写真:中島 誠子
地図を見る那須の雄大な自然の中、約600頭の動物たちがのびのびと暮らす、那須どうぶつ王国。屋内施設が中心の「王国タウン」と大自然の中に広がる「王国ファーム」に分かれており、冬季営業時は「王国タウン」のみ入国が可能です。
王国タウンのみとはいえ、計8施設、約500頭の動物たちを見ることができ、見応えたっぷり!さらに、通常、大人2400円の入国料がかかるところ、1400円と安く入国できるのも魅力です。
写真:中島 誠子
地図を見る王国タウンには屋内施設が点在し、それを繋ぐ回廊が設置されているため、雨でも濡れずに移動ができます。移動時のみ寒いですが、屋内施設に入ってしまえば、あったか!冬でも満喫できる動物園なんです。
さらに、一般的な動物園とは異なり、ほとんど動物を囲う檻や壁がありません。そのため、動物との距離が近く、動物好きにはたまらないスポットです!
それでは、王国タウンの見どころをお伝えしていきましょう。まずご紹介するのは、2019年4月にオープンした、イチオシのエリア「アジアの森」。こちらで見られるのは、どれも大人気の動物、レッサーパンダ、ユーラシアカワウソ、マヌルネコです。
写真:中島 誠子
地図を見る屋内空間において、レッサーパンダと人との間に壁がありません。3〜4mの高さの木の上に登ったり、葉っぱを食べたり、走り回ったりと、自然に近い生活をする姿を間近で見ることができます。
近距離で見られるレッサーパンダは、悶絶級のかわいさ!さまざまな角度から見せてくれる愛くるしい表情やふわふわ感に癒されます。2020年7月に誕生したレッサーパンダの赤ちゃんもいますよ!
※レッサーパンダの赤ちゃんの展示時間などの詳細は、公式サイトにてご確認ください。
写真:中島 誠子
地図を見る扉を開けると聞こえてくる滝の音、動物たちの声…。まるでジャングルの中に入り込んだかのような世界が広がるのは、2018年3月にオープンした「ウェットランド」。こちらは、熱帯の湿地に暮らす動物たちの世界を再現した施設で、滝や池の湿地には、水鳥たちが暮らしています。
動かない鳥として人気のハシビロコウも!他、フラミンゴ、オニオオハシ、ヒロハシサギ、アカハシコサイチョウなどを観察することができ、水鳥たちにエサやりもできますよ。(有料/100円)
写真:中島 誠子
地図を見る下にも上にもチョロチョロと動き回る、ワオキツネザルがとってもキュート。ワサワサと木を揺らしたり、頭上を走り回っているので、ジャングルを探検するような高揚感が味わえます。手が届きそうなくらいの距離感にドキドキ。来国者の頭上を猛獣ジャガーが歩くガラス張りの展示エリアにもご注目ください。
また、ウェットランドの屋外施設として、ユーラシアカワウソを展示している「オッタークリーク」もあり、さまざまな位置からカワウソの泳ぐ姿や陸地にいる姿が観察できます。
写真:中島 誠子
地図を見るこちらは、熱帯雨林に住む動物たちが展示された「熱帯の森」。広さは約400平米と広く、洞窟のような入口から中に入ります。アトラクションのような造りに、大人も子供もワクワク。約2メートルの高さから落ちる滝や熱帯にある植物などが植栽され、熱帯雨林の様子が再現されています。
室内は25〜30℃に保たれ、あったか。冬にはありがたい熱帯ゾーンです。滝は円形の2つの池に流れ、池には魚類や水鳥が暮らしています。そんな中に、こっそり混じっているナマケモノ。どこにいるかわかりますか?
写真:中島 誠子
地図を見るちっちゃいおサルさん、コモンマーモセットも見つけてみてくださいね。他、オニオオハシ、ルーセットオオコオモリ、アカアシガメなども、柵などを設けず放飼されているので、間近で見ることができます。歩いていると足元に動物がいる、なんてことも。くれぐれも踏まないようご注意くださいね。
ガラス展示場は、ミナミコアリクイが展示され、2020年8月に誕生した赤ちゃんもいます。お母さんにくっついて、巣箱から出て来ない場合が多いため、じっくり探してみてください。
提供元:那須どうぶつ王国
https://www.nasu-oukoku.com/そして、「保全の森」では、アムールヤマネコやスバールバルライチョウなど、日本でも絶滅しそうな種の近縁種などが展示されています。
アフリカ北部や中東に生息する世界最小級の野生の猫、スナネコも展示され、2020年4月と7月に、赤ちゃんが誕生しました。砂漠の天使と呼ばれるスナネコの赤ちゃんの姿は、国内初展示!胸キュンするかわいさです。
希少動物の保全活動に力を入れている那須どうぶつ王国。かわいい動物たちに癒されるだけでなく、絶滅寸前の動物たちの現状についても学んでみましょう。
※スナネコの赤ちゃんの展示時間などの詳細は、公式サイトにてご確認ください。
提供元:那須どうぶつ王国
https://www.nasu-oukoku.com/屋外施設で注目のスポットは、2020年9月に公開された、国内唯一の飼育、展示となるホッキョクオオカミ。2020年8月にオープンした、北米に生息する動物の展示エリア「北アメリカゾーン」の中に、約500平方メートルの広さの「オオカミの丘」が誕生しました。
高さ8メートルの針葉樹ヒマラヤスギ、森や岩場、滝などでホッキョクオオカミの住む環境が再現され、2頭のホッキョクオオカミが展示されています。一見、犬のようにも見えますが、体長約1メートル、体重は約45キロと大きく、真っ白で凛と立つ姿は、かっこいい。オオカミの丘に雪が積もれば、さらに北極圏らしいシーンに出会えることでしょう。
写真:中島 誠子
地図を見る那須どうぶつ王国の冬の名物と言えば、カピバラ温泉。「カピバラの森」エリアで、例年11月26日〜3月上旬頃まで開催されます。普段は、放し飼いで自由に動くカピバラを観察できますが、冬はほとんどのカピバラが入浴中。
気持ちよさそうに入浴するカピバラは、見ているだけで幸せな気分にさせてくれます。温泉天国の那須だけに、カピバラが入っている湯は、なんと、自家源泉の天然温泉。しかも、源泉掛け流し!これは羨ましいですね。
屋外エリアなので、寒いですが、寒さを吹き飛ばしてくれるほど癒されます。冬だけしか見られない光景を楽しんでください。
写真:中島 誠子
地図を見るそして、「ペンギンビレッジ」では、ペンギンたちがキュートな姿を見せてくれます。雪の上を歩くペンギンの姿が見られるのは冬だけ。柵はあるのですが、かなり近い距離で見られるので、ペタペタと歩くペンギンたちの姿をじっくり観察してみて。雪が積もる冬は、特に極寒の地に暮らすジェンツーペンギンが、生き生きとしている様子が見られますよ!
那須どうぶつ王国でしか見られない「癒しの鳥・パフィン」が、ペンギンビレッジ内の屋内施設にいるので、要チェック。ペンギンやアザラシへのエサやり体験も体験してみて!(有料/100円)
提供元:那須どうぶつ王国
https://www.nasu-oukoku.com/王国内には4つのレストランがあり、冬季営業しているのは、ヤマネコテラスとカフェモンサンクの2つ。あったか〜いお料理が食べたい時は、レストラン「ヤマネコテラス」へ行ってみて!店内は130席と広々としており、窓からは那須の広大な自然が見渡せます。冬は雪景色が広がることも。
写真:中島 誠子
地図を見るイチオシメニューは、「トチブー鉄板焼き」。地元産の豚肉を使用したやわらかステーキは、熱々ジューシーでとろける美味しさです。他、人気のヤマネコランチ、ラーメン、お子様セットなども揃っているので、ホカホカごはんであったまりましょっ。週末や連休は、ランチメニューが早く売り切れる場合があるので、ランチはお早めに。
住所:栃木県那須郡那須町大島1042-1
電話番号:0287-77-1110
アクセス:那須高原SAより15分
冬季営業:2020年11月30日〜2021年3月19日の土日祝
※年末年始(2020年12月26日〜2021年1月3日)は毎日営業
2020年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2025/2/15更新)
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