羊蹄山が見える名店「レークヒル・ファーム」で地元素材ジェラートを

羊蹄山が見える名店「レークヒル・ファーム」で地元素材ジェラートを

更新日:2023/05/10 09:43

木内 つばめのプロフィール写真 木内 つばめ 子連れ海外トラベラー、海外旅育応援ブロガー
北海道出身の筆者が自信を持って今回オススメするのは洞爺湖畔にある「レークヒル・ファーム」。北海道へ行けば至る所で販売されているアイスクリーム。目についたところのものを食べて「おいしい!やっぱり北海道だね!」なんて感動していたらまだまだ北海道旅行の初級編。本当においしいアイスクリームを食べるには、ちゃんと足を使って行きましょう!道民も足繁く通うアイスクリーム屋さんをご紹介いたします。

その日に絞った牛乳、北海道素材で作られた繊細なジェラート。

その日に絞った牛乳、北海道素材で作られた繊細なジェラート。

写真:木内 つばめ

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レークヒル・ファームの最大の魅力は何と言っても、種類豊富で珍しいテイストのジェラート。スタンダードな味はもちろん、紫蘇やかぼちゃ、とうもろこし・・・といった「こんな味もジェラートになるの?!」というような素材で作られたものがたくさん。そしてきちんとジェラートに合った味になっているから不思議、おいしいのです。毎日お店に並ぶのは20種類で、季節などにより用意されるジェラートは変わります。その日に搾った牛乳をベースに、地元や牧場内の農園で取れたものを原料にこだわって作られるまじめなジェラート。どれも優しい甘みとなめらかさで繊細に仕上がってます。

オススメのテイストはたくさんあるのですが、なかでも是非食べていただきたいのは、「かぼちゃ」、「ホワイトクリーム」、「りんご」の3つ。特にりんご味というのは他でも食べられそうだから外す方がいるかもしれませんが、ここのりんごのジェラートは別格。洞爺湖周辺はりんごの生産でも有名なのですが、りんごそのままを食べているようなジューシーさ、余計な甘みがなく、すっきりとしたくちどけ感は、他では真似できない技と味であることを素人でも感じられるくらいです。ジェラートはダブルで2種類の味を盛ってもらうのですが、味の組み合わせも重要なお楽しみ。迷った方はかぼちゃとホワイトクリームを選んでみて下さい!純粋無垢なアイス本来の味のホワイトクリームと、ほどよいかぼちゃの味が混ざり合う「境目の部分」が絶妙です。

景色もアイスの「美味しさ」に荷担。羊蹄山を望む絶景ポイント!

景色もアイスの「美味しさ」に荷担。羊蹄山を望む絶景ポイント!

写真:木内 つばめ

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味はもちろん、レークヒル・ファームに誰もが足を運ぶもう1つの理由に景色があります。お店の手前には素朴で可愛らしい花畑が広がり、またお店を突き抜けると大人も駆け出したくなるような広々とした牧草地が続いております。そして天気がいい日には蝦夷富士として知られる羊蹄山が美しい姿を見せてくれる、なんとも貴重な場所。運がよいと牧草ロールなんかが転がっていて、これぞ北海道!というような景色を満喫できるでしょう。この道南エリアではなかなか見つけられないような風景です。

また可愛らしいヤギやウサギがおり、餌やりなどもできます。ボールなどのちょっとした遊具も無料で貸してくれるので、美味しいアイスに絶景の中での外遊びといった最高の組み合わせで、お子様たちにも喜ばれること間違いないでしょう。

洞爺湖温泉に宿泊する方、ニセコ・ルスツへ行く方には絶好の立寄スポット!

洞爺湖温泉に宿泊する方、ニセコ・ルスツへ行く方には絶好の立寄スポット!

写真:木内 つばめ

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レークヒル・ファームは洞爺湖温泉街から車で約10分程度のところにあります。温泉旅館でお刺身などの海鮮ものの食事が続いたら、アイスクリーム屋さんに併設されたカフェでカジュアルな食事をするのはいかがでしょう。胃袋のいい気分転換になります。地元の野菜を使ったビーフシチューや田舎風カレーライスなどの洋食があります。同じ湖畔でも温泉街の静寂な湖とレークヒル・ファームの牧歌的な景色では雰囲気が全く違います。ぜひ洞爺湖畔の2つの顔を覗いてみて下さい。

またレンタカーで新千歳空港から洞爺湖を通ってニセコやルスツ方面へ行くというプランを立てる方、結構いらっしゃると思いますが、北海道のドライブはしばらく同じ景色が続きます。特にお子様が一緒だと必ず飽きがきてしまう。駐車場も広くて車も入りやすいレークヒル・ファームは長いドライブの休憩地としては最適です。絶品ジェラートで糖分をチャージし、リフレッシュしましょう!逆にここを通り過ぎると次の休憩地はなかなか見つけにくいです。

自分も味わえ、お土産にもでき、一石二鳥!

誰かに教えたくなるようなおいしいジェラート、なんとお店から配送もできます!お土産としてグルメな仲間に送るのもいいですね。旅の後半、お土産選びに悩まなくて済む上、身軽に帰れます。ぜひ道南へ行くときにはレークヒル・ファームを訪れてみて下さい!アイスクリームの世界観が変わります。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2013/07/24 訪問

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