上高地に到着したら、まずは荷物を宿泊するホテルに預けましょう。ホテルはいくつかありますが、オススメは2つ。
1つめは、<大正池ホテル>。こちらはホテル名の通り大正池のほとりに建っています。朝もやの大正池を鑑賞するには、絶好の立地ですよね。<大正池ホテル>というバス停があり、ホテルの目の前で停車しますので荷物を持っての移動もあまり苦になりません。
2つめは、<上高地ルミエスタホテル>。こちらのホテルは温泉があるホテルです。上高地内で温泉のあるホテルは実は2施設しかないので貴重ですよね。源泉かけ流しの温泉でのんびりすれば、散策の疲れも癒されます。こちらの温泉は日帰り入浴も可能ですので、宿泊していない方もぜひ寄ってみてください。また、夕食は本格的なフレンチ。ホテルオリジナルの食器でいただくフレンチはまさに感動の連続です。こちらのホテルにお越しの際は、<上高地バスターミナル>で下車すると便利です。
初日の散策は、明神池まで足を延ばしてもいいかもしれません。河童橋からは、片道1時間くらいですのでちょうどよい散策コースになると思います。写真は、右岸を歩いて河童橋から明神池まで行く途中に撮ったものです。
写真:帆村 由花
地図を見る散策の途中に大自然の中で食べるお弁当も楽しみのひとつですよね。そんなときにオススメなのがネーミングもかわいい<河童のひるめし>。地元の食材を使ったボリュームたっぷりのお弁当。外でも食べやすいように工夫されているのもポイントです。こちらのお弁当は、前述の<上高地ルミエスタホテル>の売店もしくは上高地バスターミナルにある売店で購入することができます。
※写真は取材時のものです。個数限定で販売となるため、予約がおすすめです。
写真:帆村 由花
地図を見る翌朝、朝食前に出発です。
<大正池ホテル>に宿泊の場合を除き、他のホテルに宿泊の場合は大正池まで朝の散歩が必要になります。<上高地ルミエスタホテル>から大正池までは、歩いて40分くらいかかりますので、頑張って早起きしましょう。時期によって朝もやが見える時間は異なりますが、目安として8月は8時〜8時半頃、9月は7時〜7時半頃です。夏とは言えども上高地の早朝はかなり冷えます。朝露に濡れる可能性もありますので、できれば長袖が良いでしょう。くれぐれも服装には注意して出掛けてくださいね。
まだ薄暗い大正池に着くと、カメラを構えて日の出を待つ人々がちらほらといます。その人たちに混ざって、奇跡の瞬間までじっと待っていてください。間もなくその瞬間がやってきます。
写真:帆村 由花
地図を見る日が昇り始めると、朝もやに包まれた大正池が浮かび上がってきます。昼間のさわやかな表情とは全く違う神秘的な景色に圧倒されること間違いなし。しばしその余韻を楽しんでください。しかし、日が昇るのはあっという間。大正池の雰囲気が一転します。夏の爽やかで清々しい青空と緑の美しい山々といういつもの景色に戻っていきます。貴重で神秘的な一瞬一瞬を見逃さないようにしてくださいね。
思い思いに景色を楽しんだ後は、皆それぞれのホテルに戻って朝食タイム。こんなに清々しい気分で朝食を食べることって滅多にないことだと思います。ぜひ上高地旅行の際は、上高地内に宿泊することをオススメします。
宿泊するのであれば、今回ご紹介した早朝の景色に加え、夜の上高地もオススメですよ。天気が良ければ広い空に輝く無数の星が見えます。遊歩道が整備されているので河童橋付近がオススメ。ホテルのバルコニーからでも見えるかもしれません。心地よい風に吹かれて、心も体もリフレッシュしてくださいね。
この記事の関連MEMO
この記事を書いたナビゲーター
帆村 由花
横浜市在住、2児の母。食べ歩きとカメラが好き。「子連れグアム」にはまっています。国内外問わず子連れでも楽しめる旅をご紹介致します。日帰りで楽しめる施設や公園なども多く紹介していきます。私自身、旅を通し…
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較!
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索