これが明智光秀の城!京都府で唯一天守閣に登れる福知山城へ

これが明智光秀の城!京都府で唯一天守閣に登れる福知山城へ

更新日:2020/01/22 14:04

旅人間のプロフィール写真 旅人間 はらぺこライター、旅ブロガー
明智光秀と言えば、織田信長を本能寺で討った「謀反人」といったイメージがありますが、京都府福知山では「領民に恵みを与えた名君」として語り継がれています。

西国攻略の最前線の拠点として福知山城を築城した光秀は、城下町も整備し、堤防を作り、善政を布きました。現在の天守閣は市民の瓦一枚運動などで復元されたもの。当時の遺構は石垣に見られ、転用石を使用した野面積みの石垣は必見の価値アリです。
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福知山城に行けば分かる!明智光秀の名君主の素顔

福知山城に行けば分かる!明智光秀の名君主の素顔

写真:旅人間

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大河ドラマ『麒麟がくる』で注目が集まる明智光秀。天下統一を目前にした主君である織田信長を本能寺で急襲し歴史を変えた謀反人、そんな悪役のイメージを持つ光秀ですが、京都の福知山では善政を布いた領主として慕われているのをご存知でしょうか。

1579年頃、丹波国を平定した明智光秀は、西国攻略の最前線の拠点として福知山城を築城しました。何もない河原に城下町を整備し、堤防を作り水害に苦しめられてきた領民に恵みを与えるなど、わずか3年の統治ですが、今でも名君として語り継がれています。

福知山城の見どころは石垣!転用石&野面積み

福知山城の見どころは石垣!転用石&野面積み

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この福知山城は、明治時代の廃城令で廃城となりますが、1986年に市民の瓦一枚運動などにより天守閣が復元され、京都府で唯一天守閣に登れるお城となりました。この城の特徴は、何と言っても当時のまま残る転用石を使用した野面積みの石垣でしょう。

特に注目すべきポイントは、天守閣西側の斜線ある石垣部分です。

この線は増改築された時の跡で、正面に見て斜線右側に見える部分は築城当時のもの。つまり明智光秀の時代の石垣で、転用石の殆どはこの右側部分に集中しています。
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福知山城の見どころは石垣!転用石&野面積み

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転用石とは、つまり五輪塔や宝篋印塔などの墓石のほか、石仏・石臼・灯篭といった石造物のこと。ここでは約500個の転用石が見つかっています。

その数は奈良県の大和郡山城に次いで二番目の多さで、天守台に使用されている数では日本で一番多いといわれています。

福知山城の見どころは石垣!転用石&野面積み

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墓石を石垣に使用することに対し「罰当たり石」などと呼ばれることもありますが、なぜ墓石など、転用石を石垣に使用したのでしょうか。

それは、短期間で築城するため、石の数が足りなかったなど、様々な要因が考えられますが、反対勢力の墓石を使用する事で領民へ権力の誇示、墓石を逆さに使うことで「汚れの逆転」として領土の安寧を願ったとも考えられています。この逆さの墓石は、文字など掘っている部分を下に向けることで雨水が溜まらない為ともいわれています。

いずれにせよ、戦国時代の石垣では転用石は珍しいものではなく、現代の私たちでは考え方が根本的に違うのが分かります。この天守閣の周囲には、調査で見つかった転用石が数多く並んでいます。

ここも見所ポイント!銅門番所&豊磐井

ここも見所ポイント!銅門番所&豊磐井

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この福知山城はシンボリックな天守閣と見所満載の石垣に注目が集まりますが、天守閣の西の端にある銅門番所(あかがねもんばんしょ)は、福知山城で唯一の現存建造物です。ここは絶対に見落としてはいけません。

二ノ丸の登城路付近にあった銅門番所は1916年に天守台に移築され、1984年の天守再建に伴い現在の場所に移されています。

ここも見所ポイント!銅門番所&豊磐井

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この福知山城で見逃してはいけないポイントに「豊磐井」と呼ばれる井戸が有ります。その深さは50m。これは「城郭本丸内の井戸としては日本で一番深さ」と伝わり、江戸時代に福知山藩主の朽木氏によって掘られたものと伝わっています。

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光秀の人物像も見える!?明智光秀家中軍法

光秀の人物像も見える!?明智光秀家中軍法

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様々な資料が展示されている城内では、光秀の肖像画として唯一の「明智光秀肖像画」(複製)があり、その横には「明智光秀家中軍法」(複製)も展示されています。

18条からなる家中軍法は、本能寺の変の一年前に福知山城で制定されたものといわれ、軍団の秩序と規律、また挨拶の仕方など記されています。それまで織田家中に軍法は存在しておらず、他の武将もこれに見倣ったという。明智光秀の人物像が浮かび上がる貴重な資料と言えるでしょう。

光秀の人物像も見える!?明智光秀家中軍法

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そして、東京国立博物館に複製が展示されている「甲冑隊の時代行列風景」を描いた長い絵巻物も必見です。他にも城崎温泉への紀行文や銭貨研究に関する書など、江戸中期から幕末まで福知山藩を治めた朽木家の貴重な資料も並んでいます。

光秀が作った城下町!京都府唯一の天守閣からの眺望

光秀が作った城下町!京都府唯一の天守閣からの眺望

写真:旅人間

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復元された3層4階の天守閣からは福知山市街が一望できます。白いアーチを描く「音無瀬橋」の手前に見える緑の一帯は「明智藪(光秀堤)」として親しまれている場所。たびたび氾濫を起こしていた由良川と土師川が合流する地点に光秀は堤防を築き、その前面に衝撃を和らげるための藪を設けたと伝わる所です。

また、その先には光秀を祀る御霊神社があります。福知山城は光秀が築いた城下町と一緒にセットで散策するのがおすすめです。

福知山城の基本情報

住所:京都府福知山市内記5
電話番号:0773-23-9564
開館時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:12月28日〜31日、1月4日〜6日
料金:大人330円、小中学生110円

2020年大河ドラマ『麒麟がくる』の放送中、「福知山光秀ミュージアム」を福知山城公園内にオープンしています。

<福知山光秀ミュージアム>
電話番号:0773-22-1010
開催期間:2020年1月11日〜2021年1月11日まで
開館時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:なし(年中無休)
入館料:大人500円、小中学生250円
(ミュージアム+福知山城:大人700円、小中学生300円)

2020年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

取材協力:大河ドラマ「麒麟がくる」推進協議会

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掲載内容は執筆時点のものです。 2019/11/27 訪問

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