桜づくしの筑前の小京都 福岡朝倉市「秋月」の春

桜づくしの筑前の小京都 福岡朝倉市「秋月」の春

更新日:2020/02/18 09:27

肥後 球磨門のプロフィール写真 肥後 球磨門
福岡県朝倉市秋月(あきづき)は城下町の風情が残る町です。国の重要伝統的建造物保存地区に選定され、桜の季節になると町全体が古いもの達と融合して桜色に染まります。およそ500メートルのメインストリート杉の馬場の桜を始め、桜にちなんだ葛餅やシフォンケーキもいただける筑前の小京都「秋月」の春を紹介します。

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圧巻の桜のトンネル!「杉の馬場」

圧巻の桜のトンネル!「杉の馬場」

写真:肥後 球磨門

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秋月のメインストリートは「杉の馬場」と呼ばれるおよそ500mの直線道路です。江戸時代は道の両側に杉を植えて馬の調教の場として使っていましたが、明治時代に日露戦争の戦勝祝いにと桜に植え替えて、現在のような桜並木になりました。まっすぐに植えられた200本余りの桜の花が一斉に咲くと、見事な「桜のトンネル」になるのです。

圧巻の桜のトンネル!「杉の馬場」

写真:肥後 球磨門

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杉の馬場の途中に「瓦坂」という珍しい橋があります。秋月城の大手門へと続く橋で、坂の表面の土砂が滑り落ちてしまわないよう立てた瓦を縦に並べて補強してあります。苔むした歴史的建造物と、その年に初めて咲いた桜のコントラストが、見る人の目を引き付けるスポットです。

圧巻の桜のトンネル!「杉の馬場」

写真:肥後 球磨門

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瓦橋のそばにあるのが、門番が住む長屋を持つ「長屋門」です。江戸時代にこの場所に作られ、動かされることなく今もどっしりとここに残っています。門の奥にかつては奥御殿がありましたが、現在はもみじが植わる広場になっていて、紅葉狩りの季節もおススメです。

秋月のシンボル「黒門」

秋月のシンボル「黒門」

写真:肥後 球磨門

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桜と並び秋月のシンボルといえば、杉の馬場をまっすぐ進んで桜並木が途切れた場所にある「黒門」です。秋月城跡のなかで最も古いとされる門で、かつては秋月城の大手門として使われていましたが、明治13年(1880年)に黒田長興を祀る垂裕(すいよう)神社参道口として、現在の場所に移築されました。

この場所は秋も深まると、鮮やかな紅葉との対比が美しい「黒門」となります。秋月は「春の桜」同様に「秋の紅葉」も見事なので、紅葉シーズンに訪問するのもおススメです。

<秋月杉の馬場の基本情報>
住所:朝倉市秋月野鳥
アクセス:大分自動車道「甘木IC」から約15分

200年の歴史を刻む「眼鏡橋」

200年の歴史を刻む「眼鏡橋」

写真:肥後 球磨門

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秋月を流れる野鳥川に架かるのが、杉の馬場から下流方向に歩いて10分ほどのところにある「目鏡橋」です。ここにも桜が咲いています。この橋は約200年の歴史がある県指定有形文化財で、長崎の眼鏡橋を参考にしようと職人を呼んで造られたものです。洪水に流されることなく今もどっしりと架かる現役の橋から、当時の石工の技術の高さが分かります。

200年の歴史を刻む「眼鏡橋」

写真:肥後 球磨門

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野鳥川沿いにはところどころで桜を見ることができる場所があるので、メインストリートだけでなく少し外れた場所を散策すると、名所と桜を同時に見ることができます。写真は「秀都(ひでいち)橋」。橋がないことで不便な生活を送っていた住民のために「秀都」という盲人が生活を切り詰めて費用を捻出し、自費で架けた橋と伝わっています。

200年の歴史を刻む「眼鏡橋」

写真:肥後 球磨門

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お寺の境内にも桜が。写真は西念寺の桜です。このお寺は侍が出家して開山したという珍しいお寺で、出家を進めたのが九州遠征の時にこの地を訪れた豊臣秀吉だといわれています。近くにある本證寺(ほんしょうじ)にも見事な桜が咲いて、秋月には黒田家の菩提寺である古心寺などもあるので、寺院巡りをしながら桜を鑑賞するのもおススメです。

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桜の季節に食べたい廣久葛本舗の「桜小町」

桜の季節に食べたい廣久葛本舗の「桜小町」

写真:肥後 球磨門

桜の季節にしか味わえない特別なスイーツがあります。その一つが「桜小町」と名付けられた葛桜です。上品な甘さのこし餡を葛がくるみほんのり桜の香りのする葉が包んでいます。添加物が一切入っていないので日持ちはしませんが、わざわざ出向いてでも食べたいお菓子です。

桜の季節に食べたい廣久葛本舗の「桜小町」

写真:肥後 球磨門

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桜小町を作っているのが1819年創業の老舗「廣久葛本舗(ひろきゅうくずほんぽ)」で、天然純国産本葛の製造販売をしています。築260年を超える古い商家で、沢山の葛商品が並んでいます。江戸時代の一揆の際に襲撃されて出来た柱の刀傷など、長い歴史を物語る痕跡も店内で見ることができます。

桜の季節に食べたい廣久葛本舗の「桜小町」

写真:肥後 球磨門

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店の一角が甘味処「葛茶房 葛の花」になっていて、葛で作った色々なスイーツがいただけます。黒蜜をかけて食べる葛餅はもっちりした食感とさっぱりした甘さが絶妙。桜の季節の少し花冷えする日には温かい「かけ葛そーめん」はいかがでしょうか。もちもちとしたコシのある食感と喉ごしの良い麺は、天然純国産本葛と国内産無漂白小麦を使ったこだわりから生まれる美味しさです。

<廣久葛本舗の基本情報>
住所:福岡県朝倉市秋月532番地
電話番号:0946-25-0215
アクセス:大分自動車道「甘木IC]から約15分

「菓秀 桜」の桜色シフォンケーキ

「菓秀 桜」の桜色シフォンケーキ

写真:肥後 球磨門

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杉の馬場通り沿いに朝倉市甘木にある明治43年(1910年)創業の「菓秀 桜」の支店があります。老舗の和菓子店ですが、シフォンケーキが人気で、口の中で溶けていくようなフワフワ食感が病みつきになります。

「菓秀 桜」の桜色シフォンケーキ

写真:肥後 球磨門

桜の季節に販売されるのが「SAKURA BERRY」と名付けられたシフォンケーキです。箱を開けた瞬間にはイチゴの香りが漂い、桜色のケーキが姿をあらわします。イチゴと桜で思い切り春を感じてみてはいかがでしょうか。

<「菓秀 桜」秋月店の基本情報>
住所:朝倉市秋月野鳥(杉の馬場通り沿い)
アクセス:秋月駐車場から徒歩約5分

桜に包まれた筑前の小京都「秋月」

城下町の風情が残る、約800年の歴史がある「秋月(あきづき)」。国指定の重要伝統的建造物群保存地域に指定された景観はまさに「小京都」で、お花見や紅葉狩りのシーズン以外でもあちらこちらで「小京都」の風情を味わえます。杉の馬場には朝倉市秋月博物館があり、朝倉の歴史の紹介と共に、ルノワールや横山大観らの絵画をはじめ、彫刻、工芸などさまざまな美術品が展示されているので、こちらも立ち寄ることをおススメします。

※桜シーズンの週末は駐車場が混雑するため早めに出かけることおススメします。駐車場は朝倉市のHPで紹介されています。

2020年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2019/04/06 訪問

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