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写真:伊都 をかし
地図を見るフエはハノイとホーチミンのほぼ中間地点に位置し、かつてはベトナム最後の王朝であるグエン朝の首都として栄えていました。そのため、王宮や歴代皇帝の帝陵、寺院など歴史的な建造物が数多く点在しています。
「ティエウチー帝陵」は世界遺産に登録されている7つの帝陵のうちのひとつで、フエ市街地から南に約6キロメートルのところにあります。因みに、帝陵というのは皇帝のお墓のことです。ミンマン帝陵とカイディン帝陵のちょうど真ん中あたりでどちらからも車で10分くらいの距離にありますが、いつも観光客でにぎわっているミンマン帝陵やカイディン帝陵と違って、ティエウチー帝陵はたいていひっそりとしています。静かな空間でのんびりと時の流れに思いを馳せることができますよ。
ティエウチー帝陵に立ち寄るツアーはあまりないので、タクシーを利用してください。ミンマン帝陵からカイディン帝陵に向かう途中か帰り道に立ち寄るのがお勧め!
写真:伊都 をかし
地図を見るティエウチー帝は第3代の皇帝で、詩を愛した穏やかな人柄であったと伝えられています。ティエウチー帝陵はそんな穏やかなティエウチー帝にふさわしい控えめで穏やかな空間になっています。
ほかの帝陵は回りをぐるりと壁で囲われているのですが、このティエウチー帝陵の回りには壁がありません。どこまでが帝陵でどこからが村なのかわからないくらい田園風景の中に溶け込んでしまっています。
写真:伊都 をかし
地図を見るベトナムの帝陵は日本の天皇陵と比べるとかなり派手です。そして、豪華絢爛なカイディン帝陵、広大なミンマン帝陵など帝陵ごとにそれぞれが個性的です。でも、すべての帝陵に共通する要素もあるんですよ。それは拝庭、碑亭、段台状テラス、寝殿、そして石棺です。同じ要素を持ちながらそれぞれに異なった雰囲気を醸し出しているで、それぞれの帝陵の個性を見比べるのは楽しいですよ。
たとえば拝庭に並んでいる石像たち。豪華絢爛なカイディン帝陵の石像は2列にズラリと並んでいますが、穏やかで控えめなティエウチー帝陵の石像は1列です。静かな空間で眺めると石像たちの表情まで穏やかな気がしてきますよ。ぜひほかの帝陵の石像と見比べて見てくださいね。
写真:伊都 をかし
地図を見るティエウチー帝陵にはまわりを囲っている壁がないせいか、帝陵の敷地じゃないのかな?と思えるような場所に牛がつながれていたり、近隣の住民らしい人たちが帝陵の池で釣りを楽しんでいたりして、観光地感はかなり低めです。修復や整備がまだ進んでおらず、かつてあった建物がなくなり基礎だけになってしまったところに草花が生い茂ってたりするので、遺跡感はかなりあります。静かに歴史に浸りたい方にお勧めのスポットですが、トイレがありませんので、それだけは注意してくださいね!
住所:Xa Thuy Bang, Thi Xa Huong Thuy, Thua Thien Hue
アクセス:フエ市内から車で約15分
開館時間:7:00〜17:30(年中無休)
料金:大人 4万ドン、子供(12歳以下)無料
2020年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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