写真：浅井 みら野
地図を見る温泉街の目の前に広がる戸狩温泉スキー場。2つのゲレンデが繋がっていて、山に向かって手前が“ペガサス”、奥が“とん平”と呼ばれています。到着したら、まずはスキー地蔵で安全祈願を。全国でも珍しいお地蔵様で、五本松コースの中腹で祀られています。
写真：浅井 みら野
地図を見る戸狩温泉スキー場の始まりは昭和に起きた高度経済成長の頃。全国各地へ出稼ぎが強いられ、家族が離れ離れになることを嘆いた地元の人たちが豪雪地帯だったこの土地柄を活かし、スキー場と民宿の新規開拓に乗り出します。
ほとんどの住民が農家だったため、前途は多難。しかし、遂に1960年にスキー場が誕生。そして、スキー場開設30周年を記念し、先覚者への感謝と地域の発展、そしてスキー場の安全を願ってスキー地蔵が建立されたのです。麓ではなく中腹あたりに立っているので、スキーヤーやスノーボーダーだけでなく戸狩温泉街全体もスキー地蔵は見守っています。
写真：浅井 みら野
地図を見るここからはペガサスゲレンデ、とん平ゲレンデをそれぞれご紹介。麓エリアのペガサスゲレンデは穏やかな斜面でコースも広く、朝一のウォームアップにおすすめです。
写真：浅井 みら野
地図を見る麓にはレストハウスも完備。レストハウスとがりでは、地元名物の“とがりんとう”というりんご味のかりんとうをソフトクリームで再現した“とがりんとうソフトクリーム”が有名です。
写真：浅井 みら野
地図を見るラビット4リフトを降りた先では向かい側に野沢温泉スキー場や木島平スキー場が見渡せ、雄大な山々が連なるパノラマ風景は絶好の撮影スポットです。
写真：浅井 みら野
地図を見るスキー場の奥にあるのが、とん平ゲレンデ。山頂付近にありながらも、ならの木コースやクローバーラインといった緩やかな初級コースもあり、初心者も良質な雪を堪能できるのが魅力です。
写真：浅井 みら野
地図を見る2つのリフト乗り場近くには高原レストランがあり、待ち合わせにもぴったり。500人の収容規模はスキー場内で最大です。壁一面がガラス張りで、外の様子もばっちり。スキー場で定番のラーメンやカレーのほか、地元ならではの信州そばや野沢菜キーマカレーにも食欲をそそられます。
動画：浅井 みら野
地図を見る景観と滑り応え両方を求めるなら、おすすめはペガサスゲレンデの林間コース。1370ｍはスキー場内で最長。一般の林間コースとは違い、コースも幅広で滑りやすく、くるくると目の前の景色が変わっていく様子が滑走意欲を掻き立てます。
写真：浅井 みら野
地図を見る滑り終わった後は疲労回復、関節痛、美肌に効果がある弱アルカリ性単純温泉の戸狩温泉へ。日帰り入浴施設の“暁の湯”はペガサスゲレンデから徒歩1分と近く、駐車場も完備しています。
地元の活性化を願って築かれた「戸狩温泉スキー場」。ぜひ訪れた際は、スキー地蔵に今シーズンの安全を祈願してから滑り始めてみてはいかがでしょうか。
住所：長野県飯山市大字豊田6356
電話番号：0269-65-2359
営業時間：2023年12月23日～2024年3月24日（予定）
アクセス：上信越道・豊田飯山ICより車で約25分
2024年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/12/2更新)
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