写真:岡本 大樹
地図を見るミャンマーの観光で外せないスポットといえばやはりパゴダ(仏塔)。最大都市ヤンゴンで最も人気のシュエダゴン・パゴダをはじめとして、ミャンマー国内には数え切れないほどのパゴダがあります。
金色に光り輝く姿は一目で神聖なスポットであることがわかりますし、日本では思いもつかない配色がミャンマーの旅情をそそります。
しかしながら、ミャンマーには白いパゴダも存在するのです。部分的に少し白が使われているというのではなく、ほとんど全ての場所が真っ白でまるで生クリームのホールケーキのよう。
動画:岡本 大樹
そのパゴダは「シンビューメーパゴダ(Hsynbyume Pagoda)」といい、Mingun(日本語表記ではミングォン、またはミングン)という地域にあります。
ミングォンへはミャンマーの中央部に位置する国内第二の都市マンダレーから船でのアクセスとなります。エーヤワディー川を渡った先にあるため、決して立地がいいとは言えません。しかしながら、近年では写真映えすることからSNSでの人気が沸騰し、そんな場所に海外から多くの観光客が訪問しているのです。
写真:岡本 大樹
地図を見るシンビューメーパゴダはすでにご紹介の通り、ほとんどの部分が白くまさに白いパゴダと呼べる場所。
青空とのコントラストはとても美しく、中を歩いているとまるで映画の撮影セットに迷い込んだような気分になること間違いなし。
写真:岡本 大樹
地図を見るその写真映えする見た目から、パゴダの中では多くの人がカメラを片手に歩き回っています。
お祈りしている方もいるため、本堂内では軽率に撮影をするべきではありませんが、それ以外では特に撮影禁止の場所があるわけでもないので、好きな場所を見つけていっぱい写真を撮ってみましょう。白い世界にポツンと一人立っているような写真はここ以外ではなかなか撮れませんよ。
写真:岡本 大樹
地図を見る入り口となっている門や、その逆側に位置している祠の中も人気のシャッタースポットの一つです。パゴダだけを撮ったものと比べると、建物が額縁のようになり、より絵画的な印象の一枚を撮ることができます。
写真:岡本 大樹
地図を見る本堂内部や装飾などが全て白というわけではありませんが、その他の部分はほぼ全ての部分が白で統一されています。こちらを見てもらえればすぐわかるかと思いますが、仏像も真っ白な姿で並べられていますよ。
写真:岡本 大樹
地図を見るミングォンの船着場からシンビューメーパゴダまでは歩いて20分ほどの距離。徒歩で問題なく行ける範囲ですが、到着に合わせて船着き場にはバイクタクシーなどが集まってきているので、それを利用するという手もありますよ。
なお、マンダレーからミングォンまでは船で片道1時間ほどかかります。船の便は一日一便しかないので、ご注意ください。チャーター便の利用や、タクシーなど陸路でのアクセスも可能ですが、料金が高くなるため通常の船を利用することをオススメします。
なお、乗船のチケットを買う際にはパスポートの提示が求められるため、忘れずに持参してくださいね。
写真:岡本 大樹
地図を見るシンビューメーパゴダに入場料といったものはなく、誰でも自由に出入りできます。ただ、ミャンマーでは各自治体に入るときに必要となる入域料というものがあり、ミングォンでも船で着いた後に支払うことになります。
写真:岡本 大樹
地図を見る他にも訪問の際の注意点としては、パゴダの中では靴を脱いで歩かなくてはいけないことです。
晴れている時は、日光で足元がかなり熱くなっている場合があるので、十分にご注意ください。また靴を入れるビニール袋を持参しておくと便利ですよ。
決してアクセスがいい場所ではありませんが、シンビューメーパゴダでミングォンならではの楽しみを満喫してみてくださいね。
住所:Min Kun, Myanmar
アクセス:マンダレーより船で約1時間、船着場からパゴダまで徒歩約20分
2020年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/9/14更新)
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