写真:おしみ ゆかり
地図を見る神奈川県戸部にある戸部杉山神社の創建は白雉3年(652年)。とても歴史のある神社で、横浜市・川崎市など一部区域に広がる「杉山神社」の信仰を伝えています。
御祭神は大己貴命(オオナムチノミコト)で、この「狛ねずみ」は2002年に創建1350年を記念して建てられたもの。ではなぜ、ねずみなのでしょうか?
写真:おしみ ゆかり
地図を見る今でいうところのイケメンであった大己貴命。その姿に素盞雄尊(スサノオノミコト)の娘、須勢理毘売(スセリヒメ)が一目惚れし会った瞬間に結婚してしまいます。それを知った素盞雄尊は娘の婿を試すべく数々の試練(婿いびり?)を与えます。それがほぼ無茶ぶりにちかい超難題だったのですが、大己貴命ピンチ!!って時にねずみが現れては救ってくれたのです。そのため、大己貴命の神使はねずみとして知られています。
写真:おしみ ゆかり
地図を見るほぼ嫌がらせに近い数々の試練を乗り越えて須勢理毘売と結ばれた大己貴命は「縁結び」の神さまとしても知られているため、戸部杉山神社は縁結び神社としても人気があります。
写真:おしみ ゆかり
地図を見る狛ねずみは、社殿に向かって右がオス、左がメスとなっています。女性はメスの狛ねずみ、男性はオスの狛ねずみをそれぞれ回転させてから祈願します。最初ちょっと力を入れるだけでスムーズに回ります。回転する狛ねずみのかわいらしさに癒されますね。
動画:おしみ ゆかり
地図を見るねずみに縁がある神社は沢山ありますが、「狛ねずみ」が鎮座する神社はそう多くありません。有名なのは京都の大豊神社ですが、関東で「狛ねずみ」に会えるのはここ、戸部杉山神社のみ。そのため、年末からすでに県外の参拝者が増えてきています。
写真:おしみ ゆかり
地図を見る2020年は子年という事でねずみの印のある御朱印が1年間限定で授与されます。(通常はねずみの印無し)限定とは云え1年間ありますので、計画を立てて参拝に来れるのが嬉しいですね。
写真:おしみ ゆかり
地図を見るかわいいねずみのお守りも、子年にちなんで是非手に入れたいですね。※こちらのお守りは通年授与になります。
写真:おしみ ゆかり
地図を見る大己貴命は大黒天と習合した神さまのため、戸部杉山神社は別名「ハマの大黒様」としても知られています。大黒様は金運アップの神様なので、戸部杉山神社は金運アップの御利益も。狛ねずみが打ち出の小槌を持っているのはそのためだったのです。境内には俳優の黒沢年雄さんが奉納した大黒天さまが微笑んでいます。
写真:おしみ ゆかり
地図を見る境内右側には五社殿と聖徳太子殿があります。五社殿には天神社(菅原道眞)、稲荷社(宇賀之御魂命)、山王社(大山咋神)、厳島社(市杵嶋姫命)、浅間社(木花開耶姫命)、三峯社(伊弉諾命、伊弉册命)を併せて祀られています。
写真:おしみ ゆかり
地図を見る写真:おしみ ゆかり
地図を見る今年、戸部杉山神社では御社殿の改修工事が行われます。偶然にも子年に重なったそうで、御縁を感じると宮司の佐野さん。「縁起の良い年なので、是非福を貰いに来てほしい」とのこと。
戸部杉山神社へは、京急本線で横浜から一駅の戸部駅から徒歩7分。子年の2020年は是非、「狛ねずみ」が鎮座する戸部杉山神社にお詣りに来てくださいね。運気アップ間違いなしです!
住所:神奈川県横浜市西区中央1-13-1
電話番号:045-321-1980
アクセス:京急本線「戸部駅」下車 徒歩7分
横浜駅前から根岸駅前行バスで御所山下車 徒歩3分
2020年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/4/19更新)
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