写真:結月 ここあ
地図を見る小田原駅から伊豆箱根鉄道・大雄山線に乗って20分ほどで、春めき桜スポットの「富士フィルム前駅」に着きます。
写真:結月 ここあ
地図を見る小さな無人駅の「富士フィルム前駅」からは、春めき桜の咲く狩川までは、徒歩3分ほど。
写真:結月 ここあ
地図を見る川に沿って一周1.5キロの遊歩道があり、大泉河原橋から神崎橋の間の両岸には、171本ほどの「春めき桜」が咲く美しい桜並木が続きます。
堤防の土手には菜の花も植えられていて、桜と菜の花も楽しめます。
写真:結月 ここあ
地図を見る大泉河原橋から川を挟んで左側が「幸せ道」、右側が「春木径」と呼ばれています。
先ずはこの幸せ道から歩いてみましょう。
春めき桜は、カンヒザクラとシナミザクラの交雑種の一つで、以前は足柄桜とも呼ばれていました。樹高は低く、目線に咲く桜は嬉しいですよね。
写真:結月 ここあ
地図を見る丁度この辺りが、中間地点です。さらに歩くと神崎橋があり、それを渡って大泉河原橋まで帰ってくる約1.5キロを歩くのがお勧め。
写真:結月 ここあ
地図を見る狩川は、神奈川県の足柄平野西部を流れて、酒匂川に合流する二級河川です。
写真:結月 ここあ
地図を見る幸せ道から対岸の真正面には、箱根山の外輪山の最高峰の金時山が望めます。四十万年前の大噴火によって誕生したもので、金時山の北側一帯は足柄山と呼ばれています。
金時山といえば、昔話の金太郎が動物たちと遊んだ場所ですね。この左脇には、天気がよければ、雪を被った富士山を見ることができます。
写真:結月 ここあ
地図を見る神崎橋を渡り、春木径を歩いてみましょう。春めき桜は、2000年3月に品種登録された比較的新しい桜なので、 樹高が低い分、人物とのショットも綺麗に写ります。
真っ青な青空にピンクに染まる春めき桜と、輝く黄色の菜の花を見ながらの散策は気持ちがいいです。
写真:結月 ここあ
地図を見る春めき桜が植えられたいきさつは、南足柄市名誉市民であった富士フイルム株式会社の創設者であった春木榮氏が、平成12年に101歳で逝去されました。春木榮氏は、南足柄市勢の発展と富士フイルム株式会社の伸展に大きく貢献され、その偉業を偲び、永く後世に伝えるため、この創業の地に101本の春めき桜(旧・足柄桜)を植裁したのが始まりです。
写真:結月 ここあ
地図を見る春めき桜の色は、ソメイヨシノよりも少し濃いピンクで、河津桜よりは薄いピンク、そして塊で花を咲かせます。ほんのりピンク色がなんとも可愛いんですよ。
写真:結月 ここあ
地図を見る春になるといろいろな桜が咲きますが、珍しい「春めき桜」はいかがですか。1.5キロの散策路を歩けば、たくさんの春が見つけられますよ。川辺には鴨が羽を休ませていたり、春の花たちも目を覚ましています。小田原に近いことから、箱根や伊豆観光にも便利なところです。
なお桜は、その年の気候によっても開花や見頃が違いますので、情報をご覧の上お出掛けください。
住所:神奈川県南足柄市狩野124-3
アクセス:小田原駅より伊豆箱根鉄道・大雄山線20分
富士フィルム前駅下車徒歩3分
2020年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/10/8更新)
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