写真:キヨコ パーマー
地図を見るパンガン島には空港がないので、隣のサムイ島まで飛行機で飛び、船で渡る方法が一番簡単なアクセス方法です。バンコクから、フライト1時間10分、高速船20〜30分で到着できるので、アクセスは決して悪くありません。
チャレンジ精神旺盛な若者や、時間に余裕があってできるだけ安く行きたい!という方には、バンコクから電車やバス+船という手段がありますが、かなり体力を使います!
サムイ島〜パンガン島の船は、ロンプラヤ社(Lomprayah)や、シートランディスカバリー社(Seatran Discovery)が運行しており、チケットはウェブサイトで事前購入が可能です。サムイ島空港に近い、ビッグブッダ近辺のバンラック港(Bangrak Pier)や、空港から車で約30分のメナムビーチにあるプララン港(Pralan Pier)が多く利用されています。シートランディスカバリー社はバンラック港、ロンプラヤ社はプララン港から出発します。
いざパンガン島に到着したら、タクシーやレンタルバイクで目的の宿へ向かうことになりますが、この島のタクシーは、トラックの荷台の両脇に椅子がついている、「ソンテウ」という乗合タクシーです。ちょっとガソリン臭いのが難点ですが、慣れてしまえば快適です。
パンガン島の道路は、ジャングルを切り開いて敷かれているので、急な坂道が多いのが特徴です。島の探索にはバイクがオススメですが、初めてパンガン島を訪れる方は、荷物もあるので、まずは港にたむろするソンテウを使い、目的地まで行かれるのが良いでしょう。
港には、船の到着時間に合わせて、ソンテウと客引きのおじさんやおばさんが待ち構えていて、お客さんが集まった時点で出発します。レートが決まっているので、念のため料金を確認したら、素直に乗り込みましょう。
写真:キヨコ パーマー
地図を見るパンガン島と言えば、島の南にあるハドリン(Haad Rin)のフルムーンパーティが有名ですが、静かに過ごしたい方は迷わず北上しましょう。西海岸には、ゼンビーチ(Zen Beach)、シークレットビーチ(Secret Beach)、ハードヤオ(Haad Yao)、サラドビーチ(Salad Beach)、メーハードビーチ(Mae Haad Beach)と静かでゆったりとした雰囲気の、オススメビーチが続きます。
写真:キヨコ パーマー
地図を見るさらに北上すると、干潮には歩いて渡れるコーマ(Ko Ma)や、ボートで渡る美しいボトルビーチ(Bottle Beach)があります。コーマでは、そんなに種類は多くありませんが、潜れば魚がいるのでちょっとしたシュノーケリングも楽しめますよ。
写真:キヨコ パーマー
地図を見るパンガン島の西海岸からは感動的なサンセットを見ることができます。夕方になると、どこからともなく人が集まってきて、観光客も地元民達も、夕暮れ時をビーチでのんびりと過ごしています。
写真:キヨコ パーマー
地図を見る島の移動はソンテウかバイクになりますが、断然、バイクがオススメです。ソンテウは通りかかったら手を挙げて止め、料金を確認して乗り込むので、ちょっと面倒ですね。バイクで島を探検するのも、パンガン島にステイする醍醐味です。
島を南北に走る、西海岸寄りの道路沿いには、穏やかで雰囲気の良い集落がちらほらと点在しています。ビーガン向けの朝食を出すカフェや、かなりレベルが高いスイーツのお店、フレンドリーなバーなど、どれもユニークです。
写真:キヨコ パーマー
地図を見る「K.homemade&shop cafe’」ではカラフルで可愛らしいホームメードケーキやフルーツシェイクが楽しめ、テイクアウトも可能なので、一度は立ち寄ってみる価値アリ。手作りのバッグやアクセサリーも販売されていますよ!
写真:キヨコ パーマー
地図を見るその昔、自由の精神を求めて旅に出たバックパッカー達の多くがパンガン島を目指しました。島の大自然とゆるやかに流れる時間によって、自己の解放とスピリチュアルな生活にどっぷりとハマっていったバックパッカー達。今となっても、島に移り住んだ地元民達からは、そのヒッピー精神が感じ取れます。
ビーチでは、夕暮れ時からパーティがよく行われています。ガチャガチャとした高揚感を煽るような安っぽい音ではなく、自然と身を任せられる気持ちの良い音がかかり、その場にいるそれぞれが気ままにその場を楽しめる雰囲気です。
写真:キヨコ パーマー
地図を見るビーチでバザーが開かれる日もあります!ショップオーナーの手作りグッズが並び、掘り出し物が見つかるかもしれないので要チェック!
写真:キヨコ パーマー
地図を見ると、ここまでトンサラ港から北のことをオススメしてきましたが、トンサラ港周辺にも楽しいアトラクションがあるので、お忘れなく。
小腹が空いた時の強い味方、フードコートではタイ料理をリーズナブルにいただけます。色々なセレクションがあるので、美味しそうなお店を選んでトライ!
写真:キヨコ パーマー
地図を見る毎週土曜にはナイトマーケットも開かれ、多くの人で賑わいます!衣類やアクセサリー、美味しそうな屋台もたくさんあるので、ぜひ訪れてみてください!
いかがでしたか?お隣のサムイ島は相変わらず人気がありますが、島のソンテウドライバーによれば、昔はよくいた日本人も最近ではあまり見かけないとのこと。パンガン島の魅力は良く知られていないのでしょうか?
サムイ島からボートでたったの30分もしないパンガン島に行ってみると、そこには、ワイルドな自然と、サムイ島とは一味も二味も違ったカルチャーが息づいています。フルムーンパーティ目的だけでなく、静かにのんびりと過ごしたい方にも120%楽しめる島だと言えるでしょう!
2020年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事を書いたナビゲーター
キヨコ パーマー
東京生まれ、東京育ちの情熱トラベラーです。3度の飯より旅が好き!得意ジャンルは、アジア、旅館、ホテル、グルメ、マーケット、ビーチ、などなど。ディープでローカルな旅から、スモールラグジュアリーな旅まで、…
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