「マリアーノ・イン・トスカーナ」絶景を見ながら城壁ウォーキング

「マリアーノ・イン・トスカーナ」絶景を見ながら城壁ウォーキング

更新日:2020/02/16 15:33

中山 久美子のプロフィール写真 中山 久美子 トスカーナ専門コーディネイター、日伊通訳
イタリア・トスカーナ州の南に位置するマレンマ地方には、個性的な小さな村がたくさんあります。その中の1つが、このマリアーノ・イン・トスカーナ。最大の魅力は村の3辺に残った中世の城壁で、うち200mほどが遊歩道として開放されているのです。そしてもう1つの見所は、郊外にある廃墟のサンブルーツィオ修道院。オリーブ畑と歴史的建造物に囲まれて古に思いをはせる、歴史好きにはたまらない村ですよ。

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旧市街に残る、南北2つの門とそれをつなぐ城壁

旧市街に残る、南北2つの門とそれをつなぐ城壁

提供元:comune di Magliano in toscana

http://www.comune.magliano-in-toscana.gr.it/地図を見る

マリアーノ・イン・トスカーナは、雄大な自然に囲まれたゾーンにある城塞の町です。ブドウとオリーブの畑の中に現れる姿は、本当に印象的。旧市街は、大きな稜保と側防塔を持つ立派な城壁により3辺を囲まれ、古の姿を今も保ち続けています。

旧市街に残る、南北2つの門とそれをつなぐ城壁

写真:中山 久美子

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城壁には3つの門が残っていますが、南側にあるのがサン・ジョヴァンニ門。新市街に直結しているので、現在は旧市街へのメインの入り口となっています。そしてそこからまっすぐ伸びるのが、メインストリートのジュゼッペ・ガリバルディ通り。かつての統治者の館や教会、考古学博物館や各商店などが集まっています。

旧市街に残る、南北2つの門とそれをつなぐ城壁

写真:中山 久美子

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ジュゼッペ・ガリバルディ通りの端まで行くと、そこにあるのは北端のサン・マルティーノ門。かつてはここが村の正門で、海や他の村から運ばれてきた物品がここの税関から入り、納品後に南側のサン・ジョヴァンニ門から出て行っていました。門の外は一面に広がるマレンマの自然が美しく、この門を額縁に見立てて写真撮影する人がとても多いんですよ。

実際に城壁を歩いてみましょう!

実際に城壁を歩いてみましょう!

写真:中山 久美子

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マリアーノ観光の一番のお楽しみは、城壁上のウォーキング。現在残る城壁のうち、一番古いのはサン・ジョヴァンニ門から右側にわずかに残る部分。当時ここを統治していたアルドブランデスキ家により1323年に完成され、サン・ジョヴァンニ門のアーチの上にも、そのことが記されています。

一方、歩けるようになっているのは海の方へ向いた西側の城壁。南北どちらからでも歩けますが、北の入口は分かりにくいので、看板も出ている南側の入口から歩き始めましょう。

実際に城壁を歩いてみましょう!

写真:中山 久美子

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この西側の長い城壁とサン・マルティーノ門のある北側は、その後にここを支配したシエナ共和国により1448年に完成されました。いったん崩壊しますが15世紀末に再建設が完成し、近年の修復を経て今の姿となっています。

実際に城壁を歩いてみましょう!

写真:中山 久美子

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シエナ共和国によって建設された城壁には、半円に突き出した7つの塔が残っています。かつては海側から攻めてくる敵を監視する場所が、今では絶景を堪能したり記念撮影をするテラスのような役割に。ただし、ご覧のように壁は低く柵もないので、十分に気を付けましょう。遊歩道は約200m、最後は行き止まりとなりますので、右側の階段を下りて下さい。

この城壁の道は、いつでも自由に歩くことができます。夜は照明が少ないので、十分に気を付けて歩いてください。

<基本情報>
住所:Via G.oberdan, 13
アクセス:サン・ジョヴァンニ門より徒歩約2分

ワイン好きは8月後半の「Vinellando」へ

ワイン好きは8月後半の「Vinellando」へ

写真:中山 久美子

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マリアーノのすぐ北には、マレンマ屈指の赤ワインの銘柄「モレッリーノ」の生産地・スカンサーノがあります。もし8月後半に滞在するのなら、20以上の生産者が集まるワイン・イベント「Vinellando」に行ってみましょう。例年、8月第3週末の金・土・日の18時半〜夜にかけて開催されます。

ワイン好きは8月後半の「Vinellando」へ

写真:中山 久美子

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主な会場は、旧市街のレプッブリカ広場とリベルタ広場の2つ。各広場にある受付で5ユーロを払ってワイングラスを受け取り、そのグラスを持って各生産者カウンターを周れば、好きなだけワインが試飲できるというワイン好きにはたまらないシステムです。もちろん、気に入ったワインが見つかればボトルの購入もOK。

日によっては、ミュージックライブや子供向けの演劇などのプログラムもあり、ワインが特別好きでなくても、観光客がほとんどいないローカルなお祭りを味わうだけでも楽しいです。

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廃墟の修道院「サン・ブルーツィオ」で古の哀愁にひたる

廃墟の修道院「サン・ブルーツィオ」で古の哀愁にひたる

写真:中山 久美子

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マリアーノ旧市街から約2キロ、車で5分程度の場所にあるのが、サン・ブルーツィオ修道院です。修道院と言っても現在は廃墟となっており、翼廊と後陣の構造部分が残っているだけ。建立から現在に至るまで謎に包まれていますが、おそらく10世紀に建立が始まったベネディクト派の修道院とされています。

植物や人間の彫刻が見られることから、18〜19世紀には異教の建物と推測されたこともあったとか。それらは今も、わずかに残った柱頭に見ることができます。周りにあるのはオリーブ畑だけ。静寂の中でタイムスリップしたような感覚になる、ちょっと特殊な空間ですよ。

修道院は県道サンタンドレア沿いにあり、いつでも自由に見学できます。看板が立っていますので、車の方は県道挟んで向かい側にある駐車場を利用し、看板の方向へ徒歩で向かってくださいね。

地元民しか知らない穴場の村で、歴史と絶景を味わいましょう

これだけ立派な城壁が保存されていながら、イタリア人の間でさえもあまり知られていないマリアーノ・イン・トスカーナ。海にも比較的近いので、ここを拠点にマレンマエリアの海・内陸両方を楽しむことができますよ。

2020年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2019/08/25 訪問

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