神社境内が猿だらけ?壱岐「男嶽神社」参拝が面白い

神社境内が猿だらけ?壱岐「男嶽神社」参拝が面白い

更新日:2020/01/31 14:56

土庄 雄平のプロフィール写真 土庄 雄平 日本深掘りサイクリスト、樹氷を愛する登山家、B級グルメ探訪家
神社庁登録数だけでも、島内に150もの神社を数える「壱岐」。ユニークな神社及びパワースポットが数々存在しており、今回紹介する芦辺「男嶽神社」はその代表的な存在として知られています。何と言っても神社のお宮周りを固めるように並んだ石猿(猿の石像彫刻)が有名で、その特異な景観を見て、パワーチャージ授かろうと数多くの人が訪れます。参拝後の"おみやカフェ"や、境内に位置した展望台など付近にも見所満載!

新型コロナウイルスの発生と感染拡大に伴う、県境をまたいだ移動の自粛が2020年6月19日より解除されます。また県境をまたぐ観光については「徐々に行い、人との間隔を確保すること」というガイドラインが政府より示されています。各種報道機関の発表、施設や各自治体のホームページなどで最新の情報をご確認ください。(LINEトラベルjp)
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壱岐の成り立ちにかかわる「男嶽神社」!起源は神話から

壱岐の成り立ちにかかわる「男嶽神社」!起源は神話から

写真:土庄 雄平

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壱岐の北東部、この島でも有数の山深さを誇るこのエリアに佇む神社が、今回紹介する「男嶽神社」。名前の通り、男嶽という山のピークの山頂に位置しており、隣の女嶽とともに双耳峰を形成しています。そんな男嶽神社ですが、その起源は神話にまで遡り、由緒正しい神社。

なんと、古事記に見られる神話「国産み」にて、壱岐へ降臨した神様「天比登都柱」(アメノヒトツバシラ)を先導した猿田彦命を御祭神として祀っているのです。とても神聖な地であったため、明治に至るまで一般人の入山は認めていなかったと伝わっています。

境内に猿が250匹!?「男嶽神社」石猿群が面白い

境内に猿が250匹!?「男嶽神社」石猿群が面白い

写真:土庄 雄平

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それほど、長きにわたり崇高な存在として扱われていた「男嶽神社」には、一般人の参拝解禁後、ある文化が定着しました。それこそ「石猿」を置く文化!なんと神社のお宮を取り囲むように、石猿がびっしり並んでいます。その数は250超とも言われ、今やこの神社の代名詞になっています。

この文化の成立過程は定かになっていませんが、恐らく御祭神の「猿田彦命」の名前に因んでいると考えられています。しかしながら壱岐に野生の猿は一匹も生息していません。なんだか不思議な事実関係ですね。

境内に猿が250匹!?「男嶽神社」石猿群が面白い

写真:土庄 雄平

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石猿が一番固まっているのは、赤い鳥居が据えられた祭殿右側。様々な表情のお猿さんが密集して並ぶ風景は、何とも言えない味を醸し出しています。見ざる・聞かざる・言わざるの三猿や、盃をもった猿、子供を抱っこした猿の像まで、実に個性に富んでいます。

境内に猿が250匹!?「男嶽神社」石猿群が面白い

写真:土庄 雄平

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そんな中、よく目を凝らしてみれば、随所に紛れ込んでいるお調子者の猿も!?石猿の風化具合やモチーフを見ていると、この石猿を置く風習が現代まで脈々と受け継がれていることが分かります。

祭殿周りをぐるりと!三猿オンパレード・石牛も

祭殿周りをぐるりと!三猿オンパレード・石牛も

写真:土庄 雄平

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鳥居でお祈りしたら、祭殿周りを一周しましょう。神社の構造上、一番奥の祭殿には参拝できないのですが、その祭殿を囲むように石猿が並べられており、こちらも見応え抜群!

特に神社右手側には様々な三猿が置かれており、よく観察してみれば、とても楽しむことができますよ。例えば、自分の目や耳、口を塞ぐスタイルが一般的な三猿ですが、中には相手の目や耳、口を塞いでいる三猿や、下ネタを盛り込んだ独創的すぎる三猿も!(笑)

祭殿周りをぐるりと!三猿オンパレード・石牛も

写真:土庄 雄平

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また途中「これは猿なのか?でも何故か、つぶらな瞳が憎めないっ!」という子ザルも。日本昔話に出てくる一休さんを彷彿とさせ、そのわんぱくな表情に思わず頬が緩んでしまいます。

もはや、石猿を納めるという風習になぞらえた、お笑い石猿の製作合戦と言えるでしょう!

祭殿周りをぐるりと!三猿オンパレード・石牛も

写真:土庄 雄平

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一方、祭殿の左側には、猿とは打って変わって石牛が並びます。実は、石猿が置かれるようになる前までは、石牛を奉納していたと言われ、その名残です。石猿は300超に対し、石牛は60頭ほど。こちらも微妙に表情や足の畳み方が異なるので、観察してみると面白いですよ!

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展望台や"おみやカフェ"も!「男嶽神社」の見所+α

展望台や"おみやカフェ"も!「男嶽神社」の見所+α

写真:土庄 雄平

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さて、これまで石猿群を中心に「男嶽神社」を紹介してきましたが、実には+αで楽しめる点もポイント!例えば、神社境内に位置する「展望台」へと上がれば、壱岐の大地を360度眺めるダイナミックなパノラマが広がります。

展望台や"おみやカフェ"も!「男嶽神社」の見所+α

写真:土庄 雄平

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また参拝後には、かつてお籠り(神社に籠って生活する宗教行為)に使われていたお堂を改装して作られた「おみやカフェ」の立ち寄りもオススメ!壱岐の柑橘類を使った自家製・神社エール(ジンジャーエール)で一息つくことができます。囲炉裏スペースは、ほっこりする癒しの空間。

展望台や"おみやカフェ"も!「男嶽神社」の見所+α

写真:土庄 雄平

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また密かに話題なのが、神社の境内に至るまでの坂道!200mにわたって傾斜20%を超える激坂が登場し、サイクリストの脚力試しに使われています。これを登り切れれば、晴れて壱岐のヒルクライマーの仲間入り!また車でお越しの方も、車がかなり傾くので、この凄まじい傾斜を身を以て体験できるはず!

壱岐旅で訪れたい!ユニークすぎるスポット「男嶽神社」

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写真:土庄 雄平

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神が造った島「壱岐」。その歴史的背景から、島内に数多くの神社が点在していますが、その一つ一つに注目してみると、神社と人の関係性を読み取ることができます。例えば、今回紹介した「男嶽神社」は、一般人入山禁止の崇高な山という位置づけから、次第に人々が神に親しみをもって通う場所へと性格を変えたと考えられます。徐々に多彩な表現が取られるようになった石猿群が、それを物語っていると言えるでしょう!

壱岐の人と文化の結びつき方。それを連想することのできる「男嶽神社」へ、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか?

男嶽神社の基本情報

住所:長崎県壱岐市芦辺町箱崎本村触1678
電話番号:090-5400-2581
アクセス:芦辺港から車で15分、壱岐空港から車で30分

2020年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2019/12/29 訪問

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