神戸市立博物館で特別展!400年以上の竹中工務店の歴史を体験

神戸市立博物館で特別展!400年以上の竹中工務店の歴史を体験

更新日:2020/01/29 17:01

けいたろうのプロフィール写真 けいたろう 旅するグルメライター
神戸市立博物館にて大手総合建設会社である竹中工務店の特別展「建築と社会の年代記―竹中工務店400年の歩み―」が3月1日(日)まで開催中。

神戸ゆかりの竹中工務店の発足から現在までの400年の歩みを、古文書や図面、写真と映像、模型など歴史的、美術的な建築資料によって紹介。技術革新や都市の移り変わりなどが展示されています。

新型コロナウイルスの発生と感染拡大に伴う、県境をまたいだ移動の自粛が2020年6月19日より解除されます。また県境をまたぐ観光については「徐々に行い、人との間隔を確保すること」というガイドラインが政府より示されています。各種報道機関の発表、施設や各自治体のホームページなどで最新の情報をご確認ください。(LINEトラベルjp)
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竹中工務店のルーツは織田信長の普請奉行

竹中工務店のルーツは織田信長の普請奉行

写真:けいたろう

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社名を聞くと近代的な建築を手掛ける企業のように思える竹中工務店ですが、その起源は思った以上に古く、なんと織田信長の時代にまで、さかのぼります。

当時、織田信長に普請奉行として仕えていた竹中藤兵衛正高をルーツとし、400年以上の長きにわたって培われた竹中工務店の技術が集結した特別展。まず来館者が最初に目に触れることになるのが、神社仏閣修復の展示エリア。

竹中藤兵衛以降、多くの宮大工が在籍し神社仏閣の修復も得意としてきた竹中工務店。宮大工の大工道具や、伝統的な技法など、さまざまな展示がなされています。

竹中工務店のルーツは織田信長の普請奉行

写真:けいたろう

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神社仏閣の展示の中でも特に目を引くのが、こちらの組木の展示。正福寺という三重県鳥羽市にあるお寺の本堂の庇(ひさし)部分の原寸大模型で、二層目隅三手先組物模型(原寸)とよばれる構造物の展示となっています。

普段は寺の屋根の上にあるので小さく見えますが、目の高さで対面するとその大きさにビックリ。また木材の緻密で精巧なようすにも驚かされます。

竹中工務店のルーツは織田信長の普請奉行

写真:けいたろう

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なお展示されている組木はCGによって、それぞれのパーツが再現。動画によって組み上げられるようすがモニタに映し出されていていますが、複雑そうなパーツ結合の様子は、まるで難解なパズルのようであると改めて知らされます。

竹中工務店と日本の近代化のあゆみ

竹中工務店と日本の近代化のあゆみ

写真:けいたろう

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400年の織田家の普請奉行にルーツをもつ竹中工務店ですが、明治32(1899)年、竹中家の14代藤右衛門が会社を創立。文明開化によって近代化がすすむ日本の中でも、国際港を開港し都市化が進んでいた神戸の土地が選ばれ、翌年には三井銀行小野浜倉庫を神戸に竣工させています。

ちなみに今でこそ馴染みの深い工務店という言葉ですが、この言葉を考えたのは実は、竹中工務店。語源としては「設計と施工は切り離せない」という考えから「工務」という言葉を考え、仕事は常に顧客ありきという精神から社名に「店」の文字を使い「工務店」という造語を作り上げました。今では多くの企業がその理念に続き、工務店を名乗ることとなり、広く一般に知られる言葉となりました。

竹中工務店と日本の近代化のあゆみ

写真:けいたろう

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設計と施工の結びつきを大事にしつつ顧客を思う仕事が評価を受け、竹中工務店は明治の日本の近代建築を多数手がけ、同時に多くの多くの工法を用いて建設を行ってきました。

今回の特別展では、建造物の建築当時の貴重な記録映像や再現CGなど、ここでしか見られない資料が多数展示されています。

都市の景観の中に息づく竹中工務店

都市の景観の中に息づく竹中工務店

写真:けいたろう

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歴史的な資料や革新的な工法や技術が大小さまざまな形で展示されている、今回の「建築と社会の年代記―竹中工務店400年の歩み―」。数多くの展示物の中で、ある意味特徴的なのがこちらのミニチュア。

関西在住の人ならすぐにピンと来る大阪の街並みです。一見しただけでは、普通のミニチュアですが白い建物は、すべて竹中工務店が手掛けた建物。改めて竹中工務店が都市計画のウェイトの大きさを実感できます。

都市の景観の中に息づく竹中工務店

写真:けいたろう

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また1970年の際にも、竹中工務店が多くのパビリオンを手掛け、その資料も展示されています。2025年に開催される万博にむけて予習しておくのもいいかもしれません。

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自分に愛着のある建造物と竹中工務店

自分に愛着のある建造物と竹中工務店

写真:けいたろう

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先ほどの大阪のミニチュアのように都市計画の中で、大きな役割を担っている竹中工務店。実際にこれまでに施工した建築物は、一例をあげるだけでも関西では、大阪の通天閣やスカイビル、ビルとして日本一の高さを誇るあべのハルカスなど多種多様に手掛けています。

自分に愛着のある建造物と竹中工務店

写真:けいたろう

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また関西のみならず、日本全国に目を広げるとライブの聖地である日本武道館や長らく東京のランドマークであった東京タワー。札幌・東京・ナゴヤ・大阪・福岡の5大ドーム球場。全国の商業施設やホテル、オフィスビルなど実に種類豊富。

特別展の資料を見る内にきっと自分にゆかりがあり愛着のある建築物の設計図などの資料を見つけることができると思います。

自分に愛着のある建造物と竹中工務店

写真:けいたろう

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例えば、京都の西本願寺のすぐ脇に立つ特徴的な洋館の本願寺伝道院。こちらも、竹中工務店の施工建築物。純和風な京都の風景の中に建つ、美しい洋館に使用されている、窓やレンガなどが展示されています。

実際に見られる竹中工務店の作品

実際に見られる竹中工務店の作品

写真:けいたろう

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今回の展示の中で資料や昔の写真などで見た、竹中工務店の施工した建物の数々。きっと展示を見ている内に「実際に建築物を見に行ってみたい」という考えがよぎります。

そこで何と言ってもオススメとなるのは、今回、展覧会が行われている神戸市立博物館。会場となる建物自体も竹中工務店の建築によるもの。いわば作品の中に身を置きながら資料を見ているというマニアにとってはたまらない状況となっていたのです。

実際に見られる竹中工務店の作品

写真:けいたろう

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入館時には何気なく入り口を入っていた博物館も、歴史的な背景や資料を見たあとでは印象が変わるはず。お帰りの際には、すみずみまで観察してみましょう。

実際に見られる竹中工務店の作品

写真:けいたろう

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また会場から徒歩5分ほどの海岸ビルという建物も、竹中工務店によるもの。建築当時の写真を見た建物を会場からサッと見に行けるので、外観だけでも見学してみるのをオススメします。

竹中工務店という企業の歴史から都市計画を振り返る

400年以上の歴史のある竹中工務店。長い間、都市づくりを手掛けた企業の特別展では、一つの企業という枠をこえて、都市計画の移り変わりや都市の在り方まで見えてきます。

また、今回紹介した部分以外にも、阪神淡路大震災を経験した竹中工務店による復興のようすや未来への都市づくりの計画なども展示されています。オシャレな建築物の多い神戸で、街づくりについて楽しく学んでみませんか?

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掲載内容は執筆時点のものです。 2020/01/10 訪問

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