写真:安藤 美紀
地図を見る静岡のローカル鉄道、伊豆箱根鉄道に乗って、「修善寺駅」で下車。そこから新東海バスに乗り約20分。川端康成が小説「伊豆の踊子」を執筆した湯の町、天城湯ヶ島温泉に到着します。
天城湯ヶ島温泉は、川の流れが強く渓流に分類された猫越川(ねっこがわ)と、一級河川の狩野川流域に広がる温泉地。川のせせらぎを聞きながら、のんびりと贅沢な時間を過ごすことができます。
「MadoroMi」があるのは、天城湯ヶ島温泉の老舗旅館「湯ヶ島たつた」のお庭の一部。アウトドアカフェと名前が付いているとおり、屋根がなく、できる限り自然のままを体感できます。
ハンモックが置かれたこのエリアは、誰でも利用可能。温泉と一緒に楽しんでもよし、天城越えの途中でひと休みしてもよし。営業時間は17時までですが、夏季(6月〜8月下旬)は夜間営業することも(事前にご確認ください)。春は新緑、夏はホタル鑑賞、秋は紅葉、冬は暖炉に火が灯りぬくぬく幸せ気分…。四季を通じて、天城の自然を満喫できます。
枯れ葉の絨毯が敷き詰められる頃には、フォトジェニックな枯れ葉アートが出現!内容はハートだったり、文字だったり。その時々で変わるため、何度訪れても楽しめます。
写真:安藤 美紀
地図を見るカフェは猫越川の渓流を見下ろす場所に建ち、豪快に流れる水音がBGM。お気に入の椅子を見つけたら、ほっと一息。身も心も自然にゆだねてみましょう。
写真:安藤 美紀
地図を見るここに来たら、フレンチプレスで入れるオーガニック珈琲をぜひ味わってみてください。
「この場所にあう豆」を基準に選んだ豆は3種類。どれも香り高く、屋外でも香りを楽しめる品種になっています。
なかでも、タイ・ジャルールの豆はオーガニック製法で作られた希少な逸品。飲んでみると、フレッシュな酸味が心地よく、口の中でコーヒーの旨味がいっぱいに広がります。
さらに、セルフクッキングで作るスモアもおすすめ!バーベキューコンロでじっくり加熱すれば、とろフワ食感に。みんなでわいわい、幸せなデザートタイムになりますよ。
写真:安藤 美紀
地図を見るおしゃれなメニューの中で、ひときわ異彩を放つのがこちら!ひと目見ただけで、誰もが「ガチで盛りが半端ない!」と驚く、わさび飯バーガ−です。
バンズ代わりにご飯。バター代わりにわさび、ピクルス代わりにわさびの茎漬。さらに、わさび漬け入りクリームチーズ、伊豆猪100%のコンビーフ…など。伊豆天城産の高級本わさびをふんだんに使って、ギリギリのラインまで攻めています。
恐る恐る食べてみると、意外や意外。辛さはほとんど感じません!むしろ、グググッ…と力強く押し返してくる味の濃いジビエに負けない、爽やかなわさびのハーモニーにうっとりです!
美味しさの秘訣は、クセが強いもの同士を合わせた、わさび漬け入りクリームチーズ。これを入れることで、わさびの辛味がグッとまろやかになるんです。
写真:安藤 美紀
地図を見る「わさび飯バーガー」は、ビールとの相性バツグン。ビール党の方は、修善寺にある地ビール「ベアドビール」をぜひ手にとってみてください。
口に含めば、ビールのキレとわさびのマイルドな辛さ&旨みが一緒に膨らみます!
写真:安藤 美紀
地図を見る「MadoroMi」は無料Wi-Fi完備。ネットで調べ物をしたり、仕事をしたり、SNSを使うときにも活躍します。
香り高い珈琲を飲みながら、クセになるわさび飯バーガーを食す……。周りも緑、見上げても緑。自然のエネルギーを体いっぱいに吸収できるので、いつもより仕事がはかどるかもしれません。
忙しいな〜とお嘆きの方こそ、「MadoroMi」でリフレッシュしませんか?湯ヶ島温泉とセットで楽しめば、また明日から頑張ろう!そんな元気がわいてきますよ。
住所:静岡県伊豆市湯ケ島347、湯ケ島たつた内
営業時間:10:00〜17:00(Lo16:30)、夏季は夜間も営業
休館日:不定休。雨天休業
駐車場:湯ケ島たつたの駐車場利用可能(無料)
2020年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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この記事を書いたナビゲーター
安藤 美紀
1975年愛知県生まれ。東京や埼玉に移り住み、エンジニアと二足のわらじで「新しいトキメキと癒し」を求めて飛び回っていました。現在は、フリーライターとして独立。まったりした静岡に移住しています。非日常感…
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