「別府市竹細工伝統産業会館」で別府竹細工の真髄を知る!

「別府市竹細工伝統産業会館」で別府竹細工の真髄を知る!

更新日:2020/01/31 10:35

菊原 朝香のプロフィール写真 菊原 朝香 モデル、美肌温泉家、食べ歩きトラベラー、歴女
別府と言えば温泉。ですが、実はもう1つの名物として「別府竹細工」という素晴らしい伝統工芸品があるのを知っていますか?「別府市竹細工伝統産業会館」では、「別府竹細工」を生活用品としてだけではなく、なぜ美術工芸品に昇華させられたのか、その秘密を誰でも理解しやすく丁寧に展示しています。どんな秘密なのか、どういう展示をしているのか。詳しくお教えしましょう。読み終わる頃には、行ってみたくなりますよ!

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、一部都府県に緊急事態宣言が発出され、不要不急の外出の自粛が求められています。加えて自治体独自での緊急事態宣言発出や、往来の自粛要請をしている場合があります。また施設によっては休業していることがあります。Go To トラベルキャンペーンについても全国で一時停止となっています。各種報道機関の発表、施設や各自治体のホームページなどで最新情報をご確認ください。外出の際はしっかりと感染予防対策をして行動しましょう。(トラベルjp)

別府竹細工ってなに?普通の竹細工と違うの?

別府竹細工ってなに?普通の竹細工と違うの?

写真:菊原 朝香

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「竹細工」は日本を代表する美術工芸品。中でも「別府竹細工」は古来から人々に愛用されてきたと言われています。なんとその歴史、約1,900年。籠やざるなど生活に深く根付いた「別府竹細工」は、全国から訪れる湯治客の生活用品や土産物として販売されることで、江戸時代には「別府竹細工」製品として大きく発展を遂げました。

明治以降は大分県のバックアップもあり、たくさんの名工たちの手により、高度な技巧を駆使した日本屈指の美術工芸品として進化し続け、現在にいたります。

そんな「別府竹細工」のすべてを集約した施設が、「別府市竹細工伝統産業館」です。漠然と知っていた「竹細工」について、そして「別府竹細工」がどんなものなのか、知ることができます。

別府竹細工ってなに?普通の竹細工と違うの?

写真:菊原 朝香

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「別府市竹細工伝統産業会館」に展示されている竹細工作品は、すべて手で触れることは禁止されています。目にしっかり焼き付けて、思い出に残してたのしみましょうね。また、展示室内の撮影も基本的に禁止です。エントランスにある大きな作品3点や、展示室入り口にかかった竹のアーチは撮影可能です。

特に大きな作品は、異素材を使ったり、作家数人で作り上げた合作だったり、見るべきところがたくさんあります。こちらもぜひ見逃さないでくださいね。

別府伝統の竹細工の奥深さを知る

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写真:菊原 朝香

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竹細工のアーチをくぐってみると、展示室はおおまかに二つのコーナーに分かれています。手前のコーナーは竹細工の歴史、使われている竹の種類、編み方、竹の加工のしかたなどについて、現物を使ってわかりやすく説明されています。

別府伝統の竹細工の奥深さを知る

写真:菊原 朝香

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奥のコーナーには、美術工芸品としての竹細工作品が展示されています。竹工芸で初めて人間国宝に指定された「生野祥雲斎」や、伝統工芸士に認定された作家たちなど名工たちの素晴らしい作品がたくさん展示されていて見ごたえがあります。

作家によって作品の世界観が全く違っていて、見ていてまったく飽きません。さまざまな創造力を駆使し、さまざまな技巧を凝らして作られた作品は、竹の持つ秘めた可能性を教えてくれているかのよう。

別府伝統の竹細工の奥深さを知る

写真:菊原 朝香

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手で触れることが禁止されていますが、竹細工の帽子や駕籠は例外。かぶったり、乗ってみたり、触れて竹のぬくもりや芸術性を肌で感じてみてください。帽子をかぶって竹のアーチで記念撮影すると、SNS映え写真が撮れるのでオススメです。ちなみにこの竹のアーチ、錯覚を利用したちょっとした工夫がしてあるので、くぐる時にはぜひ上を見てみてくださいね!

おしゃれカワイイ別府竹細工製品を買おう!

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写真:菊原 朝香

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別府市竹細工伝統産業会館の隣には、カフェを併設した竹細工作品を購入できるミュージアムショップが。コンクリート打ちっぱなしのシンプルなエントランスの横の植え込みには、細竹が植えてあります。

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写真:菊原 朝香

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置いてある商品は、別府市竹細工伝統産業会館に展示してあった作品の小さめのものから、ピアスやバッグなどの装飾品、スプーンや箸といったカトラリーから、フォトフレームといった置物系など、普段使いできる比較的手頃な価格帯のもの。

温泉とともに発展したという別府の竹細工らしく、手ぬぐいと湯あがりに飲めるざぼんサイダー2本とセットになった「ゆかご」も。竹細工に関する本も置いています。

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写真:菊原 朝香

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併設されたカフェでは、大分県名物の小鹿田(おんた)焼をはじめ、有田焼や伊万里焼など九州の代表的な陶磁器のカップ&ソーサ―で淹れたてコーヒーを飲めるという楽しみも。カウンターには、竹細工があしらわれているのが粋です。テーブルの花器ももちろん竹細工作品。

展示室をまわって、ショップやカフェでまったりしたら、大体1時間はかかります。こういった工芸品が特別好きな人なら、もっと時間があってもいいかも。また、会館の2階では、竹鈴(所要時間約30分、400円)や花籠(所要時間約1時間、1,000円)を作れる体験学習もやっています。

2,000年近く前からあった日本の誇る伝統工芸品「別府竹細工」。ぜひ訪れて、その素晴らしさを体感してみてください。

別府市竹細工伝統産業会館の基本情報

住所:大分県別府市東荘園8丁目3組
電話番号:0977-23-1072
開館時間:8:30〜17:00
休館日:毎週月曜日(但し月曜が祝日の場合は翌日)、年末・年始(12月29日〜1月3日)
入館料:高校生以上310円(税込)、小・中学生100円(税込)
※障害者手帳等を持参の場合は無料(等級によって介助者も無料)
事前予約:体験学習は要事前予約(1週間前まで)
アクセス:JR別府駅西口から車で約10分、もしくは亀の井バスで「JR別府駅東口」乗車「竹細工伝産館前」下車

2020年1月の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

取材協力:大分県

掲載内容は執筆時点のものです。 2019/11/06 訪問

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