写真:Lily T
地図を見る1185年に起きた「壇ノ浦の戦い」は、源平最後の合戦です。下関市にある彦島が平氏の拠点であり、そこからすぐ近くの壇之浦にて双方が船に乗って戦いました。
初めは平氏が優勢でしたが、その後潮の流れが変わり源氏が有利になっていったと伝えられています。敗北を確信した平氏の武士たちは、次々と海へ入水していきました。
当時8歳の安徳天皇は、二位尼に抱えられながら海に入水しました。幼い安徳天皇の最期は、歴代天皇の中でも悲痛な最期として現代まで語り継がれています。
壇ノ浦の戦いに見事勝利した源氏。その後、源頼朝によって時代は鎌倉時代へと移り変わっていきます。
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地図を見るその壇之浦古戦場跡は、現在では「みもすそ川公園」と呼ばれる都市公園になっています。
園内には「壇の浦古戦場址の碑」があり、安徳天皇縁起絵図の一部を元に当時の合戦についての説明が記されています。
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地図を見る御裳川(みもすそがわ)は当時関門海峡へと注ぐ小川でしたが、現在は公園と国道の下を流れています。園内には御裳川に架かる朱色の橋を再現したレプリカもあり、当時の様子を垣間見ることが出来ます。
写真:Lily T
地図を見る公園に入ると、合戦で源氏を勝利へと導いた源義経と平知盛が戦う姿の像が目に飛び込んできます!静かな公園に佇む像は、とてもインパクトがあります。
像の中央には、合戦についての詳細な説明書きがあります。
写真:Lily T
地図を見る「義経」は2005年に放送された大河ドラマで、主演の滝沢秀明さんをはじめ、中越典子さんなど出演された俳優の手形も展示されています。
ファンにとってはたまらない観光スポットでもあります!
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地図を見る時代は幕末へと移りますが、みもすそ川公園では「下関戦争」で使用された長州砲のレプリカも展示されています。
この公園は長州の砲台跡であり、全部で5つの大砲が関門海峡に向けられています。時代は違いますが、下関の歴史について知ることが出来る貴重な場所でもあります。
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地図を見るその他、公園の近くには安徳天皇を祀る「赤間神宮」があります。竜宮城をモチーフにした神社で、下関随一のパワースポットとして人気を集めています。
詳しくは、文末の関連MEMOにてご確認ください!
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地図を見る現在はみもすそ川公園として知られる壇之浦古戦場跡は、当時の合戦を後世に伝えている貴重な場所です。
また、関門海峡を望める場所でもあるので景色を見ながらゆっくり出来ます。
下関へ観光の際は、ぜひとも壇之浦古戦場跡まで足を運んでみてください!
住所:山口県下関市みもすそ川町1番
電話番号:083-231-1350(下関市観光政策課)
アクセス:JR下関駅からバスで12分 「御裳川」バス停から徒歩すぐ
2020年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/3/19更新)
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