞鶴は、鎮守府が置かれ、重要な軍事基地となりました。戦後は引揚港に指定され、帰還する邦人を待つ港の光景は「岸壁の母」にも歌われました。

そんな歴史の舞鶴で当時のほんまもんの海軍料理が食べられるレストランが「松栄館」。明治37年開業の旅館の別館として建てられ、舞鶴鎮守府初代長官東郷平八郎や旧海軍関係者が数多く利用していた海軍御用達の老舗旅館を利用しています。

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当時を彷彿とさせる、映画のロケ地にもなった「松栄館」

当時を彷彿とさせる、映画のロケ地にもなった「松栄館」

写真:柚 あづき

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絶大なる力を誇った海軍の長官東郷平八郎も利用した「松栄館」、立派な門構えです。

「松栄館」が位置している東地区は、「日本近代化の躍動を体験できるまち」として日本遺産に認定されています。明治の面影が色濃く残り、時間がそこだけ止まっているかのような景観です。

当時を彷彿とさせる、映画のロケ地にもなった「松栄館」

写真:柚 あづき

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手入れされた立派な庭の正面には、日本の国歌「君が代」の歌詞にも登場する「さざれ石」が置かれています。

松栄館を残す意味と活用方法を模索して、プロジェクトチームが立ち上がったのは平成29年。維新150年事業として、様々な角度から軍港の町の発信も含めスタートした松栄館の「ほんまもん プロジェクト」その象徴として設置されています。

当時を彷彿とさせる、映画のロケ地にもなった「松栄館」

写真:柚 あづき

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約500平方メートル、木造2階建ての和洋折衷の松栄館は、長い間利用されず、老朽化・解体の危機にありました。現在ではそれを乗り越え、明治の趣を残す建物として映画のロケにも使われ、「海賊と呼ばれた男」や「日本のいちばん長い日」等にも登場します。

海軍の洋食文化「ほんまもん」の再現

海軍の洋食文化「ほんまもん」の再現

写真:柚 あづき

松栄館1階は予約なしで空いていれば食事ができます。2階は予約席となります。1階大広間に入ると鮮やかな能舞台が目に飛び込んできます。ここはプロジェクトで行っている、日本の伝統芸能が披露される場でもあります。
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海軍の洋食文化「ほんまもん」の再現

写真:柚 あづき

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東郷平八郎はじめ旧海軍関係者も眺めながら食事をしたであろう手入れされた素晴らしい庭が広がります。

海軍の洋食文化「ほんまもん」の再現

写真:柚 あづき

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レストランがある1階館内廊下には東郷平八郎や舞鶴にゆかりのある人物のお宝が並んでいます。明治の風が松栄館を包み込んでいるようです。

「海軍割烹術参考書」のほんまもんを紐解く

「海軍割烹術参考書」のほんまもんを紐解く

写真:柚 あづき

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「海軍割烹術参考書」は旧日本海軍が調理担当隊員を養成するため編成され明治41年に発行された教科書です。基本的な調理の仕方や海軍料理のレシピなどが記されており、現在舞鶴にある海上自衛隊第4術科学校に大切に保存されています。当時あまり馴染みのなかった洋食や和菓子まで約200種類もの調理方法が紹介されています。

この「海軍割烹参考書」等をベースに、元海上自衛隊高森一等海佐や西尾料理学校講師監修のもと、松栄館では当時の海軍の料理を再現し提供しています。

「海軍割烹術参考書」のほんまもんを紐解く

写真:柚 あづき

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海自カレーも当時の海軍カレーの流れを汲み、時代と共に変化し地域や艦艇により工夫されています。「海軍割烹術参考書」によれば、すでにブレンドされたカレー粉が使用されていました。

松栄館の「海軍カレイライス」もカレー粉をブレンドし、野菜の切り方も海の男を彷彿させるダイナミックな切り方となっています。麦飯がドーナツ状になっているのは、真ん中にカレールーを入れる為です。船内で揺れてもこぼれないようにという工夫。そんな細かい所まで当時の海軍が配慮していたのは驚きですね。

「海軍割烹術参考書」のほんまもんを紐解く

写真:柚 あづき

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野菜もたっぷり入った「シチュードビーフ(ビーフシチュー)」。当時の牛肉はサシが入った柔らかい物ではなく赤身で噛み応えのあるお肉でした。松栄館ではそのお肉を追い求め石垣牛にたどり着き一頭買いし提供しています。

肉々しく、がっつりお肉で昔懐かしい味と喜ばれていますが、現代人が好む柔らかいお肉が希望の方はお申し出ください。石垣牛以外になりますが、食べる事ができます。

他にも沢山のメニューがあり、ランチ、ディナー、デザートともに「海軍割烹術参考書」のほんまもんが再現されています。ナイフやフォークなども重厚な銀製で、海軍の刻印も。ほんまもんをより身近なものに感じる事ができます。

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明治37年開業「松栄館」別館が息づく2階の空間

明治37年開業「松栄館」別館が息づく2階の空間

写真:柚 あづき

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2階は予約席です。天井には雨漏りの後が残っていて、ほんまもんの歴史と時間がこの建物の中を流れていたことを証明しています。当時の鏡もそのまま飾られ、鏡に書かれた広告文字がレトロな空気を高めてくれます。廊下を歩けば杯を傾ける東郷平八郎と旧海軍関係者の声が聞こえてきそうです。

明治37年開業「松栄館」別館が息づく2階の空間

写真:柚 あづき

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東郷平八郎直筆の書が各部屋に飾られており、威厳を誇った当時の海軍の空気が静かに流れています。各部屋の欄間や天井、床の間なども趣があります。

松栄館は個人は勿論のこと、団体旅行者やツアーの昼食場所としても利用できます。

明治37年開業「松栄館」別館が息づく2階の空間

写真:柚 あづき

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スタッフの制服も海軍をイメージしています。隣には同系列の「ホテル アマービレ舞鶴」があり、舞鶴への観光とほんまもんの海軍の歴史を訪ねるにはふさわしい松栄館です。

松栄館で食べる「海軍割烹術参考書」のほんまもんの海軍の料理は、明治時代へタイムスリップさせてくれます。東郷平八郎の足音も聞こえてきそうな松栄館で、先人たちの息吹も感じながら食事をお楽しみください。
松栄館は見学だけでも可能です。

松栄館の基本情報

住所:京都府舞鶴市字浜18
電話番号:0773-65-5007
営業時間:ランチタイム 11:30〜14:30、ディナータイム 17:30〜21:30
アクセス:JR東舞鶴駅から徒歩11分

2019年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2019/12/20 訪問

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