写真:手塚 大貴
地図を見る香港ひみつの絶景スポット、「ガーデンヒル(嘉頓山)」があるのは、九龍北部の地区、深水ホ(シャムスイポー)。MTRセン湾線で尖沙咀から約10分、香港で最も古い地区のひとつとして知られる、庶民的な下町です。
ガーデンヒルへの最寄り出口は、D2出口。電子機器を扱う露店が並んだり、洗濯物が干された住宅が建ち並ぶ街並みを眺めながら、ガーデンヒルを目指しましょう。
写真:手塚 大貴
地図を見る電気製品を売る店が多く、「香港の秋葉原」とも称される深水ホ。映画『インファナル・アフェア』や『トランスフォーマー:ロストエイジ』、『攻殻機動隊』などのロケ地にもなった地区です。
スマホグッズを扱う店などが並ぶ鴨寮街、おもちゃを売る店が多い福榮街、ビーズや天然石が輝く汝州街……。安くて美味しいグルメも多いので、腹ごしらえをしてからガーデンヒルへ向かうのもオススメです。
写真:手塚 大貴
地図を見るガーデンヒルの登り口は、深水ホ駅から徒歩5分ほどのYHA美荷樓青年旅舍のすぐ脇。ユースホステルになっている建物の手前の道を、右横に入っていきましょう。まるでユースホステルの敷地内に続いているかのような狭い道ですが、この道で間違いないのでそのまま進んでください。
やがて山の法面に作られた階段が見えてくるので、ここを登っていきます。絶景ポイントまでは徒歩10分ほどです。
写真:手塚 大貴
地図を見るガーデンヒルの絶景ポイントまでは400段ほどの階段が続きますが、安全に整備されているので大丈夫。誰でも安心して登れます。ただし、歩きやすい靴で訪れるのと、帰りが夜になる場合は周囲が暗くなるので懐中電灯があるといいでしょう。
写真:手塚 大貴
地図を見る階段を登っていくにつれ、眼下に深水ホの街並みが広がるようになります。絶景ポイントから見える景色とはちょっと違うので、足が疲れたら街並みを眺めながら休憩するのもオススメです。
写真:手塚 大貴
地図を見るガーデンヒルは、標高約90mの小高い山。その頂上は公園になっていますが、絶景ポイントはその手前の、南西側に景色が大きく開けた部分です。
ここは地元の人にしかほとんど知られていない絶景スポット。夕方になると、若いカップルや写真好きの人などが集まりますが、日本人観光客が訪れることはまだまだ少ないです。
写真:手塚 大貴
地図を見るガーデンヒルからは、深水ホだけでなく、長沙湾から石コウ尾までの九龍の街並みを一望。ビルの間からは昂船洲大橋の姿も見え、遠くには香港一の高層ビルである環球貿易広場、さらに香港島の高層ビル群まで望みます!
香港の絶景スポットといえば、ヴィクトリア・ピークが定番。でもこのガーデンヒルなら、無料で気軽に登れるだけでなく、街並みがより近いので天候に左右されることなく景色を楽しめます。
写真:手塚 大貴
地図を見るさらに天気が良い日なら、ビルの間に沈みゆく夕日も眺められます。香港の高層ビル群とオレンジ色の夕日は、被写体としても絶好です。
写真:手塚 大貴
地図を見るガーデンヒルからの景色が最も輝くのは、夕暮れから夜にかけてのマジックアワー。茜色の空、灯りが点き始める高層マンション群、遠くから聞こえてくる街のざわめき……、香港ならではのマジックアワーにうっとりさせられます。
写真:手塚 大貴
地図を見る夜景も美しいガーデンヒル。海沿いにかけて連なる高層マンション群がきらきらと輝く景色は圧巻。ヴィクトリア・ピークとは異なり、香港の人々の生活をより感じさせる夜景を楽しめます。
写真:手塚 大貴
地図を見るガーデンヒルの魅力は、香港の他の絶景スポットよりも、アクセスが簡単なこと。香港観光の合間に気軽に立ち寄ることができ、軽いハイキング気分で登れます。
地元のカップルがひっそりと囁きに訪れる、ひみつの絶景スポット、ガーデンヒル。その美しい景色は、香港を訪れた旅人にとっても、きっと思い出深いものになるはずです。
住所:Berwick St, Shek Kip Mei
アクセス:MTRセン湾線・深水ホ駅から徒歩15分
※歩きやすい靴で訪れましょう。夜は懐中電灯があると安心です。
2020年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2025/2/14更新)
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